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101.
自分が完全かつ絶対的に機械的な存在であり、どうしようもない代物であることを悟るのが覚醒なのだ。
自分にたいして恐怖をかんじないかぎり、少しでも自分を知ることはできない。
(
コリン・ウィルソン
)
(
Colin Wilson
)
102.
(力という機械仕掛は)確率的には
おおむね不当な結果を生じさせる。
時間の経過はなんの関係もない。
時間がいかに経過しても、
この機械仕掛の作動において、
偶然に正義にかなう結果をもたらす微細な確率を増加させはしない。
……
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(
シモーヌ・ヴェイユ
)
(
Simone Weil
)
103.
近代の人間は
高性能な専門機械のように、
ごく狭い範囲の仕事にだけ高度の能力をもつことを
理想にしてきたために、
大らかな創造の喜びを知ることがすくなくなってしまった。
……
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(
外山滋比古
)
(
Toyama Shigehiko
)
104.
自分の専門研究が人間文化において占め得る位置について
常に反省し、
専門外のことにも耳を傾けてこそ、
その人は専門の奴隷になるずにすむし、
機械にならないですむのではないか。
……
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(
渡辺一夫
)
(
Watanabe Kazuo
)
105.
機械は人間のために作られたものであり、
人間は機械の奴隷になってはならぬはずである。
この簡単な事実を忘れない人々が
真の文明人であり、
機械の奴隷となった文明人は、
この事実を忘れ去っているが故(ゆえ)に
増上慢に陥り、
とんでもない愚行を演ずるのである。
(
渡辺一夫
)
(
Watanabe Kazuo
)
106.
感情や友情や、
勉強もおけいこごとも、
すべて“のための人生”に結びつける人の多いのを見ると、
人間が合理主義という機械の部品になっている感じがしてならない。
……
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(
鴨居羊子
)
(
Kamoi Youko
)
107.
近代人は故郷を失ひつつある。
故郷を持たない人間がふえてゆく。
彼等の故郷は機械の間かも知れない。
或(あるい)はテーブルの上かも知れない。
或はまた、闘争そのもの、享楽そのものかも知れない。
(
種田山頭火
)
(
Taneda Santouka
)
108.
科学・機械文明の利便の蔭(かげ)にある
呪詛(じゅそ)してしかるべき病弊は、
「土から出て土にかえる」人間としての分限の自覚の喪失ということである。
……
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(
渡辺一夫
)
(
Watanabe Kazuo
)
109.
映画というのは
基本的に機械だ。
カメラが機械であり、
映写機が機械である。
その機械が、
観客が一体何を思おうと、
観客がどのような体調であろうと
関係なく、
自らが構成された通りに
ある画面を、否応なく見せ続け、終わる。
その厳然としたありようは
「運命」というものにきわめて似ている。
……
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(
濱口竜介
)
(
Hamaguchi Ryuusuke
)
110.
ヒューマニズムとは、
人間の機械化から人間を擁護する
人間の思想である。
割切れない始末に困る人間性の認知を
不断に持って、
懸命にその解決を求め続ける精神である。
(
渡辺一夫
)
(
Watanabe Kazuo
)
111.
長い間積み重ねてきた経験や技を拒否したのは
機械を使う時代である。
最新技術が生み出した機械はすべて、
人間不要の原理で作られている。
……
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(
塩野米松
)
(
Shiono Yonematsu
)
112.
人間は機械である。
ちょっとでも触れると
欲情が激しく回る
機械である。
(
モーパッサン
)
(
Maupassant
)
113.
「考える機械」などと言う言葉は、
近代的な運命論や唯物論の
愚にも付かないたわごとである。
機械は
考えることが出来ぬからこそ
機械なのだ。
(
G・K・チェスタートン
)
(
G. K. Chesterton
)
114.
決定理論は、ある前提に対する機械的な解答である。
どの前提を選ぶかは、経営者の意思によらねばならない。
( 作者不詳 )
115.
労働者とは、
機械の性能に応じて徴発されるべき
大量の物理的エネルギーの人格化の謂(いい)であり、
機械に於(おい)て政治する人間の力に対して、
これが階級と呼ばれる。
(
石川淳
)
(
Ishikawa Jun
)
116.
潜在意識は、たとえて言えば万能の機械である。
しかし、これは自分勝手には動かない。
動かすのあなたの顕在意識である。
(
ジョセフ・マーフィー
)
(
Joseph Murphy
)
117.
現代の機械は、たいてい〈他殺機〉である。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
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