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1.眼つむれば若き我あり春の宵

2.アフリカのピグミーたちは、「急ぐことは、死につながり、ゆるやかに進むことは、生を豊かにする」と、信じているらしいが、全くその通りだ。

3.聴覚障害者と視覚障害者にとって、精神的な世界を思い描くことはなんら難しいことではない。自然界のほとんど全てのものが私の感覚にとっては定かでなく、遠いものなのであって、大多数の人の精神にとっては、精……

4.どうやらお金とは、へそ曲がりなところがあるらしい。「カネ、カネ、カネ」と騒ぎ回っていても、ちっとも集まらない。ところが、「カネは二の次、三の次。とにかく私はこれをやりたいんだ。社会に伝えたい……

5.万有引力とは ひき合う孤独の力である  宇宙はひずんでいる それ故みんなはもとめ合う

6.普通、死と呼ばれているものは、大生命の別の次元の新しい都市へ至る旅路に過ぎません。

7.どんな場合にも、人が自己の感情を完全に表現しようと思つたら、それは容易のわざではない。この場合には言葉は何の役にもたたない。そこには音楽と詩があるばかりである。

8.少女マンガの中に、かつて純文学が演じた高度な天才性が見事に表現されたようなものがあり、いまの文学自体の中には、あまりなくなって、逆に文学自体が少女マンガから影響を受けているような感じが出てきている……

9.「今」を生きることを学び、感謝の念で毎日をいとおしむことによって、自尊心は著しく高まる。

10.極論すると、大事な話は電話でするな、ということです。対面する力は何よりも大きいもの。その場の雰囲気を感じながら、相手の目を見てやりとりする、これが一番大切です。

11.(自分の子供、自分の生徒は)「しょせん、ただの人にしかならない」「必ず、ただの人にはなる」という楽天主義にたてば、あせりや苦しみ、心の迷いから解放される親や教師がたくさんいるのではなかろうか。

12.浮世(うきよ)は夢

13.親っていうのは、子供を見守る幽霊だ。

14.人間に生き腐れある春炬燵(はるごたつ)

15.俳人は歌手(または作詞家兼歌手)であり、曲譜は十七字型そのものである。この曲譜の不実が何故か人間の心をとらえて離さない。この曲譜をどう工夫して歌いこなすか、これが俳人の責務である。

16.〈本当に生きた日〉は人によって たしかに違う ぎらりと光るダイヤのような日は 銃殺の朝であったり アトリエの夜であったり 果樹園のまひるであったり 未明のスクラムであったりするのだ

17.悪は自立のはじまり、という考え方もある。子どもたちは自立して行かねばならない。本来の自立の過程の間に、子どもは何らかの形で大人に対して反抗し、ノーと叫ぶときがある。

18.世界は謎に満ち満ちている。騒々しい中高年女達が既婚者になっていられる理由と、若い子連れのカップルが存在している理由はどうあっても同じではない。結婚というのは愛を誓うことによって成り立つはずだが、世……

19.女にはまた、一定数の怖ろしいものがなければならず、蛇とか毛虫と船酔とか怪談とか、そういうものは心底から怖がらねばならぬ。

20.せりせりと薄氷(うすらひ)杖のなすまゝに

21.傲(おご)った知識の持ち主(未熟なエリート)や騙(だま)されやすい経験者(修業や神秘体験にひたる者)は、安易に判断を下してしまう。一生考え続けても結論が出ないような問題に、簡単に結論を出して……

22.しづかにも年輪加ふ冬木かな

23.芸術は人間のパンではなくても、少なくともブドウ酒である。(ver.0)

24.それはもう大昔からきまっているのだ。人間には絶望という事はあり得ない。

25.人に嫌われているのではないか、誰からも評価されていないのではないか。心の中にそんな恐怖感があると、10キロの重さの嫌なことが、100キロの重さの嫌なことに見えてしまう。

26.みんな下半身だけで彼や彼女とくっついているのです。だけど下半身なんて、やがて飽きてくるもの。だけど上半身がピシャッとくっついていれば、離れないですむのです。だって、精神も霊も上半身にあるのですから。

27.マネジメントとは、仕事の絆で結ばれたコミュニティとしての組織において機能すべきものである。

28.人は弱き不幸な動物である。彼の霊魂に神の火の燃ゆるまでは。

29.信心したからといって、悲しみや苦しみが消えて楽に生きていけるという話ではございません。ただ、信心によって悲しみや苦しみが清められることがある。

30.顧客からスタートし、顧客は誰か、どこにいるか、何を買うかを常に問う。

31.面白くないのは、面白くやろうとしないからじゃないか。

32.年重ね くしゃみするのも 命がけ

33.雪富士を白の鸚鵡(おうむ)に見せたくて

34.私は富豪がどんなものだかよく知らないが、なるのが好きなのは確かだ。

35.日向ぼこ母の隣にゐるごとし

36.猫柳つめたきは風のみならず

37.信仰を持たない者どもの目には、この世は絢爛(けんらん)として映ずる。

38.いまはなんにも いわないほうがいい 語らないほうがいい つらいだろうが 黙っているほうがいい いえばべんかいになるから

39.たとえば、走者の平均速度をたった1パーセント速めるだけで、持久力は即座に10パーセント落ちる。このことはどんな種類の活動にもあてはまるので、馬車馬のように働く生活の果てには、喜びも利益もあ……

40.この世界はあなたたちの意識の比喩、象徴として現れている。

41.元来、神サンは、仲良く、だらけなさい、と男と女を作りはったんやからね。(※緊張せないかんような男女関係より)のんびりくつろげる男と女の仲のほうが神サンから見はったら、ノーマルな仲です。

42.自分の中にいる変人に従え!

43.人から利用される人は、人から認められたと錯覚します。

44.はなやぎて月の面(おもて)にかかる雲

45.汝自身を人に示せ。そうすれば汝自身を知ることになる。

46.経験から知られているように、この学問(=幾何学)をマスターした国民は、どの学芸においても他の国民よりまさっている。なぜなら、他の国民も手段方策を持ってはいるのだが、それらは不完全で洗練されておらず……

47.戦争が絶対悪だなんて言っているのは日本だけです。戦争をやってでも守らなきゃいけないものがある。それは、国民であり領土である。だから、戦争そのものは国際法で言えば合法なんです。

48.ゆらゆらと亡母われ呼ぶ罌粟(けし)のかげ

49.すぐ呑み込まれるほど甘くはなるな。だが、すぐ吐き出されるほど渋くもなるな。

50.恋愛ほど大きなよろこびは、この世にはない。

51.相続に際して、兄弟が本当に仲が良いかどうかがわかります。

52.日常の言葉には、辞書にはけっして見つけられない、とても大事な意味がたくさんあります。

53.あらゆる動物の肉体は、遺伝子のあやつり人形である。

54.正しかったか、間違いだったか、それが、人生の秤(はかり)だとは思わない。

55.世間を渡るとは、一種の自己隠蔽(いんぺい)術に他ならない。

56.自分で言ったことを曲げちまったら、自分じゃなくなっちまう。

57.数学は始めから終わりまで帰納的であるが、このことにしばしば気づかないのが、特に、この学問で創造的な仕事をしていない人たちである。

58.過去はただ種まきの時代である。

59.「舌先三寸で人を殺す」という言葉を、幼い頃からよく聞いたものだ。言葉というものは理不尽なほどに人間を動揺させ堕落させ、非情に走らせるかと思うと、奇跡のように甦らせ、向上させ、意欲を与えるものである。

60.人生はとるに足りない夢だ。いつかは消え去ってしまうのだ。

61.すべての出来事には意味がある。生きていくこととは、その意味を理解することだ。

62.自分は毎日少しづつ改善し続けているという自覚だけが、人生で唯一の安心感の源だ。

63.議論に決着をつけることよりも、モメ事にならないことのほうが重要だ。その議論が、自分たちが思っているほど重要でない可能性もある。

64.想像力とは相手の気持ちを思いやる心です。相手が言葉に出さなくても、表情を見るだけで気持ちが分かる。

65.私たちの身近な出来事をうみだしている根っこの部分には、前代の文化的伝統が秘められているにちがいない、それが民俗文化の一つの核を形成しているはずだという前提が、現代民俗学の課題としてつねにある。

66.あそび尽しことしも翌のない日まで

67.一人の邪魔者の常に我身に附(つ)き纏(まと)うあり、其名(そのな)を称して正直と云(い)う。

68.(相手を)理解できないと投げ出す前に、理解しようと相手と同じレベルに立って感じることを心がけましょう。

69.人に従うことを知らない者は、良き指導者になり得ない。

70.冷静であることが、指揮者の最も重要な資格だ。

71.人もよかれ、われもよかれ。われは人より、もうちょっとよかれ。

72.専心、前進!(ver.0)

73.安息日を守ることは誰でもできるが、それを聖なる日とするには、残りの六日間の努力がいる。

74.(他人と)比べて、自分のほうが劣っていると分かったからといって、どうしようもありません。自分の力いっぱいやっていくほかありませんから。

75.料理は、おなかに一杯になればいいというものでは無い。さらに、料理の本当のうれしさは、多量少量にあるのでは勿論(もちろん)なく、また、うまい、まずいにあるものでさえ無いのである。料理人の「心づくし」……

76.「笑う門には福きたる」とはよく言ったもので、人間の気分というのは行動によって左右されるところが大きい。案外単純にできているものなのです。

77.時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい

78.ぼくは自分のやりたいことはドンドンやって楽しむ。楽しんだことは後で後悔しない。

79.落合ふて音なくなれる清水哉(かな)

80.生活というのは早晩、落ち着くところへ落ち着くものなのだ。どんな衝撃を受けても人はその日のうちか、たかだか翌日には(中略)もう飯を食う。そしてそれがまた気休めにもなるものなのである。

81.一人の人間がもう一人の人生に残していく痕跡。我々は他人の人生の上にどのように痕跡を残し、どのような方向を知らずに与えているのか、気がつきませぬ。

82.交渉ごとは短気は禁物、真情を吐露して、しかも粘ることが肝要である。

83.その人の学歴、経歴など過去の既成概念にとらわれ、能力を想定してしまわないように、私は極力努力した。あくまで現時点、将来にわたってその人がどういう能力を発揮しうるか、という観点のみから人を見るように……

84.なぜ? どうしてなの? と子どものように 世界に質問を浴びせつづけなさい

85.何ひとつ永遠なんてなく、いつかすべて塵にかえるのだから、世界はうつくしい。

86.「やりたい。面白そうだ」と思ったらすぐ動かないとダメだ。

87.泊むるなる友に目刺の酒尽きず

88.人が他国に愛着を抱く最大の理由は、その国の偉大な歴史でも経済力でもない。その国の人々の魅力に尽きる。そして、人の魅力とは、結局、自分たちとさして変わらないということなのだ。

89.本来あるもの(=自然的な傾向)なら、放っておいても生長するから大丈夫です。欠如している、あるいは不足している面を強調しなければいけない。

90.行きたい場所に執着するより、今いる場所で輝けるように努力するべきかと。どうにもならないなら、悩んでいるより楽しみましょう。

91.美人かと問われて 仲人(なこうど)破顔する 「微笑(ほほえ)む乙女皆美(うる)はし」と

92.癖(=個性)は才能やからそれは生かさなならん。(中略)その癖をなかったことにして、みんな同じような人間にしようとしているのが現代や。木は一本一本違うものや。それを今は「木」で一括りにして、工場製品……

93.たとえ小人物であっても、常に精を出して仕事に励めば、進歩の喜びが必ず得られる。この進歩は時計の短針のようなもので、一針ごとに必ず一時間進むが、あまりゆっくり進むので、目に止まらないだけである。

94.火を消し尽くすのは別の火であり、苦痛を和らげるのは別の苦痛というわけだ。絶望的な悲しみには別の悲しみを持ってくることだ。

95.ひといきに葱ひん剥いた白さかな

96.後ろをふり返っていたら、どこへも行けない。

97.一度見られると、百度もと思われる。

98.雑踏の中のさみしき素足かな

99.こゝろえて緒口とる雪の宴(うたげ)かな

100.愛したり恨んだりするには他人が必要だ……だが、ぼくはまだ他人らしい他人に逢(あ)ったことがない……

101.上品、というのは、何でも初めて出くわす、というような、慣れぬ風情(ふぜい)で対応することである。

102.歳月は書物より多くを教える。

103.女は生まれおちるときから死ぬまで、オシバイを好む動物である。

104.我々に味わえる最も素晴らしい経験は、神秘だ。それは、真の芸術と真の科学を生み育てる基本的な感情である。これを知らず、もはや不思議に思うことも驚くこともできない人は、死んだも同然で、火……

105.心理学者の話では、聞くことを知っている人が聞こえなくなったり、難聴になったりするとき、それは人間の経験する最大の精神的ショックになりうるという。

106.詩人は、未来が現在の上に投げかける巨大な影を映す鏡である。

107.寝際だけは一切の負担を心にかけない。何があっても(問題を)心に関わり合いを持たせないようにする。

108.自分の役割を受け入れよ──皆がノートルダムのナンバーワン・クォーターバックになるわけにはいかない。コーチから雑用係まで、自分に配られたカードを黙って受け取り、それを最大限活用して初めてチー……

109.樹上より垂らして素足さびしがる

110.樹はどこへもゆかない¥。どんな時代もそこにいる。

111.高めるとは 立派にすること ねうちのあるものにすること

112.本人の努力を俟(ま)たずして人を伸ばしてやろうとする企業があったら、それはとんでもない温情主義か、さもなければ間抜けな考え方である。

113.人間の完成というのは彼の死によってしか達成されない。

114.女はバカな奴で、自分と同じ程度の男しか理解できない。しようとしない。

115.潜在意識の力は、誰に対してもその法則を保留することはありませんし、特定の人をえこひいきするようなこともありません。それは人によって区別するようなことは決してありません。

116.実は下手な文章を読みこなすことほど読解力が付く方法はないんです。

117.隣の家の花は赤い。(ver.0)

118.ある男性に想われているかどうか、女性は必ずピンときます。しかも、かなり前もって。はっきりした徴候が現れるからです。内気な男性は向こう見ずになるし、ちゃらちゃらした男性は真面目くさってくるし、陽気な……

119.悩む限りは希望を抱(いだ)け。人間の最高の幸福は、常に希望、希望である。(ver.0)

120.この人生は、いかにして天国へ入るべきかを、我等(われら)に教える学校だ。

121.本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。

122.ゆるすということはむずかしいが、もしゆるすとなったら限度はない、──ここまではゆるすが、ここから先はゆるせないということがあれば、それは初めからゆるしてはいないのだ。

123.諦めであってもいいし、覚悟であってもいいし、選択であってもいいのですが、その役割と自分との必然的な結びつきがピタッと理解されていると、癒されたいなどとは言わないはずです。

124.真の愛はいつも傷つきます。人を愛することや人と別れることは痛みを伴ないます。あなたは彼らのために死ななければならないかもしれません。

125.女は男の慎み深いことを欲する。男が女の美しいことを欲するように。

126.幸福とは在(あ)るものではなく感ずるものだ。

127.懐疑論者は決してだまされない。

128.大部分の贅沢(ぜいたく)は、そして多くのいわゆる人生の慰安物は、人類の向上にとって不可欠でないばかりでなく、積極的な妨害物である。

129.私は死力を尽して運命と戦います 戦うと云(い)うよりは運命を開こうと思います。

130.死ぬとき人間は、ひとりである。孤独なとき、人間は真の自分自身を感じる。

131.私たちがただ与えることだけに集中し、その見返りを期待せず、あるいは、人を変えようと思わなければ、心の平和が得られます。

132.文(ふみ)焚(た)くや土驚きて蟻はしる

133.日本には「幼児」と「成人した幼児」という、2種類の男性しかいない。大人の男など、どこにもいないのです。

134.寒天に置く月一個と定めたり

135.螢籠(ほたるかご)螢の死後も闇に置く

136.鳥に覚め虫に暮れゆく一日(ひとひ)かな

137.まず自分を愛す。法律というものは、ただ一人の偉人さえ生み出したことはない。

138.「できないこと」の中には、「絶対にできないこと」が確かにある。やる気・根性・決意・意志・信念の問題じゃない。

139.お前たち世代の最大の弱点は自分の考えだけが正しいと思いこむ点だと考えている。自分だけがいつも正しく、その正しさのために引き起こされる他人の迷惑や悲しみを考えもしない。

140.苦労は買ってでもしろと言われる。孤独もまた自ら買って損はない。

141.私たちは、私たちの中にある神性を尊敬し、あがめる時に、自動的にほかの人々の中にある神の存在を尊敬し、あがめることになるのです。

142.情熱は伝染する。

143.仕事上でいい思案が浮かんだらそれを急いで外に出してはいけない。他人には生煮えでよく納得させられないし、考えの素早い人のヒントにされて遅れをとる。しばらく頭に置いて熟成させてから出せばみんなの納得を……

144.暖炉燃ゆこころといふがほの見えて

145.プロジェクトがいったん開始されると、私はその過程が善であるかどうかを自分に問い続けます。もし私たちが不正な行動をとるようなことがあれば、いつかはその代償を支払わなければならないからです。

146.夫あれば親忘る。

147.(私は)自分がどう生きるかってこと以外に関心がないんですよ。だって、それ以外に大事なことなんて、世の中に何もないはずなんだから。

148.(小説に於(お)いては)雰囲気の醸成を企図する事は、やはり自涜(じとく)であります。〈チエホフ的に〉などと少しでも意識したならば、かならず無慙(むざん)に失敗します。

149.世の人は常に独創の話をするが、どういう意味だろう。生まれるとすぐ世界の影響を受けはじめ、そして死にいたるまで続く。一体エネルギーとか力とか意思とかを除いてどこに自分のものがあるか。もし私が偉大な先……

150.瀬戸物屋は瀬戸物屋を、職人は職人を、乞食は乞食を、歌い手は歌い手を、それぞれねたむ。

151.意外なこと、考えられないことが起きて勝つことがある。実感として負け試合なのに不思議と勝ったなあ、と。だから1対4でも、あきらめてはダメ。

152.どんな大きな社会運動も、始まりは一人だった。