名言ナビ
→ トップページ
テーマ
小説に関する名言
関連テーマ
《
物語
》
《
嘘・虚言
》
《
偽り・虚偽
》
《
文学
》
《
創作
》
《
散文
》
《
小説家
》
《
作家
》
《
読書
》
《
読者・読む人
》
《
文章の書き方
》
《
本・書物
》
《
作品
》
《
文章・文
》
関連メニュー
小説
小説家
物語
文学
文学者
|
1−100
|
|
101−129
|
101.
文学においては、
言葉はみなの共有物であり、
誰もが言語を使う。
詩や戯曲や小説に使われている言葉は、
たしかに違ったかたちで配置され、
きわめて芸術的な仕上げがほどこされているとはいえ、
基本的には毎日の生活に使う言葉と同じだ。
(
エドワード・サイード
)
(
Edward Said
)
102.
自分の書いた小説は
子どもと同じようなものなので、
できるだけ遠くへ旅立ってほしいといつも願っている。
私自身が到底足を踏み入れられない未知の場所を旅し、
自分が書いたとは信じられないくらい、
たくましく成長してほしい。
(
小川洋子
)
(
Ogawa Youko
)
103.
どんどん先に読み進めることができる小説が傑作ではないんです。
気持ちが昂揚して、
あるいは整理がつかなくなって、
思わず本を閉じてしまう。
そのようにしか読めない小説こそ、
かけがえのないものです。
(
中村邦生
)
(
Nakamura Kunio
)
104.
小説は書かれた途端、
作家の手を離れ、読者のものになる。
小説と読者は一対一の関係を結ぶ。
いい小説であればあるほど、
その関係は密接になり、
魅惑的な秘密を共有するようになる。
(
小川洋子
)
(
Ogawa Youko
)
105.
室町時代の京に、いまいきなり行っても、
とまどうことがあるまい、
という錯覚がなければ、
歴史小説というのは、書きにくいものなのである。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
106.
小説の言葉こそは、
われわれにその想像力の全体を賭けて、
頭から足さきまですっぽりとその構造のうちにもぐりこむことを要請する、
「注文の多い料理店」のような言葉なのである。
(
大江健三郎
)
(
Ooe Kenzaburou
)
107.
ぼくがいつも奇妙に思うのは、
世の中にはこれだけ沢山の小説が書かれ、
また読まれたりしているのに、
誰一人、
生活が筋のある物語に変ってしまうことの不幸に、
気がつかないらしいということだ。
(
安部公房
)
(
Abe Koubou
)
108.
小説は、読んで面白くなきゃ。
本の中に入り込んで、
自分がページに没入してるのを感じられるくらいでなきゃ嫌。
振り回されたい。
圧倒的なテクニックや、強烈な世界観に。
小手先の性悪女じゃなくて、
ファム・ファタル(=男を破滅させる魔性の女)
に巡り合いたいってことなんだろう
(
恩田陸
)
(
Onda Riku
)
109.
特に感想を求めないような小説もある。
こちらに負担をかけないのだ。
それでいて何かを感じさせるのだ。
ほんとうの名作とはそういうものかもしれない。
(
荒川洋治
)
(
Arakawa Youji
)
110.
「趣味が読書」とは、なんて間抜けなんだろう、
と思っていた。
活字の一字を追う毎に秒針は進む。
頁を一枚くる毎に日差しは変わる。
長編なんかにのめり込んで、
うっかり季節をひとつ忘れたりしたら、
取り返しのきかない大損だ。
恐ろしく勿体(もったい)ない。
(
杉浦日向子
)
(
Sugiura Hinako
)
111.
詩は、小説や論文などと比べると、
文章表現としては異常なものである、
といえるかもしれない。
行分けも、リズムも、
そこでつかわれることばも、語りの順序も、
散文とは異なり、
とても個人的な感覚や判断に基づく。
(
荒川洋治
)
(
Arakawa Youji
)
112.
経験を深めていくということは、
年数によってしか解決できないし、
必ずしも皆さんはいろんな人に会えるというわけではないが、
いい小説をお読みになるということは
人間観察の上に、かなり役立つだろうと思います。
(
遠藤周作
)
(
Endou Shuusaku
)
113.
小説は読者の存在によって初めて完成されるのだ。
(
小川洋子
)
(
Ogawa Youko
)
114.
ほんとうに悲しいときは
言葉にできないぐらい悲しいといいます。
ですから、小説の中で「悲しい」と書いてしまうと、
ほんとうの悲しみは描ききれない。
言葉が壁になって、
その先に心をはばたかせることができなくなるのです。
それはほんとうに悲しくないことなのです。
(
小川洋子
)
(
Ogawa Youko
)
115.
目の前の現実の私より、
書いてきた小説を
「正直に心情を吐露した告白小説」として信用されると、
仕事に喰われるような恐怖を感じる。
私が笑顔で何を言っても
「そんなこと言っても本心は……」と
小説の主人公の性格の悪さを参考にされるのは、
正しいのか正しくないのか分からないが、
ある意味仕事する目的を失いそうになるくらい
むなしいできごとだ。
(
綿矢りさ
)
(
Wataya Risa
)
116.
批評されると、
褒められても、やっつけられても、
気分的には非常にぐらつきますね。
けれども、結局忘れちゃうし、
小説を書くときにそれが逆に作用して
小説が変ってくるようなことは
特殊な場合をのぞいて
ほとんどありません。
(
大江健三郎
)
(
Ooe Kenzaburou
)
117.
書けば書くほど自分が下手だということもわかるし、
未熟だということもわかってくる。
だけど、そうして自分がちっぽけなんだということがわかってくると、
かえって自由になれる。
他人を許すことが出来るようになるんです。
相手を受け入れるための器が
柔軟に、底なしになっていって、
それがまた小説に反映されてくるんです。
(
小川洋子
)
(
Ogawa Youko
)
118.
人間ほど面白いものがあるだろうか。
たれもが、そう思っている。
ただ進行中の人生に人間をほうりこんだ場合よりは、
時間という秤に人間を載せて、
その質量を全的に見たいと思うときに、
私は歴史小説を読む。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
119.
私は歴史小説を書いている。
見たこともない室町時代を、
さまざまな経過をへて、
やがてそこに在(あ)るかの如(ごと)く思えるようにならなければ、
(歴史)小説というのは書きにくい。
(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
120.
長篇小説は、
嚥(の)み下(くだ)されるためにある。
(
ヴァルター・ベンヤミン
)
(
Walter Benjamin
)
121.
如何(いか)に客観的に描かれた小説でも、
優れた小説には常に二重の目が光っている。
作中人物の眼と作者の眼と。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
122.
この世を如実に描き、
この世を知りつくした人にも
なお魅力を感じさせるわざを、
文学上のリアリズムと言う。
これが小説の達する最後の詩だ。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
123.
「小説」というものは、
研鑚(けんさん)これ勉めてついに免許皆伝にいたる、
という筋合いのものではない。
(
梅崎春生
)
(
Umezaki Haruo
)
124.
人々は、
作品から各自の持っている処(ところ)だけをもらうのだ、
と言ってもいいので、
大小説も駄小説も等しく面白がる事が出来る。
つまり同じものを読んでいるのだ、
一般読者には傑作愚作の区別はない
と言っても過言ではない。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
125.
自分の人生の作者は自分だ。
他人は人が書いた「人生という小説」に対して、
いろいろ言うだろう。
面白い、面白くない。
上手い、下手。
すばらしい、くだらない。
(
柚月裕子
)
(
Yuzuki Yuuko
)
126.
面白い謎解きというのはあり得ません。
謎を解かないほうが絶対に面白い。
ならば、謎を解決しなければいい、
というのは一つ考え得る解です。
でもそうすると
多くの観客は「夢オチ」同様に怒るでしょう。
(
濱口竜介
)
(
Hamaguchi Ryuusuke
)
127.
小説というものは、魔法です。
この魔法は、
作り手=作者だけでは発動しません。
それを行使する人=読者の存在を、
絶対的に必要とします。
ただ活字が印刷されているだけの紙束から、
世界を出現させる。
(
宮部みゆき
)
(
Miyabe Miyuki
)
128.
ストーリーをすでに知っている作品は、
読む気がしないという人がいる。
芝居や落語というものは、
ストーリーを知ったうえで楽しむものである。
小説だってさして変わらない。
常に新しいものを追いかけるばかりが読書ではない。
(
黒田龍之助
)
(
Kuroda Ryuunosuke
)
129.
僕は、あらゆる小説、世界中の総ての小説は、
私小説であると思うんです。
(
辻井喬〔堤清二〕
)
(
Tsutsumi Seiji
)
|
1−100
|
|
101−129
|
全部で、129件
→ トップページ
LINK
LINK
LINK