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今日の
日本の文豪の名言
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8月18日
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1.
動物になるべき時には、ちゃんと動物になれない人間は不潔であります。
(
三島由紀夫
)
2.
(恋愛とは)所詮幻影であり、永遠の恋などは嘘の骨頂だとわかっていても、
それをするな、といい得ない性質のものである。
それをしなければ人生自体がなくなるようなものなのだから。
つまりは、人間は死ぬ、どうせ死ぬものなら早く死んでしまえということが成り立たないのと同じだ。
(
坂口安吾
)
3.
「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外(ほか)の、何のいい意味でもありはしない。
(
萩原朔太郎
)
4.
あらゆる情熱は死よりも強いものなのであろう。
(
芥川龍之介
)
5.
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。
少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
(
芥川龍之介
)
6.
ある意図によって操作されたものは、たいてい他の意図によって潰される。
(
山本周五郎
)
7.
如何(いか)な本人でも、之(これ)(=自己存在の目的)を随意に作る事は出来ない。
自己存在の目的は、自己存在の経過が、既にこれを天下に向かって発表したと同様だからである。
(
夏目漱石
)
8.
そう、君らにはわかるまいが、五十六十の堂々たる紳士で、女房が恐ろしくてうちへ帰れないで、夜中に外をさまよっているのは、いくらでもいるんだよ。
(
川端康成
)
9.
最も賢い生活は
一時代の習慣を軽蔑しながら、
しかもその又(また)習慣を少しも破らないように暮らすことである。
(
芥川龍之介
)
10.
どんなに賢くっても、人間自分の背中を見ることはできないんだからね。
(
山本周五郎
)
11.
堕落自体は常につまらぬものであり、悪であるにすぎないけれども、堕落のもつ性格の一つには孤独という偉大なる人間の実相が厳として存している。
即ち堕落は常に孤独なものであり、他の人々に見すてられ、父母にまで見すてられ、ただ自らに頼る以外に術(すべ)のない宿命を帯びている。
(
坂口安吾
)
12.
結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、
恥ずかしいものでもないよ。
(
夏目漱石
)
13.
あらゆる神の属性中、最も神の為に同情するのは、神には自殺の出来ないことである。
(
芥川龍之介
)
14.
農村の美徳は耐乏、忍苦の精神だという。
乏(とぼ)しきに耐える精神などがなんで美徳であるものか。
(
坂口安吾
)
15.
わたしは第三者を愛する為に夫の目を偸(ぬす)んでいる女にはやはり恋愛を感じないことはない。
しかし第三者を愛する為に子供を顧みない女には満身の憎悪を感じている。
(
芥川龍之介
)
16.
世の中に正直が勝たないで、外(ほか)に勝つものがあるか、考えてみろ。
今夜中に勝てなければ、あした勝つ。
あした勝てなければ、あさって勝つ。
(
夏目漱石
)
17.
忍耐と勤勉と希望と満足とは境遇に勝つものなり。
(
国木田独歩
)
18.
何かにつけて青春が未来を喋々(ちょうちょう)するのは、ただ単に彼らがまだ未来をわがものにしていないからにすぎない。
何事かの放棄による所有、それこそは青春の知らぬ所有の秘訣だ。
(
三島由紀夫
)
19.
阿呆(あほう)はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。
(
芥川龍之介
)
20.
青年のくせにぐうたらだったり、怠けることを考えたり、快楽に溺れて平気でいたりする者は、理想を持たない、現実の敗北者である。
そんな人に万歳は云(い)えない。
(
武者小路実篤
)
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