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今日の
読書・本に関する名言
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4月7日
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1.
古典とは、誰もが読んでおきたかったと思い、誰もが読みたいとは思わないものである。
(
マーク・トウェイン
)
2.
少女マンガの中に、かつて純文学が演じた高度な天才性が見事に表現されたようなものがあり、いまの文学自体の中には、あまりなくなって、逆に文学自体が少女マンガから影響を受けているような感じが出てきているような気もします。
(
吉本隆明
)
3.
絵本にいちばん近いものとして能の面を考えるとわかりますが、あの表情は動かない。
でも見る者によって動くのです。
絵本も同じように、絵は動かない。
でも読み手によって動くのです。
なにより自由な心の働きをもとめるのが絵本ですが、その意味では、絵本は心のこわばった大人にとってもまたふさわしいものです。
(
長田弘
)
4.
本を読むというのは、言葉に対してじぶんから一対一の関係を結ぶことなのですから、本と付きあうとは、すなわち一人のじぶんの姿勢、ありようをいま、ここにみずから質(ただ)す機会をもつということです。
(
長田弘
)
5.
本という文化が長年かかって培ってきたものは、本に書かれているものを通して、そこに書かれていないものを想像させる力です。
(
長田弘
)
6.
書籍ほど信頼できる友はいない。
(
ヘミングウェイ
)
7.
自分が、どんな本を読んだらいいか迷っているなら、
書店に行って、棚にぎっしりと並んだ本の背表紙に書かれたタイトルを眺めることです。
そうすれば、自分が買いたい本が、かならず一冊は見つかるはず。
(
鈴木健二
)
8.
(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。
(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。
アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強いであろう。
(
田辺聖子
)
9.
物語であれ、記事であれ、本であれ、
それらを読むには、タイミングが大切なのだ。
自分の年齢や理解力から考えて難しすぎる本を、
無理やり読もうとすると
嫌になってしまい、
そればかりかそれ以後、本を避けるようになり、
本の持っている素晴らしさを否定するようになる。
(
ウォルト・ディズニー
)
10.
読書ほど孤独にマッチするものはない。
ひとりの寂しさを慰め、
同時に心の鍛錬に役立つ。
(
齋藤孝
)
11.
どんな詩も、閉じられた書物の中では死んでいる。
(
寺山修司
)
12.
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ。
(
アンドレ・モーロア
)
13.
思想は本屋へいけば即座に手に入るが、
皺(しわ)を手に入れるのは
つらい時間がかかるものだよ。
(
開高健
)
14.
「要約すれば主題はこうである」みたいな読みかたは、けっしてよくないんです。
そういう読みかたをつづければ、まず確実に、かんがえるということの快楽や、文体への感受性といったものは落っこちてってしまうのです。
(
長田弘
)
15.
退屈な本を読んでいてうとうとしたら、その本を読み続けている夢を見て、退屈のあまり目を覚ましてしまった。
(
ハインリッヒ・ハイネ
)
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