名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
9月11日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
溺るるも水なれば生きるも水なり。
(
尾崎紅葉
)
2.
長い結婚は必ずしも出発に支配されない。
(
川端康成
)
3.
人の長を以(もっ)て我が長を継がんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
4.
わたしは良心を持っていない。
わたしの持っているのは神経ばかりである。
(
芥川龍之介
)
5.
これから諸君が逢わねばならぬ大人は、最悪の教師の何万倍も手強いのです。
そう思ったら、教師をいたわって、内心バカにしつつ、知識だけは十分に吸いとってやるがよろしい。
(
三島由紀夫
)
6.
愛をもとめる心は、悲しい長いつかれの後にきたる。
それはなつかしい、おおきな海のような感情である。
(
萩原朔太郎
)
7.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
(
芥川龍之介
)
8.
今の人は、幸福と快楽の区別を知らない。
快楽を得ることを幸福だと思っている。
(
武者小路実篤
)
9.
キリストはみずから燃え尽きようとする一本のローソクにそっくりである。
(
芥川龍之介
)
10.
ものになるかならないかは、実に一寸(ちょっと)したところで決まるのだ。
昨日までものにならなかった人が、今日はちゃんとものになっていた、そういう事実を自分は何度か見た。
(
武者小路実篤
)
11.
精神を凌駕することのできるのは
習慣という怪物だけなのだ。
(
三島由紀夫
)
12.
世に住むこと二十年にして、住むに甲斐(かい)ある世と知った。
二十五年にして明暗は表裏(ひょうり)の如(ごと)く、日のあたる所には屹度(きっと)影がさすと悟った。
(
夏目漱石
)
13.
呑気(のんき)と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。
(
夏目漱石
)
14.
職業に貴賎はない。
どんな職業に従事していてもその職業になり切っている人は美しい。
(
吉川英治
)
15.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
16.
打ち明け過ぐるも悪(あ)しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり。
(
森鴎外
)
17.
ああ婦人は窓にふる雨の点々、しめやかな音楽のめじろいのようなものだ。
(
萩原朔太郎
)
18.
読んだだけ、聞いただけがただ残っていくという意味の物知りがいる。
これは知恵というものにはならない。
(
志賀直哉
)
19.
完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。
同時にまた、自己を告白せずには如何(いか)なる表現も出来るものではない。
(
芥川龍之介
)
20.
べらぼうめ。
できないのをできないというのに、
不思議があるものか!
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ