名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月14日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
文章を添削することは心を添削することだ。
その人の心が添削されない限りは、その人の文章が添削されようがない。
(
島崎藤村
)
2.
どんなに醜悪であろうと、自分の真実の姿を告白して、それによって真実の姿をみとめてもらい、あわよくば真実の姿のままで愛してもらおうなどと考えるのは、甘い考えで、人生をなめてかかった考えです。
(
三島由紀夫
)
3.
人間はもっと間が抜けた方がいいね。
(
佐藤春夫
)
4.
真面目に考えよ。
誠実に語れ。
摯実(しじつ)に行え。
汝の現今に播(ま)く種はやがて汝の収(おさ)むべき未来となって現わるべし。
(
夏目漱石
)
5.
我以外皆師也
(
吉川英治
)
6.
登山の目標は山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。
(
吉川英治
)
7.
やきもちやきの女とかけて何と解く。
闇におびえてたける子犬と解く。
そのこころは?
うるさい。
ばかばかしい。
腹が立つ。
(
佐藤春夫
)
8.
女は三ヶ月経つと飽きてしまう。
夫婦なら仕方ないからくっついているが、あくびをかみ殺してその日を送っているにすぎない。
(
国木田独歩
)
9.
男が家庭を持ちたいってのは、思いきり阿呆になれる場所がほしいからだ。
(
川端康成
)
10.
下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。
苦しんで生々(いきいき)と暮らすべきだ。
(
志賀直哉
)
11.
いくら此方(こち)で力んだって、天気と疑いばかりは先方からはれるのだ
(
尾崎紅葉
)
12.
僕は詩人の顔と闘牛師の体とを持ちたい。
(
三島由紀夫
)
13.
生きていくには、いやが応でも社会の約束という紋切型を守ってゆかねばならぬ。
足で歩くのが紋切型でいやだといって、逆立ちをして歩けば狂人扱いされるのだ。
(
織田作之助
)
14.
家内(ホオム)なるものの快楽(たのしみ)が十とすれば、寡(すくな)くとも其(その)四は膳の上に無ければならぬ。
(
尾崎紅葉
)
15.
堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。
(
坂口安吾
)
16.
人間の最大不幸は、其(そ)の成功を意識した瞬間から始まる。
(
永井荷風
)
17.
古来政治的天才とは民衆の意思を彼自身の意思とするもののように思われていた。
が、これは正反対であろう。
むしろ政治的天才とは彼自身の意思を民衆の意思とするもののことをいうのである。
(
芥川龍之介
)
18.
悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているのですか。
そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈(はず)がありませんよ。
(
夏目漱石
)
19.
人生は地獄よりも地獄的である。
(
芥川龍之介
)
20.
絶望と悲哀と寂寞(せきばく)とに堪え得るる勇者たれ、運命に従う者を勇者という。
(
田山花袋
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ