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1.
人間は利己的動物であるから、自然的状態では自己保存のために相互に利益を侵害し合い、かえって利己の目的を達し得ないから、契約によって国家を形成し、主権者のもとに各自の利己を制限し、調和する。
(
トマス・ホッブズ
)
(
Thomas Hobbes
)
2.
本というのは
書き手に主権があるように見えて、
実は読み手の側にある。
物を教わるというより、
読む者が知識を選び、むしり取るのが読書だから。
それで得た知識はいつまでも忘れない。
( 宮沢和史 )
3.
心を打ち明けるということは、王冠や主権と同じく、最高の地位の者にだけ許された贅沢であり、それは相手のご機嫌取りをすることも、相手に迎合することもなく、真実を語ることである。
(
エマーソン
)
(
Ralph Waldo Emerson
)
4.
人間は何百というチャンネルを持ったテレビのようなものです。
仏にチャンネルを回すと私たちは仏になります。
悲しみに回すと私たちは悲しみになります。
微笑みに回せば、私たちは本当に微笑みになるのです。
一つのチャンネルに私たちを支配させてはなりません。
私たちの中にはあらゆるものの種(たね)があるのです。
そして私たちは状況を自分の手でつかみ、自分の主権を回復しなければなりません。
(
ティク・ナット・ハン
)
(
Thich Nhat Hanh
)
5.
民衆こそ真の主権者であり、
その民衆を抑圧する階層こそ
唯一の反逆者なのであります
(
ホール・ケイン
)
(
Hall Caine
)
6.
藤原氏や将軍家にとって何がために天皇制が必要であったか。
何が故に彼等自身が最高の主権を握らなかったか。
それは彼等が自ら主権を握るよりも、天皇制が都合がよかったからで、彼らは自分自身が天下に号令するよりも、天皇に号令させ、自分が先ずまっさきにその号令に服従してみせることによって号令が更によく行きわたることを心得ていた。
……
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(
坂口安吾
)
(
Sakaguchi Ango
)
7.
カリスマ的支配(者)は
「そう書いてはある。
しかし、私はあなたがたに告げる」
というように、
革命的に、
すべてを価値転倒し、
あらゆる伝統的、合理的な規範を破って
主権的に振舞う。
(
マックス・ウェーバー
)
(
Max Weber
)
8.
主権者は、
通常の現行法秩序の外部に立ちながら、
現行法秩序の内部に属する。
というのも、彼には、
憲法を全体として停止できるか否かを
決定する権限があるからだ。
(
カール・シュミット
)
(
Carl Schmitt
)
9.
人間の意志というものは、
義務と性向(心の傾向、好み)のあいだにあって
完全に自由なもので、
この人間の個人の主権は、
どのような自然的強要も侵すことができず、
またそうすることを許されてもいません。
……
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(
シラー
)
(
Friedrich von Schiller
)
10.
日本では、どうやら
自分たち一人ひとりが主権者である
という意識が薄いような気がします。
それと同時に、
権力というものは必ず腐敗するのだ
という認識も、
あまりないのではないでしょうか。
(
是枝裕和
)
(
Koreeda Hirokazu
)
11.
人民がいつも正しいものを欲する必然性は、
主権者の人格的命令を際立たせる正しさとは
別の必然性である。
……
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(
カール・シュミット
)
(
Carl Schmitt
)
12.
主権国家をたちあげる。
そこには統治権力がある。
権力はあってよい。
権力には必ず法の裏付けがあって、法にもとづいて行使される。
(憲法は)この原則を徹底させて、すべて権力のはたらきを法の内側に包みこんでしまう。
……
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(
橋爪大三郎
)
(
Hashizume Daizaburou
)
13.
政治体の生命のもとは、主権にある。
立法権は国家の心臓であり、執行権は、すべての部分に運動をあたえる国家の脳髄である。
……
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(
ジャン・ジャック・ルソー
)
(
Jean Jacques Rousseau
)
14.
現在の民主主義は
事実として名目的多数派の専制の道具になりさがっている。
国民が主権者であるといっても、
それは四年に一度の選挙の時だけであって、
翌日からはまた無力な被治者に戻ってしまう。
(
色川大吉
)
(
Irokawa Daikichi
)
15.
主権在王と宣言する王制支配は、
まだしも正直だ。
失敗があれば、
尻(=責任)は王冠にいく。
デモクラシーを説く官僚支配は詐欺だ。
人民から集めた税金で悪政をやっても、
主権在民だからと
人民に尻ぬぐいをさせる。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
16.
「地方分権」などと言うから、
ニセ民主になる。
求める真実(=真に求めているもの)は「地方主権」なのだ。
人々が集団をつくって暮らしておれば、
そこがその人たちの“みやこ”であって、
そこが自治の本拠であって、
そこから自治活動が出発する。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
17.
ムラやサトやマチがあちこちに生まれて人々がふえた。
その動きのあとでクニが成り立った。
この順序からしても、
社会構造の土台は地方であって、
社会の主権は地方に存在する。
しかるに今の国家体制では、
「地方分権」などと言って、
地方へ主権のおすそ分けするのに、
あれこれと勿体(もったい)ぶっている。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
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