56801.三十一歳は、三十一歳みたいに書くより他に仕方が無い。それが一ばんいいのだと思っている。

56802.動物にさまざまな種類があるように、人間にもさまざまな異なった種類がある。そして、人と人との関係は、異なった動物と動物との関係によく似ている。

56803.いつの時代も弱か者は虐げられるとたい。

56804.石垣の石の一つが母に似て みつめていると自分でもある

56805.世の中で人の言う通りに生きるのは簡単だ。また、独りのときに自分の意のままに生きるのも簡単だ。しかし偉大な人間は、群集の真っただ中で完璧な優しさを保ちながら、独りのときの意志を貫くのだ。

56806.金が欲しい。さもなくば、眠りながらの自然死!

56807.これからの日本企業、日本人に必要なのは、失敗や挫折を「突破する力」である。

56808.他人への奉仕が、人生の目的と意味をもたらす。

56809.言いたいことを、出放題に言っていれば、愉快に相違ない。だが、言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である。何(な)ぜなら、言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばな……

56810.オトナいうもんは、表と裏とある。つまり、アワセになっとんねや。コドモはヒトエ(単衣)ですむけど、中年者はアワセにならんと生きてゆけん。つまりいうたら、変幻自在に生きな、あかんねん。

56811.よく生きるには、よく澄んだ眼をもつことができなければならない。

56812.心の奥深くに根ざし、簡単には消し去ることのできない欲求というのは、たいてい生まれて間もない頃に端(たん)を発している。

56813.せっかくの人生を、もっと面白く愉(たの)しもうというとき、友情というのは、これはすごいタカラモノである。

56814.私は、ノーベル賞を受賞した科学者にたくさん会っているが、意外なまでに幅の広い知識を持っている人が多いことが印象強い。幅広く、多角的な視点を持つということが、創造性の原動力になるのかもしれない。

56815.文章というものは、人間の性格がでるものである。

56816.相手が自分から離れてゆくように、自分が相手に捨てられるように仕向けて別れる、そんなやり方だってある。

56817.すでに過ぎ去ったトラブルを思い出すことは、何と快いことか。(ver.0)

56818.あんた方の命を守る大事な心に、何で苦しさを考えさせたり、悩ましさを考えさせたり、悲しみを考えさせるんだ。

56819.みんなが知っていることを知っていても、何も知らないのと同じことである。

56820.学術研究で最も大事なことはゼロイチです。つまり、ないものからあるものを発見することです。言いかえれば、学術研究とは問題を解くことではなくて、問題を作ることなんです。

56821.別れる愛なんて、卑しきもの。

56822.嘘の最悪なところは、孤独を創り出すこと。

56823.人格というものは「性格+哲学」という式で表せる。

56824.正しい方法で自己を磨き、ダイヤのように自らの力を輝かせていくことが大切である。

56825.恐怖とは、無から生まれるものでは無い。心の中の僅(わず)かな不安を侵食されて生まれるものだ。

56826.友達も、胸襟をひらく相手に乏しいが、真の酒友はさらに少ない。

56827.失敗をしない人間は、概(がい)してなにごともしない人間である。

56828.恩を知らない子を持つことは、蛇の歯にかまれるよりも苦しい。(ver.0)

56829.大抵の人は、毎朝目覚めることを、何か当然のことであるかのように考えている。ところがいつ何時どんなことで、自己の命が失われるかも知れない。

56830.成功とは、自分を正しい方法で動かすことにすぎません。もしあなたが物事を注意深く分析し、論理的に動くならば、非実際的なアイデアなどというものはあまりないものです。

56831.生きるとは、考えることができるということだ。

56832.人生で大切なものは、(異性への)トキメキよ。ときめいていると、女はいくつになっても美しくなれるの。肌の柔らかさも透明感も、心がつくりだすものなのよ。だから私はいつも恋をしていたい。たとえ相手がいな……

56833.坐禅をして一番気をつけなければいけないことは、オレはもう何年坐った、とか、オレは○○老師のところで見性(悟りを開くこと)した、とかね、禅の臭いをぷんぷんふりまくのがいる。素人が中途はんぱに何かの稽……

56834.日本には、ゆだん大敵という言葉があって、いつも人間を寒く小さくしている。

56835.(自分に父親がいない理由を問うと)母親は本のぎっしり詰まった、いくつもの書棚を指差して「この本の山を父さんと思いなさい」と答えた。

56836.あなたのどこか寂しそうで一人ぼっちで、その上その寂しさを我慢していられる姿が好きだったのです。

56837.恋の望みの絶えたときにも、なお愛している男だけが、恋とは何かを知っている。

56838.(質問)僕にもやっと春が来ました。しかし、次の冬がこわくてなりません。対処法はありますか?  (対処法)あえて言うなら“何もしない” 考えないほうが望ましいのではないでしょうか。心配してしまうと、……

56839.人間の本当の強さは、何度ころんでも起きあがれること。起きあがった回数と人間の強さは比例する。

56840.いかなる人間も、状況も、境遇も、あなたを病気や、不幸、孤独、ないしは金銭上の窮地に追い込みはしない。

56841.この濁りある沼が 私の浄土でございますと あるとき いっぴきの鮒が 申しました

56842.先人の跡を継いだ2代目や3代目と言われる経営者の場合は、リーダーシップの発揮の仕方は難しいと思う。というのも、2世、3世の経営者は、実際のところ力はまったく未知数なわけです。そこで私の場合、せめて……

56843.人は一人では、すべてを背負えないものだよ。

56844.人を救えるか救えないかは才能じゃない。人を助けたいと願う意志の強さなんだ。

56845.俺の心の男雛は運命がいつかめぐり合わせてくれる女雛を待っている。

56846.結局、基本的人権はどこから始まるといえば、それは家の周りからでしょう。

56847.私はせっかく生まれてきたのだから、死ぬまでには、ときどき「命がけ」のことをやってみないと面白くないのでは、と思っている。

56848.社内を活性化させよ。見ざる、言わざる、聞かざるの「三ざる」体質は排除せよ。

56849.人それぞれ、目標(数値)が違うわけですが、成功、失敗という境界はシンプルなのです。

56850.企業は(資本家、経営者、労働者の)三者が信頼し合い、力を発揮できるような関係をつくってこそ、いい仕事ができるのである。


56851.いい女ってのはね、男を振り回すくらいでちょうどいいんだよ。

56852.母親は、我が子に「大好きよ。あなたは望まれた、大切な、いとおしい子供よ。神様からの最高の贈り物なのよ」と伝える機会を決して見逃してはいけない。

56853.先輩というものがある。そうして、その先輩というものは、「永遠に」私たちより偉いもののようである。彼らの、その、「先輩」というハンデキャップは、殆(ほとん)ど暴力と同じくらいに荒々しいものである。

56854.私たち日本人は最初はだいたい褒めるんですね。「いやぁ、良かった、良かった」と。ところが、そのあと「でもさ」って、最後はけなして終わるから、みんな不愉快になるんです。

56855.干ばつの時に、泉のありがたさが分かる。事故の時に、友のありがたさが分かる。

56856.私は、友が無くては、耐えられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。

56857.愛の果実は奉仕である。

56858.一部の人間にとって、読書は現実逃避の手段ともなる。退屈や、不運や、孤独や、これ以上耐えられない場所や人間から逃げ出すための翼となるのだ。

56859.言論の権利が保障されているところでは、ファシズムの伝道者は対立する意見を真正面から封じることができない。そこで、彼らは対立意見を「暴力的で抑圧的」と宣伝する(それゆえ、抗議行動は“暴動”と表現……

56860.自分の世紀と共に生きよ。ただしその落とし子とはなるな。自分の同時代の人のためになせ。ただし彼らの賞揚(しょうよう)するところをではなく、彼らの必要とするところを。

56861.神の意志に従うことが、平安を得るための唯一の方法である。

56862.その小説の描写が、怪(け)しからぬくらいに直截(ちょくせつ)である場合、人は感服(かんぷく)と共に、一種不快な疑惑を抱くものであります。

56863.根を養えば 樹はおのずから育つ。根の深さとひろがりが 樹の高さと広がりになる。

56864.生物の中で人間だけが笑う。人間の中でも、賢い者ほどよく笑う。

56865.君のひよこを孵(かえ)らないうちから数えてはならぬ。

56866.「わたし」が詩を見つけるのではない。詩が「わたし」を見つけるのだ。

56867.望めば、神はコンピューターにも魂を与える。

56868.いいもの(=いい食材)になればなるほど、たいして手を加えなくてもよくなってくる。

56869.いい加減、目覚めなさい。日本という国は、特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、あなたたち凡人が安い給料で働き、高い税金を払うことで成り立っているんです。

56870.とかくして家を出(い)づれば 日光のあたたかさあり 息ふかく吸ふ

56871.特に俳優には華麗さと神秘性が必要なはず。SNSですべてを見せてしまったら、誰もスターに夢を描けない。

56872.時間をかけて100点満点の仕事を上げてくる部下よりも、たとえ80点、90点であっても、一番速く仕事を上げてくる部下の方が、上司に強い印象を与える。

56873.そんな暗い顔してないでさ。一度しかない人生だ。パーッと行こうよ。パーッと!

56874.善も悪もいっさい存在しない。ただ、人間の思考がそれらを作り出すのだ。

56875.賭博は、資本主義の富の生産、流通、消費に、もう一つのシステムを与えるものであり、ただのレジャーや気晴らしなどでもなければ、自治体の経済を助ける必要悪などでもない。

56876.(一つのテーマについて)数人での議論は、三分間五ラウンド(合計十五分)の説明、質疑応答を行えば、考えられる意見は全部出尽くす。(追加の質疑応答を考慮しても)三十分あれば十分で、それ以上いくら時間を……

56877.朝日は、やっぱり偉いんだね。新鮮なんだね。夕日は、どうも、少しなまぐさいね。疲れた魚の匂いがあるね。

56878.人生ええ按配(あんばい)にいく方法は、薄氷をふむ思いで生きることや。

56879.余は罪と同様に失策を憎む。分けても政治的失策は特に憎む。それは幾百万の人民を不幸のどん底に吟呻(ぎんしん)せしめるからである。

56880.「言論の自由」を楯に、他者への批判・非難・攻撃・誹謗・中傷を行う者が少なからずいる。それならば、自分自身や愛する人に対して同じことをされても、中止撤回させることも謝罪させることもできないし、しては……

56881.有効に行動する為(ため)に予見すること、これが知性の目的である。

56882.体験、情報、知識を増やすことと、想像体験を豊富に持つことで、(語彙が豊富になり、)想像力の限界を突破することができるのです。

56883.将棋が強くなるのは、将棋盤を見ている視線の鋭さ、深さ、集中力で決まる。

56884.人生は、やるか、やらないかだ。

56885.世の中には 人さまの気づかぬ 落穂があるので 私はだいじに それを拾いあげます

56886.二十代に社会主義者でなかった者は、良心が足りない。四十代に保守派でなかった者は、おつむが足りない。

56887.生きてゆくってことは大変なことなんだ。

56888.鷲(わし)は独りで空を舞う。群れをなして行くのは、カラス、こくまる鳥、むくどり。

56889.好きなようにやったらええ。それで誰もついて来えへんかったら、器やなかったっちゅうだけの話や。

56890.いさぎよく失言を認めて謝ることができれば、生じたマイナスの空気を、プラスの方向に変えられることもある。

56891.縁は異(い)なもの味なもの。(ver.0)

56892.経営者や幹部が会社にユーモアを持ち込めば、社員は反応してものを言うようになります。そして、心を開いて、ためになる情報を持ってきてくれるようになります。会社における問題の解答は、すべて社員の胸の内に……

56893.人間は一般に、内容からよりも外見から一層多く判断する。誰も彼も目を持っているが、洞察の才を持っているのは稀である。

56894.我々は平和を望んでいる。平和は社会組織の変革なしには真実なものとなり得ない。また安定したものとなり得ない。革命によって平和を。

56895.たとえどんな不潔な労働でも、恥じなくて良いし、恥じるべきでない。恥じなければならないのは、ただ一つ、無為の生活である。

56896.マスコミは「小泉メディア人気」を軽薄なものと指摘するが、総理大臣はテレビで人気がとれるくらいの芝居っ気がなくては、民主主義とはいえない。

56897.今の政治体制、経済体制というのは、社会主義と言おうが資本主義と言おうが、どちらも同じように全部“たそがれ”じゃないかな。

56898.人間は希望さえあれば、恐怖には屈しない。

56899.人間は人生の途中、一寸(ちょっと)した優しい他人の励ましや情愛の言葉で勇気づけられ、自分のささやかなものにも自信を抱くことがあるのだ。

56900.心から一歩も出ないものごとは、この世界にはない。 心から外に出ないものごとは、そこに別の世界を作り上げていく。


56901.千里の行(こう)も足下(そっか)に始まる。(ver.0)

56902.人のお世話にならぬよう 人のお世話をするよう そしてむくいを求めぬよう

56903.人間とは何なのだろう? 人間とはプログラムできるものではない。チップを埋め込んで作るものでもない。心の強さが作るものだ。それが人間と機械の違いだ。

56904.親切は親切を呼ぶの。ちょうど暴力が暴力を呼ぶようにね。

56905.怒り方を知らない人は、良くする方法を知らない。(ver.0)

56906.明日のワクワクを寝る前に考える。

56907.いずれやってくる死を考えて生きよ! 墓に入ってから苦しまないように。

56908.結局ね、ダメなんですよ。人に生かしてもらったら。自分で生きなきゃだめなんです。

56909.最晩年の人生を彩るのは思い出。良い思い出に浸れれば、お金がなくても孤独でも、人生の最終章を充実して生きられる。

56910.「安全」は迷信です──自然界に安全は存在しません。長い目で見ると、危険を避け続けるのは、危険にさらされるのと同じくらい危険です。

56911.受容は、自分の受容できないと思う気持ちをも受け入れます。何かを受け入れられない時は、自分の非受容性を受け入れてください。それも無理な場合は、自分の非受容性を受け入れられないということを受け入れてく……

56912.常に自分のしていることに自信を持つこと。もし自信が持てないなら、やらないほうがいいわ。

56913.どんな無法者でも、口ずさむ歌を持っている。

56914.強くなれ。多くの人間が、ほんの些細なことで驚くほど傷ついている。自分に対する評価の低い人ほど、つまらないことで簡単に気分を害している。気にしないことだ。

56915.恋をはじめると、とても音楽が身にしみて来ますね。あれがコイのヤマイの一ばんたしかな兆候だと思います。

56916.人のためにお金を使おう。人生の利回りは意外に高い。

56917.めずらしくもなく たいした草でもない、ごくあたりまえの三ツ葉のクローヴァーがなければ、じつは四ツ葉のクローヴァーなど何の価値もないのだ。

56918.運は回りもの。

56919.最も小さい者にしたのは、私自身にしたのと同じことです。

56920.(使う言葉において)肯定語と否定語のバランスは、肯定語が多ければ多いほど望ましいものです。特に、自分自身を言い表す言葉のすべてが肯定語で構成されている人は、言葉の使い方がとても上手な人です。「こう……

56921.悪い言葉をいっさい、あなた方の口から出してはいけない。必要があれば、人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、聞いている者の益になるようにしなさい。

56922.肝心なのはいつも!オレがやると決めてやる。ただそれだけだっ! 耳を傾けるべきは他人の御託じゃなくて、自分。オレ自身の声。信じるべきはオレの力!

56923.今の教育がいちばん間違っているところは“団子教育”。一人ひとりの個性を殺す教育なのです。お団子のようにみんな同じ形にして、形が違うとはじき出したり、いじめたりします。

56924.(嫌なことを忘れる方法)──嫌なことを忘れないというのは、こだわりがあるからです。嫌なことを忘れようとするのではなく、合理的にそれにこだわることの利益を計算してみてください。割に合うならこだわれ……

56925.煙草くさき国語教師が言うときに 明日という語は最もかなし

56926.孤掌(こしょう)鳴らし難(がた)し。

56927.褒めたくても怺(こら)えて小言(こごと)をいうのは、怒(おこ)りたいところを我慢するのと、同じくらいに、つらいものです。そんなつらい役は、お父さんでなければ引き受ける人はあるまい。親馬鹿というんだ……

56928.何か夢があって、(人に)話して、それいいねってもし言われたら、それは大したことじゃないと思ったほうがいいですよ、逆に。

56929.そこいらじゅうに幸せがあるので、何か手を打って止めなければならない。

56930.どんなものの中にも美しさを見出し、尊さを見出していくのが仏法の智慧なのです。

56931.日々に新たなるを盛徳という。

56932.厳格に考えれば、人生とは実は思考そのものなのである、否、極言すれば人生即思考とも言えるのである。

56933.リーダーとなって、「あの人はいい人だ」とみんなから思われているようなら、自分のやり方はどこか間違っているかもしれないと自己チェックしたほうがいい。

56934.木々の緑や紅葉や美しい花が地球から消え去ったら、人間の暮らしは殺風景になり、感動することがなくなってしまうでしょう。

56935.妻 ひょっとして これは 私のために生まれてきてくれた 女ではなかったか あんまり 身近にいてくれるので 気づかずにきたのだが…

56936.男というものは自分の尊敬する人間を必ずしも愛するとは限らない。それに反して、女は自分の尊敬する人間しか愛さない。

56937.病を克服し、健康でいるためには、あなたの仕事の中に自己を没頭させなさい。その仕事のために働くことによって、あなたは精力と活力に満ちあふれてくることでしょう。

56938.必要以上の評価を受けたら(次は)必ず落とされるのだから、喜んでいると後でがっかりさせられる。

56939.いくら才気あふれた人間でも、移り気で忍耐力に欠けていれば、才能に恵まれなくともひたすら努力する人間には負けてしまう。ゆっくり歩む者のほうが、息長く遠い所まで進んでいける。

56940.私は、私の仇敵(きゅうてき)を、ひしと抱擁いたします。息の根を止めて殺してやろう下心。

56941.現在のなかにあって、記憶はみえないものでしかないかもしれない。しかし、一人のわたしをいま、ここにつくっている生きられた経験が記憶なので、わたしたちはほんとうは、いま、ここに記憶と現在の二つの時間を……

56942.説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ。

56943.家庭は、我々が愛を営み、夢み、誠実に生き、人生の核心を明らかにする場所だ。

56944.経営というものは、経営者の人格の投影でしかあり得ない。そのため、人間として正しい判断基準を持てば、それは必ず経営の実践の場においても有効に機能するはずである。

56945.夫や子供が帰ってきた時に、不機嫌な妻や母親ではいたくありません。そうでなくても、現代は不機嫌な時代なのですから。

56946.こむずかしい理屈をこねたりしてる歌なんて、最悪。単純なラブ・ソングこそ、最高なのに。

56947.自分の夢の素晴らしさを信じる人だけが、未来を手にすることができる。

56948.逆境に身を置くと、順調な日々では見えないことが見えてくる。明るい場所からは暗い場所が見えないが、暗い場所からは明るい場所が見えるのだ。

56949.純粋な衝動が無ければ、一行の文章も書けない所謂(いわゆる)「詩人気質」

56950.本当の詩人というものは「幻を見る人」ではなくて「幻を作る人」である。


56951.人と話することは、じぶんのなかに、他人を存在させることだ。

56952.ある空間を設定し、その前に観客の眼を想定し、その空間においてどのように身を構えるかと考えた時、我々の「演劇」ははじまっているのである。

56953.小食を日常とすべき厳しい定めのある者が、たとえ賤しい悪相であったとしても、相当の幸運の 天分に恵まれ長寿を全うし、ほとんどのことはうまく運ぶ。ゆえに高齢になっても吉である。外見が弱々しそうに……

56954.自動車修理の仕事に従事して、お客さんと接したとき、車をなおしたうえで、その人の不安や怒りを取りのぞいてやることができたら、それはすばらしいことである。(社員には)親切というかたちで、そういう生きた……

56955.言い訳をいい続けるのは、虫歯をそのままにして、ずっと痛みを感じながら生きていくような人生です。

56956.為(し)ようか、それとも為(し)まいか そうおもえることは たいてい為ない方がいい

56957.人間の善には、どんなに善人でも限りがあり、併(しか)し人間の悪ぶりは底なしである。

56958.とかく人は、相手に好意を抱けば抱くほどに、自分の気に入る方向にその人を導き寄せたいと望みます。

56959.敵が来てから火薬をこねるのでは遅すぎる。

56960.九十歳にならんとわからんこともあるんだぞ。長生きをするものだぞ。

56961.その子を知らざれば、その母を見よ。

56962.ものを言う時は、ライオンのように大胆に、ウサギのように優しく、矢のように鋭く、そして、ぴんと張られた弓の弦のように、つり合いがとれていなければならない。

56963.信仰の果実は愛である。

56964.恋愛感情を持った同士の精神と精神との間に濃厚な分泌物が生まれ、そういうものが場合によっては、なまじの肉体関係よりも、はるかに強烈なものになる。

56965.型だけを追うのではなく、型の中に自分の血を入れて初めて形になる。

56966.自分の話ばかりしてないで、相手の話もちゃんと聴け!

56967.「こうあればいい」という理想を説くのではなく、「こうすればいい」という具体的な実践方法が大切。

56968.日々私たちが過ごしている日常は、実は奇跡の連続なのかもしれない。

56969.自分の言葉や行動や仕事などの結果で、何か不本意なことがあったとき、それを仔細に検討すると、必ず「力」か「勇気」か、もしくは「信念」の欠如が原因であったことがわかる。

56970.セールスとは、自分の提供しようとする価値を受け入れる(=受け取る)か断るかを選ぶことができるところまで、相手を連れて行くプロセスである。(要約)

56971.結局、どっちだって同じ、どうせひとりよ、ということなんです。月並みだけれども人生というのは孤独との闘いなんですから。

56972.人みな美しき種子あり。褒めよ、称えよ、認めよ。励ましに勝る教育なし。

56973.我々が相互扶助の生活に終始し、真の幸福に生きるようにという──これが神の意志だ。

56974.原稿の依頼があったときから締切り日まで、その依頼主題についてあれこれと考え、自分の考えをたすけかつ支えてくれそうな書物を何冊も読み、人に会って話もきき、周到な準備をかさねてきている。いよいよ収穫の……

56975.ある程度冷酷にならないと、お金持ちではいられない。富とは、断るということに結びつきます。だからお金待ちは、私からしてみれば信用のおけない人間なのです。

56976.立派な箴言はちょうど塩のように、決して利かなくなることのない食物である。

56977.愛のある結婚、というと何だか構えたコトバでいやなのですが、愛していることに気付いたら、いつもいっしょにいたくなった、それなら結婚しよう、ということになった、というようなことでしょう。

56978.馬鹿者も度が過ぎれば、一種の化け物である。

56979.人は人によってのみ、傷つけられ殺される。人の言葉¥。人の仕打ち¥。人の感情。それだけが、人を生かしもし、殺しもするのである。

56980.本人が意識するしないに関わらず、女性は支配することを身につけている。

56981.きょ年の服では、恋もできない。

56982.旋律はものみなと会話する言葉だ。

56983.整数こそ数学の源泉だ。

56984.勝負に自信がつくと多くの人が天狗になってしまいます。大切なのは、どうしたら技術を全部出し切れるか、その心構えをつくることなのです。

56985.一体どういうわけで、賭博が禁じられていながら、女たちが性欲を挑発する服装をすることは禁止されないんでしょう? その方が千倍も危険なのに! だってこれじゃ、散歩道や道路という道路にありとあらゆ……

56986.人間の知恵では、なんのためにこの世界は存在するのか、またなんのために自分自身はこの世に生きているのか、というような問題に対する解答を思いつくことはできない。

56987.たったいま、みなさんが抱くさまざまな考えがこの世界全体を努力なしに変える。

56988.好き嫌いが先に定まって、理窟(りくつ)が後になる事実ほど恐しく、嫌なものはありません。

56989.結婚をもっとも素朴な数式に還元すれば、一と一とが合(がっ)して二となる代わりに、新たなる一となることである。

56990.新たな時代のマルクスよ これらの盲目な衝動から動く世界を 素晴らしく美しい構成に変えよ

56991.愛は忍耐強い。愛は情け深い。愛はねたまない。

56992.鶏鳴(けいめい)に起きざれば日暮(ひぐれ)に悔(くい)あり。

56993.人間はだれでも、創造的な利他主義という光の道を歩むのか、それとも破壊的な利己主義という闇の道を歩むのか決断しなければならない。

56994.肉体上の病気にもまして危険なのは、今日の我々の精神状態そのものが、様々の意味で病気になっていることである。

56995.自分は分かってもらおうと描いたのではない。その場面がどのように見えたかを示したかったのだ。

56996.女は、生きてるだけで、ミスコンに強制参加させられている。

56997.人は裏切るな。自分を裏切れ。

56998.(登頂に成功した)今の私は、生きていることを実感し、自らの人生の主人公であることを意識できる。ただ夢見る男から生きている存在へ、硬直化したアルピニズムの奴隷から自由になりおおせた瞬間であった。

56999.いろいろあるけど、明日は明日!

57000.人から押しつけられるスタンダードとは別の、自分自身が納得できる(価値)基準を持てれば、独自の勝ちパターンを見つけることもできるようになる。


57001.人が自らの容量を超えて完全になろうとするとき、影は地獄に降りて悪魔となる。なぜならばこの自然界において、人が人間以上のものになることは、自分以下のものになるのと同じくらい罪深いことであるからだ。

57002.眼の前に一歩を踏み出す工夫に精神を集中している人が、馬鹿と言われ、卑怯と言われ乍(なが)ら終(しま)いには勝つであろう。

57003.接戦をしのぎ、手堅く勝利を引き寄せるためには、個人技に頼らないチームプレーの集団にまとめるのが最善だ。

57004.甘やかしとは、頼まれもしないことをすること。

57005.十の力をもって一時間でできることは、五の力をもって二時間でできるとは限らない。

57006.今かかえている苦しさから脱するには、これが一番いい。「人を助ける」

57007.自分以外に自分を救える者はいない。(ver.0)

57008.死と隣合せに生活している人には、生死の問題よりも、一輪の花の微笑が身に沁(し)みる

57009.あなたは選択するためにここにいるのです。あなたの力と責任とを受け入れなさい。そしてひとりで決定を下しなさい。

57010.我々が生きている間は、死は来ない。死が来る時には、我々はもはや生きていない。

57011.言葉について肝心なことはただ一つ、それが一人のわたしによってよく生きられた言葉かどうか、ということです。

57012.日本はまだそうだけど、暗記力が成績に大きく影響する国は少なくなっていくんじゃないか。暗記力に頼るとね、マニュアルまで暗記しようとする。自分で考えることによって問題解決の道筋や、新しいものを創造する……

57013.辛いこと、悲しいことは、幸せになるための必要事項。

57014.社員は誰もが、積極的に新しい提案をできるようにならなければいけない。

57015.他人や社会にどれだけ尽くすことができるかが、その人の「存在価値」を示す。

57016.考えることはすべて、行動と実現へとつながっていく。

57017.下を向いていたら、虹を見つけることはできないよ。

57018.隠匿者なければ泥棒なし。

57019.生きることには死の危険が、求めることには失望の危険が、挑戦することには失敗の危険がつきまとう。しかし危険は冒さなければならない。

57020.ゴルフでスタンスを誤るとすぐOBを出すけど、国家の問題となったらOBだと笑ってはすまされない。わが国は今後、絶対に国際情勢のなかでの座標軸、スタンスというものを誤ってはいけない。

57021.強いということ、自信のあるということ、それは何も作家たるものの重要な条件ではないのだ。

57022.私たちにとって、ことばは、画家にとってパレットの上の絵の具が意味するところのものと同じである。ことばは無数にある。そして絶えず新しいことばが発生する。しかし、良いほんとのことばはそれほど多くはない。

57023.必要には法がない。それで必要は罪を許す口実になる。

57024.人生とは茶番劇である。

57025.遠回りすることでしか手に入れることのできない強さがある。

57026.自分に思いやりが足りない人ほど、相手に思いやりを求めます。自分の言葉が相手を傷つけていないか、まず振り返ってみましょう。(ver.0)

57027.男とケンカしても仕方がない。いつだって向こうの言うことが変なのだから。

57028.人間は年を追うごとに、世の中も自分のことも見えてくる。自分の可能性の多大さを発見できるのです。

57029.ビジネスで成功する秘訣はごく平凡である。…日々の仕事をとどこおりなく成し遂げ、私がいつも口を酸っぱくして言っている「商売の法則」をよく守り、頭をいつもハッキリさせておけば、成功は間違いなしである。

57031.酒は飲むとも飲まれるな。

57032.この世には二種類の人間がいるのだ。一つのものをじっくり食べつくす人間と、あちこちかじり散らして、広く浅く知ろうという人間。

57033.地上には巨人がいます。かれには、なんの苦もなく機関車をももちあげるような、そんな腕があります。(中略)かれは、じぶんの思いのままに天地をつくり直し、森林を育て、海と海をつなぎ、砂漠を水でうるおしま……

57034.「自分はこういう人間」という自己像は、すべてあなたの「思い込み」です。自分は「明るい性格」、あるいは人にもそう思われていると単に思い込んでいるだけで、確たる根拠に乏しいものです。

57035.子を見れば親が分かる。

57036.詞(ことば)は古きを慕ひ、心は新しきを求め、及ばぬ高き姿をねがひて、(ver.0)

57037.私に世界を救うための時間が1時間だけ与えられたとしたら、最初の55分を何が問題かを発見するために費やし、残りの5分でその問題を解決するだろう。

57038.「マインドコントロールって、こういう仕組みで起きるんですよ。あなたが最初に経験したのもこれじゃないですか?」と“源流”までさかのぼると、ようやく(マインドコントロールだったと)認めてくれる場合が多い。

57039.人間は、過去と想像に支配されます。

57040.いつ何時でも犠牲になる心構えを持つこと、(中略)それが「愛」である。

57041.ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。ユーモアとは、知られているように、ほんの数秒間でも、周囲から距離をとり、状況に打ちひしがれないために、人間という存在に備わっている何かなのだ。

57042.何が正しいかは常に感じることができるが、何が可能かは、必ずしも常に分かることではない。

57043.(親子の)依存と独立の共存はどのくらいにすればいいのか。これらの間の均衡をうまく保つためには、「自然」の良さということがひとつの指標になる。適当に依存させ、適当にほうっておき、自然に行われていると……

57044.真(まこと)の愛は真(まこと)の憎しみからしか生まれない。

57045.たとえ、これからどんな世の中になろうとも、この世に人があるかぎり……、いのちのあるかぎり、愛しあって生きていく。

57046.芸術は、命令することが、できぬ。芸術は、権力を得ると同時に、死滅する。

57047.雨を感じられる人々もいるし、ただ濡れるだけの人々もいる。

57048.自分はすべてを知っていると勘違いをして、学ぶことを忘れてしまった人間が、ずうずうしい生き物になります。世の中をなめ、謙虚さを失い、ふてぶてしくなることから、老化が始まるのです。

57049.何かを始めようとするとき、最も大切なのは、チャレンジする気持ちだ。

57050.汝(なんじ)の額(ひたい)に汗して食べよ。(ver.0)


57051.兄弟(けいてい)は手足(しゅそく)たり。

57052.最良の計画とはうまくいく計画である。

57053.問題解決とは、目標(目的)を追求する場において方策(手段)を選択することである。

57054.貧しくとも自分の人生を愛そう。たとえ貧しい家庭であろうとも、楽しい時間、わくわくする時間、素晴らしい時間があるはずだ。

57055.だれにでもいい時と悪い時の波はあって、調子に乗った山の時にこそ、本当にこれでいいの?と、自分を諫(いさ)めるべきだと思うんです。

57056.純粋に二人きりの、のんきな交友など、この世に存在をゆるされないものかも知れない。必ず第三者の牽制(けんせい)やら猜疑(さいぎ)やら嘲笑(ちょうしょう)やらが介入するもののようである。

57057.自分の美貌を鼻にかける女は、美貌に優る立派な長所がないことを、自ら触れ回るようなものである。

57058.私、これからも絶対に忘れないでしょうね、(友人たちと)何時間もぶっ通しで、善とか真実について、それに私たちが個人的な感情と呼んでいたものについて議論していたことを。

57059.頭のいい奴に奇跡は起こせねぇ。馬鹿が不可能を可能にする。

57060.もし、あなたが部下をもつ身なら、100回叱るよりも、1回ほめるほうが部下を大きく育てるものだということを心に刻んでおこう。

57061.出だしが上手く行けば、半分は成功したと同じだ。

57062.社長になる前は、どんな問題でも相談できる相手が周りにいましたが、いざトップになってみると相談相手がいない。最後の決断はすべて社長一人でやらねばなりません。

57063.大人(たいじん)は己(おのれ)なし。

57064.都市とは、社会の空間的投影である。

57065.妻は、職業でない。妻は、事務でない。

57066.【ブスの25カ条】 19.他人につくさない

57067.ある程度製品が規格化され、関わる開発者が一定以上の規模になれば、閉鎖的な開発体制よりオープンな開発体制が優位になるのは、普遍的な原理だ。

57068.はがねを鍛えるように新しい時代は新しい人間を鍛える

57069.ぜいたくは、みたされたとき、単なる物欲となってしまう。

57070.どんな頭であろうと、その頭が利用できる環境にいるかどうか、それが問題なのである。

57071.怒りを遷(うつ)さず、過ちを弐(ふたた)びせず。

57072.一人の女に幻滅し、彼女と別れようとしても別れられぬ男の心がユダの心理に幾分は似ているかもしれぬ。

57073.癖(へき)のない人間とはつき合えない。彼らには深情がないからだ。疵(きず)のない人間とはつき合えない。彼らには真気がないからだ。

57074.女はアジルことはうまいが、それから抽象して普遍的な真理に到達し、コトワザや格言・箴言(しんげん)をつくることはできぬ種族である。

57075.他人に友情を求めるなら相手の秘密を絶対に守ること。人間親しくなれば当然相手の不可侵領域まで立ち入るようになる。それを軽々しく他人に喋るようじゃ、友情だの信頼だのが成り立つわけがないよね。

57076.なぜあなた(=キリスト)はユダを許さなかったのか。もしユダが許されたと聖書に一行でも書いてあったなら、長い長い歴史の間に、どんなに多くの人がほっとしたことでしょう。

57077.人間にとって鏡ほど面白いみものはないのではないか。

57078.愚かなる子は母の憂いなり。

57079.「成長した」と自分で言っている時点で、まったく成長していないことが分かる。

57080.殺人者、泥棒、悪名高い人間と呼ばれているような人たちでも、もしも彼が心底から欲するならば、一瞬にしてまったく新しい人間に生まれ変わることができます。愛と平和に対する熱烈な欲求が生じて、真に意識が高……

57081.理数科系と体育会系と文科系とに人間は分かれているでしょう。文科系と理数科系がくっついたときには人類は栄えるんです。体育会系と理数科系がくっついたときには人類は滅びるんです。武力、つまり戦争ですからね。

57082.アメリカの心理学者ズーニンは、「ものごとは最初の4分間が決め手となる」と述べています。何かに取り組むときには、最初の4分間で上手く軌道に乗ると、あとは楽になるという意味です。逆にいえば、何かを始め……

57083.私にとって最も不快なものはあきらめである。あきらめ切れぬ、という言葉は、あきらめを肯定してそれに到達しえぬ場合にのみ用うべきものである。

57084.いずれ果てる人生で、最大の喜びは2回。産声を上げ、この世に生まれた瞬間。そして、自分が生まれた理由を知った時。

57085.礼儀は下から、慈悲は上から。

57086.地獄とは、もはや愛さぬことです。

57087.夢がかなうことと成功することは、イコールじゃない。

57088.登頂の喜びは一瞬だ。下山(途中下山)、失敗、敗北の辛さの方がよっぽど長く続いていく。でも山に負けたとき自分とどう向き合うのか? そこからの成長にこそ、山登りの本質があるような気がする。

57089.交差点に差しかかったら 信号が黄色にかわった ブレーキを踏みながら 「チクショウ」と言った あさましや 畜生は 仏法聴聞にゆく 車のなかにいた

57090.なぜ女に歳を聞いてはいけないのか。もし女に歳を聞くことが礼を失するというのなら、当然に男にだって歳を聞くのは失礼だ。もし何かの理由があって年齢を答えたくないのならば、はっきり返答を拒否すべきで……

57091.実行しないで、ただ、あこがれて溜息をついているのが風流人ですか。いやらしいものだ。

57092.悪気は牙を隠している。

57093.文学は、決まり文句をずらりと並べたオーケストラである。

57094.早い者勝ち、ということはね、限られたパイの奪い合いにすぎないの。つまり、パン食い競争のようなもので、奪って食べてしまえばそれでおしまいになる。価値あることはパイを創り出すこと。自分の志と能力を磨い……

57095.別種の文化と接することとは、驚くことなんだ。驚く心、見る目を持ちなさい。少年の心で、大人の財布で歩きなさい。

57096.英雄が出るためには、時代が準備されていなければならない。

57097.「ひとりあそび」のできないほど、若い日は多忙であってはならない。

57098.あきらめた後で実は勝ち目があったと言われるのなら、あきらめなかった後で勝ち目がなかったと言われる方が、私はましと思うわけだ。

57099.清き川に清き水流れる。心が美しい人と付き合いたければ、まず自分の心の川を磨くことです。(ver.0)

57100.自分が死ぬのはいいけれど、愛する人に死なれることは一番きついことです。


57101.神の力は科学の限界を超える。

57102.気持ちのはいっとらん眼はいくら動かすても、人形と同(おな)ずだね。

57103.やはり文明は進歩していると思う。なぜなら、戦争のたびに新しい殺人方法を開発しているからだ。(ver.0)

57104.夢を語れば、他人にもみくちゃにされて、はかなく消えかねない。(中略)しかし危険は冒さなければならない。

57105.己を許し本当の自分を認める者、それこそが本当の強者だ!

57106.描かれていない色を見るんだ。聴こえない音楽を聴くんだ。語られない言葉を読むんだ。たのしむとは沈黙に聴きいることだ。木々のうえの日の光り。鳥の影。花のまわりの正午の静けさ。

57107.善人とは、いかに道徳的に価値の少ない過去を持っていようと、さらに善に向かって進んでいる人間である。

57108.人は、(自分が)甘えているものに怯えます。

57109.M&Aや提携、連携では、他社の力をうまく取り込み、自らの力とする視点が欠かせません。異質なものを組織に取り込むことで、変化に対する柔軟性が広がるとともに、こうした交流から新たな企業文化や価値が生ま……

57110.貧しい時代の苦労は、お金で買えない貴重な経験。どんなに辛くても、楽な方へ逃げない。人にできない苦労ほど、いつかしみじみとした楽しい思い出と自信になるのです。

57111.長い目で見た場合、教育はお金より価値がある。

57112.勇敢と向こう見ずとは別のものだ。

57113.「詩というのは無理をせず、遠慮もなく、いまの自分にわかる一節だけを読み、わからないところは読まなくていい。

57114.自分はどこから来たのか、自分は誰なのか、自分はどこへ行くのか、という問いに答えるのは、人知を超えたことなのに、よく出される疑問である。

57115.過ぎ去ったことなどはみな、比喩(ひゆ)にすぎない……それは遠い他国の出来事なのだ。

57116.国境を武力で閉ざし、異なる文化、異なる国々に心を閉ざすのが戦争です。

57117.ほんとに何かを変える人は、口より先に動いてる。

57118.人が自分の罪を自覚し、それを反省するということは、赤子のような素直な心に戻るということではないか。

57119.心中の敵、最も恐るべし。

57120.変化なくして、進化なし。

57121.短所を直すにはすごいエネルギーが必要だけれど、長所を伸ばすのは楽である。

57122.美しいもの! それは魂の目で見た美しさである。

57123.幸福になるのは、自分の好きなものを持っているからであり、他人がよいと思うものを持っているからではない。

57124.「できっこない!」つい弱気になることもあるでしょう。けれど、その弱気を打ち消して、努力を続けることこそ、「人生のツボ」なのです。

57125.いい国つくろう、何度でも。

57126.常に凡夫は(己れを)「及第」の身としたがってならず、それを常に「落第」の身と知らしめてやまざる常否定の智慧(ちえ)こそ、信心の智慧といわれるものではないでしょうか。

57127.権威に弱い、というのは、教養や教育とはあまり関係ないようだ。私の知っているいわゆる食通には、店の名前で食べている(=食べに通っている)男が何人かいる。

57128.もし、会社が、ひとつの大家族であるかのような運命共同体となり、経営者と従業員が家族のごとくお互いに理解し合い、励まし合い、助け合うならば、労使一体となり会社経営ができるはずである。

57129.心は助言、相談、創造的ブレインストーミングの費用を請求しないし、どれほど時間がかかろうと夢の受胎から出産までを無料で引き受けます。

57130.文学は人間を知る営み。

57131.不出来のままに 出来上がってゆくので 人生は面白い

57132.人生が困難な理由の一つは、私たちが、家族、友人、同僚、他人に助けを求めないからです。援助を求めるのは、自分の無能さや人にたかる人間であることを認めているような気がして嫌なのです。

57133.生死別ルヽ瞬間アラユル外形的取扱ヒヲ辞ス。

57134.己れの長を以(もっ)て人の短(たん)を形(あらわ)すことなかれ。(ver.0)

57135.勇気を出したければ笑うことだ。勇気は笑いを待っている。

57136.人間はみな自分を知ってもらいたいという欲求を持っている。程度はさまざまにせよ、思っていることを聞いてほしい、しゃべることで自分のことを理解してほしいと思っている。だから、じっくり話を受け止めてくれ……

57137.もはや起業家的なイノベーションをマネジメントの枠外ないしはその辺境に位置づけることは許されない。

57138.死ぬるばかり苦しき時には、汝(なんじ)の母に語れ。十たび語れ。千たび語れ。

57139.人は何故(なぜ)刺激を求めるか分かる?(中略)退屈は死も同然だからよ。私たちは刺激のために生きているのよ。

57140.歴史上のすべての暴君は、自由の信奉者であった。ただし、自分の自由の、である。

57141.子供たちに対しても正直であり、約束を守れ。そうしないと、子供たちに嘘をつく習慣をつけることになる。

57142.全くわからないという状態がつづいたこと、そのあと眠ってばかりいるような一種の放心状態があったこと、これが発見にとって大切なことだったに違いない。種を土に播(ま)けば、芽が出るために時間が必要である……

57143.みんな、みんな悲しい。でもわたくしニッコリしますと、みんなニッコリしますです。わたくし、今日は(こんにちは)、と言いますと、みんな、今日は、と言いますです。そのことあります限り、わたくしは生きるの……

57144.人々が仕事で幸福であるためには三つのことが必要だ。その仕事に向いていること。その仕事をやりすぎないこと。その仕事で成功すると感じていること。

57145.女性には、たいてい三つのコンプレックスがあるという。美貌、若さ、女性蔑視(べっし)への疑心暗鬼。

57146.人と心を触れ合える人は、安心して人の世話になれます。

57147.憎しみを消し去ることができるのは愛だけ。

57148.間違いこそ、美徳となるもの。

57149.あなたが微笑めば、世界はあなたに微笑む。あなたが泣いたら、あなたは独りぼっちになる。

57150.往(ゆ)こう 往こう ひたすらに 往こう


57151.私はどれほど多くでではなく、どれほど少しでやっていけるだろうか。それは必要だろうか。人生にまたひとつ何かを加えようという誘惑に駆られたとき、そう私は自分に尋ねる。

57152.富貴(ふうき)にして驕(おご)れば、自らその咎(とが)を遺(のこ)す。

57153.人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け

57154.学問や仕事がいくらできようと、人間的に評価が悪かったらダメですよ。だからぼくはすべて人間評価からはじまり、人間評価において終わると思うな。仕事も大事だけれど、人間関係があってこそ、仕事が成り立つん……

57155.人生は長いと、ずっと思っていた。間違っていた。おどろくほど短かった。きみは、そのことに気づいていたか?

57156.劣等感が服をまとっているのが男なのです。銭湯で大きなチンチンを見て降参し、背の高さ、仕事の腕、腕力、財力、知力etc。男は常にさまざまな不安や自己嫌悪や自己不信を抱いているのです。だから力にあこが……

57157.あらゆるものの美と品格と完全性は、自己を制限することにある。

57158.死ぬということをそう大げさに考える必要はない。自分が死んで自分の世界は死んだとしても、宇宙が消滅するわけでも何でもないんですよね。そうガタガタ騒ぐなという感じはする。

57159.今日のピンチは、明日の冗談。

57160.何かを成し遂げることが成功ではなくて、自分の使命を見つけ出すことが、本当の成功。

57161.会社を辞めてもきちんと稼いでいける人の特徴は、これだけは絶対誰にも負けない、これをやらせたら社内では一番だというコアコンピタンス(=圧倒的な専門能力)を持っている人です。

57162.競争というのは、目的でなく、いわば手段。共生は、手段であるが、目的の部分がかなり大きい。

57164.愛されたい願いが善い願いであるならば、事実として愛されていなくとも、死まで依然として愛されたいと願うべきである。

57165.(リーダーたるもの)一番うしろを歩け、地獄をあるけ。

57166.危険が迫った時は、絶対に後ろを向いて逃げるべきではない。そんなことをしたら危険は二倍に増える。逆に、即座に立ち向かえば、危険は半分になるものだ。(ver.0)

57167.科学の発達によって、われわれが多くの苦痛を和らげたり、減少させたりできるにしろ、人間存在に固有の(苦しみや)悲しみはなくならないのである。そして、実のところ、そのような感情こそ、人間の個性……

57168.嫉妬は内紛の始まりを作り出す。

57169.「私はこういうことをしたいと考えています。それについてAさんはどうお考えですか」という聞き方をすれば、これは「人の話を(無防備に)聞く」ことにはならない。情報収集である。情報収集は決断をする際に必……

57170.オトナの男なり女なりが、良識あり秩序と節度を保ち調和のとれた人生を送ろうとしても、そこへ土足でズカズカとはいりこみ、傍若無人にかきみだすのは(※いつも)子供である。

57171.いちど、にせものをつとめると、不安で不安で夜のめも眠れず、それでいて、そのにせもの勤めをよそうとはせず、かえって完璧の一点のすきのないにせものになろうと、そのほうにだけ心をくだくものです。不思議な……

57172.不安を消すには、(関連する)物事を整理してみることです。不安というのは、漠然としているんです。漠然としているから不安は消えないんです。

57173.新しき本を買ひ来て読む夜半(よは)の そのたのしさも 長くわすれぬ

57174.桃栗三年柿八年

57175.型あるものは、いつか崩れる。

57176.間違いをしたことのない者は凡庸である。そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。

57177.自分の悩みを数え上げられる人は幸いだ。

57178.人はみな過ちを犯すんです。そのことはどうしようもない。でも、その過ちのうえで、その教訓がどう活かされるか、生き直せるか、それが一番大事なことなんではないでしょうか?

57179.負けたってええやないの。勝った人が喜んでくださってるわ。(ver.0)

57180.それを創る芸術家に、金が、あればあるほど、佳(よ)い。さもなくば商才、人に倍してすぐれ、(恥ずべきことに非ず。)画料、稿料、ひとより図抜けて高く売りつけ、豊潤なる精進をこそすべき也。これ、しかしな……

57181.真似は個性を身につけるための手段なんだから。個性ってのはさ、 何かを一生懸命に真似しないと、手に入れることなんて絶対にできないんだよ。はじめから独自のものを目指そうったって、そんなの上手く……

57182.価値ある創作は、作者の孤独な時にだけ制作される。大作はつねに孤独の子である。

57183.生きることは、より多く感じることであり、生きるということを基準に勝敗を考えるならば、より深く生きた人間か、より広く生きた人間が勝ちだろう。

57184.勝つために生まれてきたのではない。負けるために生まれてきたのでもない。(ver.0)

57185.自分が相手の悩みを解決できないように、相手も自分の悩みを解決できない。ただ、話を聞いてくれるだけでしかない。

57186.橋という橋は何のためにあったか? 少年が欄干に手をかけて身をのりだして 悲しみがあれば流すためにあった

57187.富豪となる秘訣は、「時間」と「金銭」とを浪費しないで、最もよくこれを利用することである。まことに入るは易しい。ただこれを怠らず実行することが難しいのが、この致富の道だ。

57188.(文学)作品というのは、読み手の意識が作者に近づくほど深く味わうことができる。

57189.スケジュールは混乱や気まぐれを防ぐ。それは日々を捕まえる網だ。スケジュールは理性と秩序のひな型である。

57190.わきぜりふは人と議論する時も、けんかになるのを防ぐのに効果的だ。むかっときたら架空の観客のほうを振り返り、「今の彼女の言いぐさ聞きました? 信じられませんよね。ふざけんじゃないって言ってやってくだ……

57191.運のいい男は妻を失い、運の悪い男は馬を失う。

57192.真の教育とは、心を豊かにし、人間性を高めることだ。

57193.自分を大切にし、仕事を自分のものにすれば、自ずと会社のためにもなる。

57194.末期の患者にとって、(深刻な診断結果に対する)否認は緩衝装置の役目をする。否認することによって、患者はいったん気を落ち着け、自分を取り戻す。

57195.(言葉を使って)はっきりとしたイメージを提供できる人を、人は信頼する。

57196.生産的で幸福な人生は、見つけるものでなく、つくりだすものだ。

57197.若いということは、お金がないということではない。若いということは、お金がないことを気にしないでいられることだ。

57198.わたしは、大勢の方々をお世話しなければ……と思ったことは一度もありません。わたしが向き合うのは、目の前にいるひとりの人です。わたしは一度にひとりの人しか愛せないし、ひとりの人にしか食事を与えること……

57199.優秀な企業こそ不況時に伸びる。これが自由経済の本質である。

57200.生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。ただそれが続かないのだ。昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。結んだ紐は、日に日に締め直せば……