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今日の
文章の書き方の名言
☆
10月10日
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1.
魂を大切にするとは、日常生活に詩を持ち込むようなものだ。
( トマス・ムーア )
2.
やはり小説というものは、頭で考えてばかりいたって判るものではない。
書いてみなければ。
(
太宰治
)
3.
文章を書くということ、特に自分のことを自分で書く、というのは、ナマ身の自分がいっぺん死ぬことである。
(
田辺聖子
)
4.
作家の一人間としての苦悩が、幽(かす)かにでも感ぜられないような作品は、私にとってなんの興味もございません。
(
太宰治
)
5.
墓は立てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分。
(
寺山修司
)
6.
文章の長さは女性のスカートみたいなもので、
短ければ短いほどいいが、
「肝心な部分」は覆いつくさなければならない。
( 文章の書き方の秘訣 )
7.
(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。
(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。
アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強いであろう。
(
田辺聖子
)
8.
言葉が言葉である根拠は勝ち負けの論理を超えたところにある。
詩はなによりもさきに、人間と人間のあいだの真の生きた接触というものを、言葉にもとめてきた。
(
長田弘
)
9.
子どもの本の場合、子どものためでなく、自分の中の子どもだった時代に向けて書いていることが多いですね。
(
長田弘
)
10.
ジャーナリストは、真実でないと自ら心得ている事柄を語る。
しかも、それをしゃべり続けているうちに、真実になるかもしれないと願っている。
(
アーノルド・ベネット
)
11.
近頃の作家は、インクに水増しをして書いている。
(
ゲーテ
)
12.
自分は今、あることをノートに書こうとしていると思うと、
そうでない時より特に注意深く見るし、
書きながら、実際当を得た言葉も生まれてくる。
(
サマセット・モーム
)
13.
専門家を感心させる小説を書くのは、そう難しくはない。
しかし、素人を侮ってはいけない。
(
山本周五郎
)
14.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをおもく
おもいことをおもしろく
(
永六輔
)
15.
何百万人の気にいる作家は、常にまた自分自身でも気にいっているのだが、少数者にしか気にいられない作家は、たいてい、自分自身でも気にいらないのです。
(
太宰治
)
16.
「善い」と書くべきところを「良い」や「よい」で済ましてしまうと、意味は非常に軽いものになってしまう。
これでは善の心は育たない。
(
ながれおとや
)
17.
芸術は試合でないのである。
奉仕である。
読むものをして傷つけまいとする奉仕である。
けれども、傷つけられて喜ぶ変態者も多いようだからかなわぬ。
(
太宰治
)
18.
人間の体ってのは「言葉の容(い)れ物」にすぎないし、出し入れ自由である。
(
寺山修司
)
19.
どうして殴ったかなんていうことは書かずに、いきなり核心に入っていく。
「私はどうも亭主を殴る癖がある」と、ポンとはじめる。
(
井上ひさし
)
20.
なんかさぁ、いいセリフ書こうなんて思ってるんじゃないの?
そういうのはね、意識して書けるもんじゃないから。
心に残るセリフかどうかは、脚本家が決めることじゃないの。
視聴者が決めることでしょ。
( ドラマ『世にも奇妙な物語20周年記念スペシャル・春〜人気番組競演編』 )
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