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偉人、偉大な人
有名人/著名人/名高い人/高名な人
1.
偉大な人物の伝記を読むと、
彼らが最初に勝利する相手は
自分自身である。
彼らにとって最も大切なのは
自己鍛練なのだ。
(
ハリー・トルーマン
)
(
Harry Truman
)
2.
一般に伝記というものは
何でも語っているが、
只(ただ)我々にとって重要なことは
除外しているものだ。
(
レフ・シェストフ
)
(
Lev Shestov
)
3.
世の中のすべてを偉人たちがつくっているわけではない。
伝記に残ることも、歌に歌われることもない普通の人々が、今日も、誰かのために頑張っている。
(
広告コピー
)
(
advertising copy
)
4.
ソクラテスの存在も、プラトンの頭の中の虚構が半分、という推理が成り立つ。
だれだって、自分の愛人の伝記を書くときには「あるがままの彼」ではなく、「そうあってほしかった彼」を書くものだからである。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
5.
偶然、つき、幸運、運命、天命、摂理──
これらは同じことを様々な言い方で表現しているにすぎないのだ。
つまり、人間が自分の伝記に書き記すものは、
外からのより高い力に絶えず支配されている
というわけなのだ。
……
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(
ウィンストン・チャーチル
)
(
Winston Churchill
)
6.
私の散文作品はみな魂の伝記であって、
その中では、事件やもつれやスリルは問題ではない。
私の作品は根本において独白だ。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
(
Hermann Hesse
)
7.
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ。
(
アンドレ・モーロア
)
(
Andre Maurois
)
8.
君、からだを頑健にして置きたまえ。
作家はその伝記の中で、どのような三面記事をも作ってはいけない。
(
太宰治
)
(
Dazai Osamu
)
9.
今日(こんにち)、偉大な人物はみな弟子を持っている。
そしてその偉大な人物たちの伝記を書くのは、決まってユダである。
(
オスカー・ワイルド
)
(
Oscar Wilde
)
10.
伝記のみが真の歴史である。
(
トーマス・カーライル
)
(
Thomas Carlyle
)
11.
私たちはただ、
過去を変えることができるようになるためにのみ、
未来の主人になりたがるのだ。
私たちが闘うのは、
暗室にはいり込んで、
伝記や〈歴史〉を書き直すためなのである。
……
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(
ミラン・クンデラ
)
(
Milan Kundera
)
12.
歴史上の人物の伝記を読む時に、書かれた文字を肉づけてゆくのは、自分の内部にたくわえられている自分をふくめて何人かの人びとについての考えである。
(
鶴見俊輔
)
(
Tsurumi Shunsuke
)
13.
歴史小説や伝記小説のたのしみは、
読者にとっても、
書き手にとっても、
自分自身の人生を
その中に参画させ、投入させ、
いっしょに燃焼させることができる点にある。
この世ならぬ時間空間の中で、
それだけいくつもの人生を生きてみることができる。
(
城山三郎
)
(
Shiroyama Saburou
)
14.
作者とのつながりのない作品には、
私は本当の意味での関心が持てない。
たとえば、伝記的作品でも、
その人物を取上げる必然性が感じられない場合は、
興味が半減する。
(
吉行淳之介
)
(
Yoshiyuki Junnosuke
)
15.
現代では、
善人よりも悪人の行状に魅力があることは疑えない。
人は善人の一代記より、
悪人の伝記の方をよろこんで読むだろう。
(
山田風太郎
)
(
Yamada Fuutarou
)
16.
若い女の子には、
美しいものを見たときの、〈アッ〉というショックを
いくつも味わってほしい。
それも、先輩の女の人たちから──。
その人の生涯たたかいぬいた生きかたを、
伝記をよんで〈アッ〉と思ったり、
生きてる人でも、
ただいま奮闘中、という人生に感動したり。
……
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(
田辺聖子
)
(
Tanabe Seiko
)
17.
表現重視の読書にとって
「誤読」とは良い言葉だ。
読者に架空の作者意図を詮索する自由はあるが、
それは何ら立証の根拠にならず、
作者の伝記的事実に、
読者個々の自由な誤読を妨げる権能はない。
(
諏訪哲史
)
(
Suwa Tetsushi
)
18.
小説の読み方の主流は今、
作者の伝記的事実や作品の時代背景を考慮の外へ置き、
あくまでテキストの上で交響する言葉の戯れを
「読者が主体となり創り出す」ことにある。
……
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(
諏訪哲史
)
(
Suwa Tetsushi
)
19.
人間は一生のうち、
とくに伝記を読まねばならぬ時期が、
二度はある。
第一は、十二、三歳から十七、八歳前後にかけてで、
今一つは、三十四、五歳から四十歳前後にかけて。
それぞれ立志の時期と、発願(ほつがん)の時期と言ってよかろう。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
20.
(伝記は)臨終の近づいたような場合すら、
かつての日読んだ偉人の臨終の模様を想い浮かべることによって、
人生の最期における人間的態度を教えられる
最も力強い教えとなることでしょう。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
21.
伝記は何人(なんぴと)にとっても必要であり、
またいかなる年齢の人も読むべきであって、
たとえばもはや老年になって、
ほとんどなすべきことのないような人でも、
偉人はその晩年をどのように過ごしたかということを知る意味で、
伝記は決して無意味ではないわけです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
22.
自分の情熱を深めていくには、
一体どうしたらよいかというに、
それはやはり
偉人の伝記を読むとか、あるいは
優れた芸術品に接することが、
大きな力になることでしょう。
そしてそれ(=情熱)を浄化するには、
宗教及び哲学が大いに役立つものです。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
23.
偉人の伝記というものは、
一人の偉大な魂が、
いかにして自己を磨きあげ、鍛えていったか
というその足跡(そくせき)を、
もっとも具体的に述べたものですから、
抽象的な理論の書物と違って誰にも分かるし、
また何人(なんぴと)にもその心の養分となるわけです。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
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