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今日の
人間に関する名言
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1月25日
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1.
人間のやる所業には
絶対に正しいと言えることはない。
逆にどんな悪行にも
救いの種がひそんでいる。
何ごとも善と悪とが背中あわせになっていて、
それを刀で割ったように分けてはならぬ。
分別してはならぬ。
(
遠藤周作
)
2.
人といふ肉管楽器しはぶけり
(
田代青山
)
3.
おのれすなおならねど、
人の賢(けん)みてうらやむは世の常なり
(
吉田兼好
)
4.
人間には、他人の幸せを喜ぶ気持ちがあると共に、
場合によっては、
他人の不幸を喜ぶ、という一面がある。
人間とは、そうした矛盾の上に生きている者らしい。
(
尾崎一雄
)
5.
労働力を呼んだが、
来たのは人間だった。
(
マックス・フリッシュ
)
6.
人間が人間の事しか笑わないというのは、
人間が人間達と一緒に暮していなければ笑わないという事だ。
一人っきりで笑う奴はない。
思い出し笑いとは二人で笑う事である。
(
小林秀雄
)
7.
自分自身に適せず、踏み迷って、
休むことを知らない存在、
それが人間である。
理性的存在としては
余りに多くの自然を有し、
自然的存在としては
余りに多くの理性を有している
──どうすればよいのか。
(
ゲオルク・ジンメル
)
8.
人は弱き不幸な動物である。
彼の霊魂に神の火の燃ゆるまでは。
(
トルストイ
)
9.
人間には皆、善事を行おうとする本能がある。
(
太宰治
)
10.
人間は負けるようには作られていない。
(
一般のことわざ・格言
)
11.
みんな人間は
木端微塵(こっぱみじん)にされたガラスのようだ。
世界は割れている。
(
原民喜
)
12.
もし、地球中心主義をとれば、
明らかにヒトこそ絶滅させるべき動物である。
地球上の生物は、
五回の大量絶滅を経験しているが、
いずれも環境変化によるものであり、
現在進行している六度目の大量絶滅のように、
たった一種類の邪悪な動物が原因ではない。
(
渡辺茂
)
13.
人間が内部から闘い始める時、
彼は向上する。
(
ロバート・ブラウニング
)
14.
人間というものは、
不幸のどん底にいるときでも、
たいそう見えをはることがあるものです。
(
アンデルセン
)
15.
自然は道徳と無関係に事を運び、
人間道徳に根本的に背馳(はいち)した人間を作ることが往々あるが、
こういう人間は、
たとえその嗜好を、犯罪を免れて満足させうる好機に恵まれても、
犯罪の恐怖(=犯罪を犯すことへの恐怖)よりももっと怖ろしい道徳的孤独に心を苛(さいな)まれるにちがいない。
(
三島由紀夫
)
16.
はっきりいうと、
生活の方法に進歩はあっても、
人間の本質に進歩はない。
その進歩のない人間を、
破滅からすくっているのは、
ひとりひとりの欲、というやつだ。
(
都筑道夫
)
17.
人間が死を恐れるのは
赤児がこの世に生を受けるときに泣くのに似ている。
優しく受けとめてくれる手が
自分を待ち受けていることを
知りえないからだ──
そう昔から言われてきた。
(
小泉八雲
)
18.
人間はこの世が簡明にみえる青年期を過ぎると、
あまり複雑で手の付け様もない世の実状を眺める様になる。
これを乗り切ると
この世は案外単純な相を呈して来る。
(
小林秀雄
)
19.
植物の保全から人間の文化まで、
さまざまな分野を関連づけて考える。
個々の要素に分解するだけでは、
物事は理解できない。
「関係性の思考」こそ重要である。
(
南方熊楠
)
20.
真理への愛は、
人間に自然なものであり、
正しい心の持ち主には強いものである。
しかし、それは、
党派心、虚栄心、勝利への願望、
あるいは怠惰によってさえ
押しつぶされる。
(
トマス・リード
)
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