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1.あの(封建)時代から明治初年にかけて日本人が持っていた辛抱強さ、一種頑迷ともいえる精神の背骨だけは、日本人がもう一度持って貰(もら)いたいと思う。人間は頑固なくらいがいいのだ。軟体動物が一番困る。

2.娘よ、もし夫が友を訪ねる時は、清潔にし身だしなみをよくして送り出すようにすべきだ。もし夫の友が遊びに寄ったら、できるだけよくもてなしてあげるべきだ。そうすれば夫から大切にされるだろう。

3.火の粉はふり払わなければ、火傷します。だから必死にふり払う。自分が置かれた立場を悲観している暇はない。

4.真の平和とは、単に緊張がないだけではなく、そこに正義が存在することである。

5.結婚というのは、男と女が愛し合うこと、それを土台に人生をつくること。

6.売れない理由を相手に押しつけちゃいけない。売れない理由を不景気のせいにしちゃいけない。売れない理由は必ず社内にある。

7.(社長というのは)目先の業績を上げるだけならわけはない。次の次の世代のために種を仕込むのが社長の仕事だから苦労する。(ver.0)

8.作品とは自分の生命の刻印ならば、作者は、どうして作品の批判やら解説やらを願う筈(はず)があろうか。愛読者を求めているだけだ。生命の刻印を愛してくれる人を期待しているだけだ。

9.確実なことが何ひとつ無い時は、どんなことでも起こる可能性が?ある。

10.必要条件を簡潔かつ明確にするほど、決定による成果はあがり、達成しようとするものを達成する可能性が高まる。

11.偉い人間は、咄嗟(とっさ)にきっぱりと意志表示が出来て、決して負けず、しくじらぬものらしい。

12.花はただ咲く ただひたすらに

13.人は、自分以上の仕事もできないし、自分以下の仕事もできない。働かないものには、権利がない。人間失格、あたりまえのことである。

14.言わぬところに心をかけ、冷えさびたるかたを悟り知れとなり。境に入りはてたる人の句は、この風情のみなるべし。

15.力はつねにあなたの中にあり、外にあるのではありません。

16.学校の先生や親たちは、最後に満点をとる人生を子供に願うべきです。

17.頂の寒さを知るために登る

18.どか雪と四(よ)つに組みたるまま暮るる

19.まどかなる鯛焼の眼よ月見ずや

20.人は、笑顔の時は楽しいことを思い出し、しかめっ面の時は嫌なことを思い出す。

21.神、それは夢のゴミ捨て場である。

22.神と共にある者は多数派である。

23.昨日を守ること、すなわちイノベーションを行わないことのほうが、明日をつくることよりも大きなリスクを伴う。

24.おれをこんな無口な男にさせたのは、お前です。夕食の時の世間話なんて、たいていは近所の人の品評じゃないか。悪口じゃないか。それも、れいの安易な気分本位で、やたらと人の陰口をきく。

25.長いあいだ一人でものを考えていると、結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなるんだ。ひとりぼっちであるというのは、ときとして、ものすごくさびしいことなんだ。

26.世の中が不況のときや、悪い実績が続いたりすると、このままでは倒産してしまうのではないかという否定的なことを思い、それを気に病む人がいる。しかし、そのようなことが心を占めていると、それが本当になる。

27.被災地の支援も国家に頼るのでなく、「痛い」と感じるくらい(国民)自らお金を出すことだ。出さない人がいてもいい。だが、そうした人は人権だ、権利だと言わないことだ。

28.心身を統一して生きるという活き方が、人間本来の面目である、言い換えりゃ、それが本当の人間の生き方であるがためなんです。

29.小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿……

30.自分の辛かったことや悲しかったこと、それをその人たちに話せるっていうことは、あなた、その人たちを愛している証拠なのよ。

31.皆知つてゐる年玉の中味かな

32.生きているってことは現実ですぜ。人生ってもんは夢の世界でもなければ空想の世界でもない。切れば赤い血の出る肉体を活かしている瞬間瞬間の一コマを人生と名付けるんです。

33.体のまわりを壁に囲まれているようなところなら、たとえ四方八方に気が散っても、全部壁に跳ね返って戻ってくるようなイメージがあります。ですから僕の憧れは三畳の書斎。

34.われら過せし暦日春の夜の烈風

35.現在の思考を変えさえすれば、全生活を変えることができる。

36.自由というのは「武士は食わねど高楊枝(たかようじ)」というようなものでもあり、江戸っ子の「宵(よい)ごしの銭(ぜに)は持たねえ」というようなものでもあるのだ。

37.ナプキンの折鶴一羽秋の昼

38.だれもが偉大な芸術家になれるわけではないが、だれが偉大な芸術家になってもおかしくない。

39.要領よく生きなければ競争に負けると思っているなら、それはまやかしである。

40.私は私に残された余生に対して責任があると感じている。私はその余生でもって何かをやりたいと望んでおり、やり得る最上のことは書くことなのだ。それは私が他人に対して、責任があるからではない。私は自分自身……

41.入学試験の場合、平均点ではいい成績とはいえない。しかし血圧や肝機能なら、平均点(=平均値)にできるだけ近いほうがいい。つまり社会は、脳の働きについては、「異常」をむしろ評価する。

42.具体的な事実に基づいてほめたほうが信憑性があり、相手の自尊心はより満たされるはずだ。

43.(マイナス思考の対処法として)よく言われることに「プラスに考えよ」というのがありますが、それが簡単にできるのなら、人はマイナス思考で苦労したりしません。プラスとかマイナスの観念も含めて、そういうこ……

44.二人の優秀な指揮官より、一人の凡庸な指揮官のほうが、よほど有益である。

45.生命というのは、すべて完全無欠だ、クソムシだろうと、人間だろうと。世の中に無意味なものは、何一つない。

46.教育とは、どれだけ多く記憶するかということでも、どれだけ多く知るかということでもない。それは自分の知っていることと知らないこととを、見分けられるようになることである。

47.生くるを楽しめ。何かを極めるには、楽しむことを忘れてはいかん。しかめっ面して、努力だ根性だ言うてるうちは、真髄はこちらを向いてくれぬものだ。

48.クルマが汚れていることを恥じる必要はない。汚れた理由があるなら、クルマの汚れは勲章のようなものだ。

49.怨恨や敵意は、あなたの活力や熱情や精力を奪う心の毒です。

50.何かを望んで、それに向かって努力することが、自分である。その過程すべてが、唯一無二である。

51.俳句というものは、むつかしい学問や格式を必要とせず、万人が楽しめる文学として生まれ、そして今日まで発展してきたものですから、だれでも、気軽に、自分たちの周囲から、美しい詩を見つけて、十七文字にする……

52.劇場があって劇が演じられるのではない。劇が演じられると、劇場になるのである。

53.こんなに傷ついてるのに、まだ、自分を責めるの? ますます、つらくなっちゃうよ。ここまでがんばった自分に、「もういいから」って、いってあげて。

54.記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それがもたらした歴史は消すことはできない。

55.以心伝心で思っていれば伝わるというのは傲慢だ。思いは形にしてこそより強く伝わるものだし、十分わかっていたとしても、形になるとあらためて思いの深さをしみじみ感じるものなのだから。

56.過去を買い戻せるほど裕福な者はいない。

57.人間的な英知とは、知っているべき物事の秩序を知ることであり、自分の知識を重要度によって整理することができるということなのです。

58.世の中から変人とか奇人などといわれている人間は、案外気の弱い度胸のない、そういう人が自分を護(まも)るための擬装をしているのが多いのではないかと思われます。やはり生活に対して自信のなさから出ている……

59.努力は、人を裏切る。

60.戦いというものは潮どきがある。このあたりで一度敵の出鼻を叩いて見せぬと、士民(しみん)も心細かろうし、敵も図に乗ろう。

61.貪欲を離れる、自己固執を離れるというのは自己固執しなくなることではなく、自己固執を一歩も出ないことを悲歎することなのです。

62.指揮官というものは、どこかで部下と勝負する部分がなくてはならない。その勝負に負けたときが引き際だ。

63.甘えると 苦しみはいつまでもうずく

64.「不可能」とは、誰かに決めつけられることではない。

65.初恋というのは、二番目の恋をするための準備以外の、いかなる価値があるのだろうか。では二番目の恋は、はたして何をもたらしてくれるのだろうか。それは皮肉にも、初恋に対する後悔の念だけである。

66.死んだ人々は、もはや黙ってはいられぬ以上、生き残った人々は沈黙を守るべきなのか?

67.自分に起こるすべてのこと、自分にかかわるすべての人を「善」ととらえることです。たとえ表面上悪い兆候に思えることでも、まずは「善」とする。将来的にいい方向へ進むための天の配剤、もしくは教えと……

68.怨み顔とはこのことか鯊(はぜ)の貌

69.豊饒な生活に対する適切なアプローチ(2)。欲望をどうすればよいか。所有できたら素晴らしいと思われるものの中で、本当に欲しいものを選択して、情熱をもって追求すれば、豊饒な気分を味わえます。

70.結婚の相手を選ぶといったって、つきつめて考えれば、結局のところ、おみくじを引くような、銀貨の表か裏かを判じるくらいのものだ。

71.男のひとは、口では何のかのと、立派そうな事を言っていながら、実のところはね、可愛い奥さんの思惑ばかりを気にして、生きているものなのです。立身も、成功も、勝利も、みんな可愛い奥さんひとり……

72.偉くなろうとするのは愚かな努力であり、美しくありたいと志すのは莫迦(ばか)なあがきである、とひねくれる、この考え方ですべてを処理して行く精神をパロディ風というのだろうと思われる。

73.「これは重要事項だから後回しにはできません。すぐにやるのですよ」なんて、せっつく人は、勝手に、好きなように、させておくのさ!

74.旅行というのは本質的には空気を吸い込むこと。

75.敵に対し敬意を持って警戒できる人、戦場ではそういう人を「隙が無い」と言うのです。

76.空を見上げる。──何が、見えるの?──何も見えない。ちがう¥。空を見上げると、とてもきれいな、ひろがりが見える。いや、見えるのではない。感じる。

77.肉体の呼吸と共に常に精神の気息をもたらすのが作句の心である。

78.他人と趣味が同じなんてつまらないぜ。ひとと同じじゃ、どんなに大志を抱いていても一般人の中にうずもれちまうだけさ。

79.精神のバランスが崩れるのは機能性、利便性、経済効率、そればかり基準にするから。精神の健康を保つのは美意識です。

80.過去を引き算することが進歩であるというような勝手な思いなしこそが、むしろ今日の迷妄の、最たる症状なのではないかと、つくづくと疑われるのだ。

81.嫁・姑円満の秘訣の一つに、自分が言い負ける、ということがございます。〈言い負けておくとあと味の茶がうまい〉(岡田雨音美)という川柳がございますが、嫁と口論になっても、ホントは言い返したいところで……

82.少年たちの勉学を強制と厳格さによって訓練するのではなく、彼らに興味をいだかせるように導くならば、彼らは心の張りを発見するだろう。(ver.0)

83.明けそめし春燈を消しまたねむる

84.若いうちは赤字でも、戦うためにまず(自分に)投資をする。いまの自分に投資できない人が未来をつかむことなんてできない。

85.あなたが今日という恵みを持っているなら、状況を創造しなおし、あなたの力でできる限り状況を完全なものに近づけるチャンスがあるのです。今日もまた、あなたにはできる限り正しいものに修正するチャンスがある……

86.売れる商品を企画する社員には共通点があります。彼らは国内外の小売業や飲食業の店を常にウォッチしておき、そこで見つけてきた問題点やヒントを商品開発に生かしています。

87.最終的に頼れるのは、自分自身の力だけなんだ。

88.キライなことで笑うより ステキなことで泣きたいわ

89.どんな物事も、その発端はささやかである。

90.心を標語やモットーで縛らず、〈純な心〉で周囲と共感し、そのままにしておけば、心は他のさまざまなことと調和しながら流れていく。

91.人間は骨董品のタンスと同じ。手間隙かけて作られたものは、時間を経ても愛され続けるのです。自分を磨く時間を惜しんではいけません。

92.目的の単一化とそれに対する兵力の集中は作戦の基本であり、反対に目的が複数あり、そのため兵力が分散されるような状況はそれ自体で敗戦の条件になる。

93.幸福になるための心得。3.美しい詩を読み、美しい音楽に耳を傾ける。

94.科学は現存する事実を描写するばかりでなく、新しい事実を作り出すものであることを念頭に置くべきである。

95.ふるさとに入(い)りて先(ま)づ心傷いたむかな 道広くなり 橋もあたらし

96.あまり寒く笑へば妻もわらふなり

97.生きていくのに、希望なんて理由なんて、無くて当たり前なんだよ! そんなもん、自分で見つけてくもんだろーがっ!

98.野の蝶をみな懐中にかくしけり

99.いく度か出会った危機・困難を結局切り抜け得たのは闘志のおかげだ。

100.過ぎ去った過去に思いを馳(は)せるのでもなく、まだ来ない未来に不安を持つのでもなく、今を全力で生きる、今は恵みの時、最高の時と生きることこそ、人生の本道のようです。

101.木洩れ日は鳥のたましい肩にあそぶ

102.嫌いな奴とは友達になれないが、戦友は嫌いなままじゃいられない。

103.(他人を非難するより)一番いいのは他人の上に悪いところを探さないことだ。他人の悪いところを忘れ去り、自分の悪いところを探し出して、深く記憶することである。

104.即断を迫られたら、まず「ノー」と言え。あなたの意に反して即断を迫られた時、一番良い答えは「ノー」である。なぜなら、「イエス」を「ノー」に変えるより、「ノー」を「イエス」に変える方がずっとたやすいの……

105.必要なことだけ1枚で書け。2枚も3枚も書いたら読まないぞ、と言ったら、今度は細かい字でいっぱい書いてくる。

106.自分が好きな仕事を選びなさい。そうすれば、人生で働いている日など、一日たりともなくなるのだから。

107.月下汗だくずつとおほきく手を振り合ふ

108.私は欲は捨てません。人間の世界が常に進化し向上しようとするのも、大自然の大きな欲じゃないか。人間を作った大自然がすでにこの大きな欲望をもってるんだもん、人間に欲望があるのは当然じゃないか。

109.女学生うつしみ匂ふ照葉(てりは)かな

110.実際はどうであれ、(仕事などが)うまくいっているように見せることは、すごく大事です。「この人に頼めば、きっとまたうまくやってくれるだろう」と思ってもらえますから。

111.最強ではないが楽に勝てる方法はたくさんある。しかし、そんな方法を使っては僕が戦う意味がない。

112.形から入って心に至る

113.私たち(=俳優)を燃料とすれば、お客さまはウチワです。

114.運は施すのではなく、貸してくれるだけだ。

115.むりすると「のに」がつき「ぐち」が出る

116.人間は生まれたからには死ななくちゃいけない。それが宿命なんです。死に向かって生きているわけです。だから寂しかったり、せつなかったり、いろんなことが起こる。

117.妬ましや 妻の犬への 言葉がけ

118.真の力は(心の)内部の静寂から生まれてきますし、静かな澄んだ心はいろいろな物事を成就させます。

119.足る事を知って、及ばぬ事を思うな。

120.安定を求めることに傾きすぎると、かえって危険だ。いちばんの安定は、自分を高めることだ。自分を高めて、力をつけることだ。

121.袋角(ふくろづの)夕陽を詰めて帰りけり

122.ナポレオンはひと月に一度しか手紙の封を切らなかったそうです。なぜでしょうか? その手紙が1ヵ月後の時点で依然として重要なことであれば対応するし、そうでなければ、ただ無視すればよいからです。

123.びくびくしながら上等なものを食べるよりも、質素なものでも誰にも気がねせず食べて暮らしたほうがいい。

124.もしかしたら、私は憎むほど故郷を愛していたのかも知れない。

125.愛がなければ、私は何ものでもない。

126.読書の習慣を身につけることは、人生のほとんどすべての不幸からあなたを守る、避難所ができることである。

127.懸命に生きるって事は、限りなく死に近づくって事なんだぜ。

128.雨のおとがきこえる 雨がふっていたのだ  あのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう

129.美徳がなければ、氏素性(うじすじょう)も値打ちがない。

130.妻を打つ者は、自分自身を打つ者だ。

131.起業家精神という言葉は、経済の世界で生まれはしたものの、経済の領域に限定されるものではない。

132.野心は達成の「魂の伴侶」です。行動はこの似た者同士を結びつける仲介役を果たします。

133.「分かり合う」とは、“すべてを共有する”という意味ではない。

134.コスモスに藍濃き衣を好み著(き)る

135.今の子どもたちは大人には理解できない子ども文化をもっている。(中略)われわれよりも新しい知識を知っているのです。

136.蟲時雨(むししぐれ)わが哭(な)くこゑもその中に

137.未完成の親が未完成の子を育てるのがよい。

138.人が何を成し得たかは、他の人の心に何を残したかで測るべきだ。

139.恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、欲望をその母とする。

140.人って、自分が年取ったと思わなければ、年取って見えないし、年取らないんだ。

141.やまびこの秋の色して戻りけり

142.生きているということ いま生きているということ  それは ポエムをうたう心 それは 宇宙のはるか彼方 それは ゴッホのはげしさ

143.変えられないことに執着するのは、エネルギーの無駄遣いです。変えられない中でどうするべきかを、考えましょう。

144.私は、誰々曰(いわ)く式の話がきらいで、総(すべ)ては体験に依(よ)る話をする主義です。

145.おのづからかすみまとへり翁草(おきなぐさ)

146.生きている間私たちは、食べてこの身を養い、着てこの身を守っているのです。そして、食べているかぎり、動物であれ植物であれ、他の命を奪いつづけているわけです。他の命のおかげで、この身を保って……

147.天上の悦びは素朴である。というのは、そこには平和がいっぱいあるからである。

148.どんな人だってその人の人生という舞台では主役である。

149.あなたに好意を寄せてくる人は、その人の欲求を満たす何かをあなたが持っているからであり、あなたに対して嫌悪感を持つ人は、あなたが相手の欲求を拒んでいるのだ。

150.自尊心を失う十八の心得──15.周りに同調し、自分の信念を貫こうとしない。

151.何がなくていいか、それが、人生のたぶんすべてだと¥。それは本当だった。

152.ある事柄について、自分の中にビッグバンのような爆発的エネルギーが生まれたら、その勢いが少しでも失せる前に、ただちに着手する。

153.古く、慣れ親しんだ枕に頭を乗せるまで、旅がどれほど美しいものかは気づけない。

154.色気無しに親愛の情を抱かせる若い女は少ないものではあるまいか。

155.本当は手に入れたものがあなたを幸せにするわけではなく、あなたの見方の問題なのだ。実際にそれを手にしたとき、あなたを幸せにするのはあなた自身なのだ。

156.人生、笑って生きられた方が絶対楽しいし、やっぱり笑っていたい。

157.頭をピョコンと下げて「さいならァ」、これはイヤだね。見た眼にも、もちろん、汚いしダラしない感じがする。いや、それ以上に、自分自身(=本人)が大切な時間を取りこぼしている。

158.白刃(はくじん)前に交われば流矢(りゅうし)を顧(かえり)みず。

159.恋は、刺草(いらくさ)と百合(ゆり)の花を同時に濡らす夜露である。

160.君は生きている間に、どれだけの布石を捨て、布石を置いてきたのかね。

161.(わからないところがあっても)むやみに、人にきくのはやめなさい。プリントを、よく読み、注意や説明をかみしめて、自分で考えて作業を進める。ちょっとわからない気がしたからといって、すぐきくものではない……