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民主主義
民主
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主権
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1−100
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101−129
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101.
戦後の自由主義も民主主義も、
他力によって与えられたもので、
自力で闘いとったものではないのだから、
それを身につけるためには、
それを真摯(しんし)に学び、
謙虚に出直す心構えが必要だ。
……
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(
黒澤明
)
(
Kurosawa Akira
)
102.
言葉は極論すればすべて流行語なのである。
自由も民主主義も平和も文学も芸術も娯楽も、すべてso called =所謂何々といふだけの事に過ぎない。
私の文章に「……といふ事」といふ言葉が多く出て来るのは多分そのせゐであらう。
(
福田恆存
)
(
Fukuda Tsuneari
)
103.
どこでどう取り違えたのか、「民主主義」を少数派を排除黙殺する多数決処理法とか、「論議はさせても実利は渡さぬ」手段とだけ考えるおとながふえ、絶対多数党とか、「数の論理」とかがまかり通る世となってきました。
(
かこさとし
)
(
Kako Satoshi
)
104.
すべての民主主義の基盤は、国民が選挙権を有することである。
その権利を奪うことは、頻繁に使われる仰々しい言葉を水泡に帰さしめるだけだ。
民主主義を根底で支えるのは、普通の人たちである。
(
ウィンストン・チャーチル
)
(
Winston Churchill
)
105.
選挙のとき以外、国民にとって政治が遠いものであるならば、
それが本当に民主主義なのか疑問が残ります。
選挙以外の日常的な市民の活動においてこそ、
民主主義の真価が問われるはずです。
……
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(
宇野重規
)
(
Uno Shigeki
)
106.
民主制と寡頭制(かとうせい)が互いに異なる真の根拠は、
貧困と富である。
すなわち、少数者であろうとも多数者であろうとも、
ともかく富を持つゆえに支配を行える場合は
必ず寡頭制であり、
貧困者が支配を行える場合は必ず民主制である。
(
アリストテレス
)
(
Aristotle
)
107.
民主主義は人間を殺す代わりに人数を揃えることだとは、
しばしばいわれてきたことである。
……
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(
E・H・カー
)
(
E. H. Carr
)
108.
社会は人間の自由意志でつくるものですから、人類の半分の女に不都合にできていたら、つくりかえればいいのです。
それができるのが民主主義というものです。
それを、男は強く、女は弱いということは、かえられない自然の姿であるように思わせるところをトリックといいたい。
(
松田道雄
)
(
Matsuda Michio
)
109.
民主主義を非難するのは、簡単だ。
それはなかみのない形式にすぎない。
民主主義のきれいごとの裏で、
資本主義の金儲けゲームや、
弱者いじめの格差ゲームが
繰り広げられている。
もう誰も民主主義を信じていない。
(
橋爪大三郎
)
(
Hashizume Daizaburou
)
110.
「世論政権」というものは、制度上の代表に対抗して、世論を利用し、発明し、引き合いに出すことができます。
しかしこのことが行なえるのは、そして言えるのは、最低限形式的な民主主義のなかでだけです。
人民独裁や全体主義体制は世論政権ではありません。
(
ジャック・デリダ
)
(
Jacques Derrida
)
111.
民主主義の社会にだって「バカな愚か者」はいくらでもいます。
「自主性」がいい方向に働かず、「自主的に愚かなバカ者になる道を進んで選ぶような人」はいくらでもいます。
(
橋本治
)
(
Hashimoto Osamu
)
112.
民主主義のおかげで生じた、すべての人を平等化する諸権利は、憧れや理想から、無意識の欲求や前提に変じてしまった。
(
オルテガ・イ・ガセット
)
(
Ortega Y. Gasset
)
113.
民主政もしくは人民政治ほど、内乱・内紛の起りやすい政治はない。
というのは、民主政ほど、烈しくしかもたえず政体が変りやすいものはなく、その存続のために警戒と勇気とが要求されるものはないからである。
……
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(
ジャン・ジャック・ルソー
)
(
Jean Jacques Rousseau
)
114.
民主主義の脅威は外から来るとは限りません。
自分が何をしても無駄だ、誰かが何とかしてくれるはずだと思っているならば、それは民主主義の敗北を意味するのです。
(
宇野重規
)
(
Uno Shigeki
)
115.
民主主義に必要な3つのポイント
@ものごとを決めるプロセスの透明化
A参加を通じた当事者意識
B責任をもつこと
(
宇野重規
)
(
Uno Shigeki
)
116.
大多数の意見が通るのが民主主義であるという点では、
日本は(戦時中も含め)もう何十年も前から民主化されているのであって、
同時に又、
少数の意見を尊重するのが民主主義であるという建前からは、
今日の日本は
どんな全体主義国にも劣らず、
徹底して非民主的なのである。
(
吉田健一
)
(
Yoshida Kenichi
)
117.
現代世界において、民主主義国家とそうでない国家を区別する最大の基準は、公正な選挙の有無です。
……
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(
宇野重規
)
(
Uno Shigeki
)
118.
技術文明の発達は
権力中枢と個人の日常生活との
「空間的」距離を著しく縮めた反面、
その間の「心理的」距離は
デモクラシーの空虚化とともに
ますます大きくなっている。
……
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(
丸山眞男〔丸山真男〕
)
(
Maruyama Masao
)
119.
手遅れにならないうちに我々が考えなければならないのは、戦争を永久に回避し、自由と民主主義のための環境を、すべての国にできるだけ早く確立することである。
……
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(
ウィンストン・チャーチル
)
(
Winston Churchill
)
120.
現在の民主主義は
事実として名目的多数派の専制の道具になりさがっている。
国民が主権者であるといっても、
それは四年に一度の選挙の時だけであって、
翌日からはまた無力な被治者に戻ってしまう。
(
色川大吉
)
(
Irokawa Daikichi
)
121.
わたし達から戦前のイデオロギーを剥がした力は、けっして民主主義という新しい理念の、イデオロギーとしての力ではない。
そうではなく、わたし達は、まず、単なる私利私欲の徒に落ちた。
わたし達には、そうすることが必要だったのである。
……
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(
加藤典洋
)
(
Katou Norihiro
)
122.
個人は相互に自由かつ平等であり、それを可能にする政治・経済・社会の秩序を模索し続けるのが人間の存在理由です。
民主主義をどこまで信じることができるのか、それがいま、問われています。
(
宇野重規
)
(
Uno Shigeki
)
123.
民主主義と全体主義は反対であるものなのに、
民主主義が多数ということだけに依拠するならば、
ここに全体主義と共通なもの、
少なくとも十分には全体主義を批判しえないものが出てきてしまう。
(
森政稔
)
(
Mori Masatoshi
)
124.
多数決で決めたから
正しいとか、本当であるとは
必ずしも言えないのであって、
とんでもないことが多数決されるということは
ずいぶんありうる。
けれども、ほかに仕方がないから
そういう方法をとる、
というのが民主政治ですね。
(
田中美知太郎
)
(
Tanaka Michitarou
)
125.
独裁政権と民主化勢力の「交渉」でも
平和が生まれるとは考えにくい。
こうした「交渉」は、
相互の意見や目的を照らし合わせ、
公正に行われるわけではありません。
独裁者は反体制派から服従を引き出そうとします。
……
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(
ジーン・シャープ
)
(
Gene Sharp
)
126.
独裁者は、
暴力を圧倒的なレベルで行使できる装備を備えている。
より優れた軍事設備や
弾薬、交通手段、兵士数が揃っている。
勇敢さはあれども、
(暴力においては)民主化勢力は
(ほぼ常に)かなわないのだ。
……
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(
ジーン・シャープ
)
(
Gene Sharp
)
127.
民主主義は
教育のないものによる統治を意味するが、
他方、貴族政治は
悪い教育による統治を意味する。
(
G・K・チェスタートン
)
(
G. K. Chesterton
)
128.
民主主義、我々は政府が人民を所有するのではなく、人民が政府を所有する国ならば、どの国でも喜んで迎える。
(
ウィンストン・チャーチル
)
(
Winston Churchill
)
129.
民主主義の原理を越えた、さらに高いところに
絶対的な価値をおく、
旧憲法を支えた市民感情は、
半世紀に及ぼうとしている民主主義の憲法のもとで、
単に懐かしまれるよりもさらにリアルに、
生き続けています。
(
大江健三郎
)
(
Ooe Kenzaburou
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