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今日の
日本の文豪の名言
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1月6日
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1.
恋はうれしい、嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ。
(
夏目漱石
)
2.
犠牲を清らかならしめよ。
自分を犠牲にした者は、自分を犠牲にしたことを忘れるのが、美しい犠牲の完成なのだ。
(
川端康成
)
3.
健康であることより以上に大切なのは、健康に見えることである。
(
三島由紀夫
)
4.
すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。
(
萩原朔太郎
)
5.
自分は臆病でない人間を知らない。
大胆そうな顔をしている男も
実は臆病者であり、
小心者であることを知っている。
ただ度胸が出来、
それをあるところでごまかすことが出来ているだけである。
(
武者小路実篤
)
6.
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦(ばかばか)しい。
重大に扱わなければ危険である。
(
芥川龍之介
)
7.
よしよし、眠れるうちに眠っておけ。
明日はまた踏んだり蹴ったりされ、くやし泣きをしなくちゃあならないんだ。
(
山本周五郎
)
8.
筋の面白さは、言ひ換えれば
物の組み立て方、
構造の面白さ、
建築的の美しさである。
(
谷崎潤一郎
)
9.
自分の仕事は、
自分の一生を充実させるためにある。
(
武者小路実篤
)
10.
山林に自由存(そん)す。
(
国木田独歩
)
11.
この世にありては正義は必ずしも勝ちを占めず。
正邪時に相転じ、相反し、孝貞節義の人、往々にして無惨の死に終わることあり。
(
夏目漱石
)
12.
善悪の区別は集団生活の約束から生まれたもので、「人間」そのものをつきつめて考えれば、そういう区別は存在しない。
(
山本周五郎
)
13.
世の中はしつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやなやつで埋まっている。
(
夏目漱石
)
14.
どこの国だってほんとうの善人は多くない、はなはだ少ない。
美しい人も多くはない、はなはだ少ない。
しかしいないことはない。
ただそういう人にめったに会うことができないだけだ。
(
武者小路実篤
)
15.
日本の女が全部ぬかみそに手をつっこむことを拒否したら、日本ももうおしまいだ。
(
三島由紀夫
)
16.
純粋な感情ほど美しいものはない。
美しいものほど強いものはない。
(
夏目漱石
)
17.
ものになるかならないかは、実に一寸(ちょっと)したところで決まるのだ。
昨日までものにならなかった人が、今日はちゃんとものになっていた、そういう事実を自分は何度か見た。
(
武者小路実篤
)
18.
女人は我々男子には
正(まさ)に人生そのものである。
即ち諸悪の根源である。
(
芥川龍之介
)
19.
表面を作る者を世人は偽善者という。
偽善者でも何でもよい。
表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。
(
夏目漱石
)
20.
ボタン一つ押し、ハンドルを廻すだけですむことを、一日中エイエイ苦労して、汗の結晶だの勤労のよろこびなどと、馬鹿げた話である。
しかも日本全体が、日本の根柢そのものが、かくの如く馬鹿げきっているのだ。
(
坂口安吾
)
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