44001.はかりごとは密なるを良しとす。

44002.詩は存在の最も深い層に息づいている。一方、我々が観念とか意見とか呼んでいるものは意識の最も表層である。

44003.この世のどこかにおかしな私を愛してくれる変わり者がいるはずだ。

44004.経験というのは時間×密度だ。密度が濃ければ、たとえ時間は短くても経験が少ないとは言えない。

44005.経済とは節約なり。無駄をなくし出(い)ずるを制す。

44006.君(くん)は舟なり、庶民は水なり。水すなわち舟を載せ、水はすなわち舟を覆(くつがえ)す。

44007.人生はつまるところ、「一瞬一瞬の積み重ね」に他なりません。今この一秒の集積が一日となり、その一日の積み重ねが、一週間、一ヶ月、一年、そしてその人の一生となっていくのです。

44008.我々の夢の生活と内的生活は、暗い冬のほうが着実に成長する。

44009.倫理とは、意志の問題ではなく、気配りの問題である。

44010.自分の欠点なんか少しも心配する必要はない。誰にだって欠点はある。むしろ大きい人物にこそ、大きい欠点があるものだ。ただその欠点を化して、自分の長所としようという心掛けの人だけが、偉人となり、英雄となる。

44011.自分自身のことを好きになり自らを誇れる人とは、自らをコントロールし自制できている人である。つまり真の「自尊心」とは、真の「自立」から導かれるものなのである。

44012.人の意見も、当然重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては何もできない。

44013.世の中に於(お)ける位置は、諸君が学校を卒業すれば、いやでもそれは与えられる。いまは、世間の人の真似をするな。美しいものの存在を信じ、それを見つめて街を歩け。最上級の美しいものを想像しろ。それは在……

44014.どうして神様にお話しすれば祈っていると言われ、神様の声を聞くと分裂症だと言われるのだろう。

44015.私、生きる秘訣を発見したと思うわ。人生に慣れるまで、だらだらしてればいいのよ。

44016.たったひと言でもいいのです。離れて暮らす人々にとって、手紙は書く人の心そのものなんですよ。

44017.身近な人の死に逢うたびに 人のいのちのはかなさと いま ここに 生きていることの尊さを 骨身にしみて味わいました

44018.もしあなたが革命的なアイデアを持っているなら、頭の中で考えているだけでなく行動しなくてはダメだ。

44019.何から何まで一分の隙もなく健康な人間なんてどこにもいないのだ。

44020.ナンバーワンと組むことに成功すれば、黙っていても全てがうまくいきます。

44021.一、「寒すぎる」といって仕事をしない。二、「暑すぎる」といって仕事をしない。三、「晩(おそ)すぎる」といって仕事をしない。四、「早すぎる」といって仕事をしない。五、「私はひどく腹が空(す)いている……

44022.作家は真空のなかでは育たないね。よい土壌、つまり、いい友だち、よく話し合える人たちが周囲にいないと育たないよ。何もない無の世界で育つ作家がいたらこれは天才だよ。

44023.私は生まれつき内向的で、恥ずかしがり屋でした。でもある時、その羞恥心は実は傲慢な心の裏返しにすぎないと気づいて、その時、自分を変えなければいけないと決意しました。傲慢さは大きな欠点だと思うのです。

44024.我々は新しいリーダシップの探求を、国家の最優先課題にしなけれなならない。

44025.大事な決断を誰かにゆだねると、自分で何も決められなくなる。で、その決断が失敗に終わった時、それを人のせいにするようになる。

44026.日が暮れるまで、怒ったままでいてはいけません。

44027.大儲けをしたとたん、自分は間違いをしないと思い始めてしまうのです。「俺が相場をリードしているんだ」と思った瞬間、そのトレーダーは失敗するのです。

44028.愛が大きければ心配も大きく、小さなことも気にかかる。

44029.文章をかくという作業は、じっさいには、二つの段階からなりたっている。第一は、かんがえをまとめるという段階である。第二は、それをじっさいに文章にかきあらわす、という段階である。一般に、文章のかきかた……

44030.経営者はよくこんな言葉を口にする。「優れた人材を雇え。そして思うままに仕事をさせろ」。でもそんな決まり文句を言う奴の多くは、権限を譲るふりをしているだけだ。

44031.常により高い正義感と善意に導かれている国民という、並ならぬ気高い実例を人類に示すことは、間もなく偉大になるであろう、輝きにあふれた自由な(アメリカ)国民に、ふさわしいことでありましょう。

44032.新しいものはすべて美しく見える。

44033.偉大なる嘘つきは、偉大なる魔術師だ。

44034.後悔しない人生とは、挑戦し続けた人生である。

44035.我々自身の行動が、我々自身の見るものを決めている。

44036.アイデアは人間である。優れたアイデアは優れた人間から生まれる。

44037.頑張れなんて、頑張ってない奴に言われたくないよね。

44038.ひとつ間違いに気づくたび、俺たちは一歩ずつ正しい道に近づいていける。

44039.恐れで自分を止めず、一歩を踏み出してください。永遠の学習者にならないために。

44040.言論は言論を以(も)って正すべきである。「権力的に」これを統制しては、人を以って言わしむる天の声は、おのずから為政者の耳には入らない。

44041.みんなドブの中にいる。でもそこから星を眺めている奴らだっているんだ。

44042.社員育成の3つの信条──比べず、焦らず、諦めず

44043.私は歴史は一冊の書物にすぎない──という説にくみする。過去は、ストーリーであり、未来だけがエクスペリエンスであり得る。──あらゆる歴史は、過去であり、思い出である。

44044.「天知る、地知る、子知る、我知る」たとえ誰も見ていないにしても、天の神様や地の精霊が、そして誰よりもあなた自身が、見て、知っている。あなたは、あなた自身のために、カッコよくあらねばならない。それが……

44045.「とても無理だ」と最初から否定するのではなく、「難しいかもしれないが、とにかくやってみよう」と、とりあえず肯定することで解決の糸口が見えてきます。

44046.人間はいろんなものを食べますが、死ねば大地に食べられるわけですよ。

44047.漫画家は3つ武器を持っていなければならない。

44048.本当に何かやりたいと思っていて、自分を信じきることができるなら、向かっていけ。邪魔しようとする人間の言うことなんか耳を貸すな。

44049.若い時は寂(さみ)しさが生きていく糧になりますが、年を取ると寂しさで死にたくなることがあるんです。

44050.私は、碁と関係のない人を紹介されても、すぐに会おうとは思いません。時が来なければ(会っても)プラスにならないのです。時ということは、タイミングですね。よいことでも、時期がわるいとダメになる。


44051.本人の能力? そんなものは二の次、三の次でいいです。入社してからじっくり育てれば問題ない。

44052.料理はひとの暮らしとおなじだけの古い物語をもつが、料理に息づいている歴史とは、すなわち日々に新鮮な現在だ。食卓を共にするというのは、そうした新鮮な現在を、日々に共にすることだと思う。

44053.「自分に合った仕事がわからない」とグズグズするよりは、徹底的に自分が好きなことを見つめて、そこから職業イメージを作り上げていくほうがずっと前向きだ。

44054.少なくとも僕が小説を読むときは、そこに刻まれた言葉が頭の中の声を掻き消し、僕が僕であることを忘れさせてくれる。その間は、僕が僕であることを嘆かずにいられる。

44055.ベンチャーとは、最初に海に飛び込み、誰よりも先に魚を大量に食べることである。

44056.(商売は)ギャンブルや恋愛のように、相手の顔色をうかがったり、運を天に任せるといった不確実なことに依存しなくてもよいのである。

44057.集団が機能し、成果を生み出すためには、その目指すべき方向が明確であり、その方向に集団を構成する全員のベクトルを合わせなければならない。

44058.その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪の おごりの春のうつくしきかな

44059.蛇行する川には 蛇行の理由あり 急げばいいって もんじゃないよと

44060.つくってやる、売ってやるではいけない。買ってもらう、つくらしてもらっている、という気持ちでなくてはいけない。

44061.見る価値があるって? そうだね。でも出向いていってまで見る価値はないね。

44062.価値は多様ではない。一つ(=一つしかないもの)だから価値がある。

44063.人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。

44064.身から出た さびとおもえば こころしずまる 身から出た さびとおもえど 腹がたつ どっちもわたし

44065.三思(さんし)して後(のち)行う。

44066.風は清し 月はさやけし いざともに 踊り明かさん 老いの名残りに

44067.私は、(親密でない人から)馴れ馴れしくされることに耐えられない。

44068.吟味(ぎんみ)された人生なんて、生きるに値しない。

44069.現代では人は、こうしたいから、こうした、と天衣無縫(てんいむほう)にいえないようになってしまっている。

44070.苦労が多ければ多いほど、人の何倍も、何十倍もドラマチックな人生なのです。史上に残る最高傑作文学の主人公なのです。

44071.未練とご飯を残さない人生。

44072.真の成功とは、現在の自分に満足し、過去の自分を評価し、自分のやったことを祝い、ここまでの長い道程に敬意を払うことです。

44073.自信があるかのようにふるまえば、自信がつきます。きれい好きで思慮深いかのようにふるまえば、そうなっています。穏やかな気持ちでいるかのようにふるまえば、日常生活で静かな瞬間をもっと味わえます。

44075.(現代において)知識とは、新しい知らない名詞をたくさん収集することであり、情報は、新しい知らない名詞をたくさん提供することだ。売るとは、新しい知らない名詞を売ること。消費は、新しい知らない名詞を消……

44076.馬鹿との戦いには神様も無力である。(ver.0)

44077.富に頼るな。本能と力に引きずられ、心の欲するままに歩むな。「誰か、私に権威をふるうことができようか」というな。

44078.自分自身を奮い立たせることが成功につながる。

44079.何かの計画を実施に移すさい、すでに織り込みずみのリスクが視野に入る。それをただリスクとして避けて通ればそれまでになる。しかし、課題として捉えなおしその解決策を探ることにより、予測もしなかった大成果……

44080.私は、人間には二通りあると思ってる。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。

44081.(この世に)平穏なんてありません。誰かが犠牲になっています。

44082.この世紀には三通りの人間が見られる。生きている人間、死んだ人間、それに船で海を帆走る人間がそれである。

44083.若者が理想主義的な発言や行動をすると、年配者は「青い」とけなす。だが、青くなかったら、それは「若者」ではない。青くあるべき時期に青くなれない果実は、熟すこともできない。

44084.感動、感激にかねはかかりません。社会的な地位や肩書も 一切関係ありません。

44085.本当の豊かさは、精神の豊かさである。

44086.人間はな、用をたしている時、意外と心を集中してものをみるんやで。

44087.我々は友人に食事や衣服や健康の心配をしてもらおうとは思わない──そうしたことは隣人たちでもやってくれるだろう。(友人には)これと同様の務めを、我々の魂に対して果たしてほしいのだ。

44088.朝起きたら新しい日に感謝して、それから何か建設的なことをする計画を立てろ。

44089.心を強く磨いていくために、生涯貫いて守る、自分だけのマイルールを持つの。

44090.小さな嘘も優しい嘘もない。私にとって嘘は嘘。

44091.「勝手にせよ」と突き放すことは、その子どもを理解していないからできること。

44092.そもそも世界市場で戦うのに、自国の人材だけでやろうとすること自体に無理がある。したがって、いまのような教育システムを続ければ、日本は自国の企業にさえ人材を供給できなくなるだろう。

44093.組頭(くみがしら)つねに自ら働けば、組下(くみした)の者は、組頭なくては戦う能(あた)わずして、散る。

44094.頑固。怒り。冷淡。健康。自己中心。それが、すぐれた芸術家の特質のようにありがたがっている人もあるようだ。それらの気質は、すべて、すこぶる男性的のもののように受取られているらしいけれども、それは、か……

44095.自分の欲望に従って自分の可能性を押し開こうとすることが、すなわち生きることだ。そうやって一所懸命に生きることが、人間の普通の姿だ。

44096.人々がスピリチュアルに求めるものの本質は、「私」という存在に対する全面的肯定であり、「いまの自分の明るい気分」ではないか。

44097.偉大な古作品は、一つの鑑賞品ではなく、実用品であったことを胸に銘記すべきである。

44098.うまいものを食いたいと思ったら、絶対に出世しなければいけない。安くてうまいものなど本人の独りよがりで、本当は世の中に存在しない。

44099.「夢を話す」ことはとても大切なこと。それは夢を心に入れることだから。

44100.うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる うばい合えば憎しみ わけ合えば安らぎ


44101.愛する人の欠点を美点と思えないような者は、愛しているとはいえない。

44102.1パーセントの成功のため、得意な分野でさえ99パーセントのつまづきを経験した。私のように得意なことを一途にやっても、つぶれかけることがあるのだ。不得意な分野に手を出して失敗するのも当然かもしれない。

44103.とりえって何ですか? とりえって、すなわちあなた自身ではありませんか。飛べないことも、不可能なことも、冴(さ)えないことも、みんなとりえなんじゃありませんか。

44104.自尊心の高い人ほど、自分を高く評価してくれる人に好意を抱き、そうでない人には嫌悪感を持つことが多い。自分に反対意見を言う者は排除し、自分をほめてくれる者ばかりを近くに置きたがる。

44105.【ブスの25カ条】 12.他人に嫉妬する

44106.忘れないでね。子供を育てているのよ。花を育てているのではないわ。

44107.正しいことは正しく言い張らなければいけない。

44108.片目が見る、もう片方の目は感じる。

44109.ジャーナリストの核にあるのは、普通の人々に対する信頼です。この苦しみを知れば放っておけないはず。この理不尽を知れば怒りを感じるはず。その思いが世の中を変えていく。そう信じるからこそ、彼らは銃弾の飛……

44110.愛は孤独と相対的な言葉だが、決してその反対語なのではない。

44111.愛とは、ぐるになること。

44112.人付き合いの苦手な人や人間関係に悩んでいる人は、相手をしゃべる猿とか九官鳥だと思えばいいのさ。動物相手に悩むなんて馬鹿らしいぜ。

44113.荷物をおろして 着物を脱げば らくになる

44114.口紅は、落ちる過程にこそ、ドラマがある。

44115.何が成されたかなど、人は気づかない。何が成されていないかということばかりに目がいくのです。

44116.まずいものでも、「うまい、うまい」といいながら食べていれば、不思議に苦ではなくなってくるのだ。本当に、おいしくも感じられてくる。何事も、心がけしだいなのだ。

44117.一般に、正論を言う人は次のような傾向がある。1)表現がストレート──あいまいさがない。2)強い否定を伴う表現が多い──特に間違いを指摘するとき。(反発されずに)正論を言うコツは、「少し控えめに」「……

44118.上司のやる気がなければ、部下のやる気も起こらない。

44119.「お先へどうぞ──」 やさしくうつくしい日本語ですね

44120.私の場合、男にたよってよりすがろうとするのは愛とは思えなかった。少なくとも、それは「愛されること」ではあろうけれど「愛する」ことじゃないのだ。

44121.自尊心を失う十八の心得──9.羞恥心や罪悪感、後悔、自己憐憫に駆られる。

44122.いまだかつて、倒産した企業で、きれいに整然と掃除が行き届いていた会社はありません。

44123.文学に限らず、音楽や美術の世界でも、批評家にボロクソに言われながら、歴史に名を残した傑作は枚挙にいとまがない。

44124.行(ぎょう)ずるということは、自己を育てる最捷径(しょうけい)(=最も近道)である。

44125.人生で大事なことは、何を食べるか、ではなく、どこで食べるか、である。

44126.言語という便利な道具を、有効に生活する為に、どう使うかは後の事で、先(ま)ず何を措(お)いても、生(なま)の現実が意味を帯びた言葉に変じて、語られたり、聞かれたりする、先ずそれだけで、私達……

44127.ブドウ酒が樽から出されたら、飲まねばならぬ。

44128.エレガンスは、新しいドレスを着ることではない。

44129.5.適宜、子どもを慰めてあげましょう。ぎゅっと抱きしめたり、優しい言葉をちょっとかけるだけでいいのです。

44130.たしかに経済的な窮乏は悪である。しかしそのような窮乏でさえ、自由の喪失ほどの悪ではない。

44131.「自分で選ぶこと」から逃げちゃいけない。「自分で決めたこと」だから、大変でも頑張れる。どんな生き方であれ、「自分で人生を選んでいる」という潔い感覚こそが、カッコよく生きる根本になる。

44132.生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人 ※生死事大(しょうじじだい)、光陰惜しむ可(べ)し、無常迅速、時(とき)人を待たず

44133.酒を飲むのはよい。だが“ションベン酒”は飲むな。

44134.やわらかいあたま やわらかいこころ わか竹のような

44135.男なら「ナンバーワンよりオンリーユー」だろ!

44136.リーダーは、ほかの人があとから同じことが出来るように先に行って、結果を生み出す。

44137.もし、あなたが勝てると「考えるなら」、あなたは勝てる。向上したい、自信を持ちたいと、もしあなたがそう願うなら、あなたはその通りの人になる。さあ、再出発だ。

44138.大学なんて、何の才能もないヤツが行くところでしょ。

44139.数字で動く人間は、数字でしか動かせない。

44140.国に功労ある人には賞を与えよ。功労あるからといって、地位を与えてはならない。地位を与えるには、おのずと地位を与えるにふさわしい見識がなければならない。功労があるからといって、見識のない者に地位を与……

44141.真剣にその仕事をやって、どうしても自分が向かない、こんなことで人生を過ごすのはもったいないと思ったときは、思い切ってパッとやめなさい。

44142.大局観とは、多数の利益を重視し、細かい所をわざと見ない思考法だ。それは決して独裁とか乱暴とかと言わない。「民主主義だからできない」というならば、民主主義は悪い制度になる。

44143.人と仲よくやっていく最善の方法は、相手の心の中にある神性を尊敬し、どんな人でも全人類の縮図であり、見本であることを実感することにあります。この地上を歩いている人はだれでも、生ける神の息子であり、娘……

44144.上の好むところ、下これにならう。

44145.無くなったものなしには、何もないだろう。わたしたちをつくったのは無くなったものだ。

44146.闇と見える暗がりも、落ち着いて目を凝(こ)らせば、やがて動くものの存在が見えてくる。そこを逃さず飛びつけば、チャンスは必ずものにできる。

44147.(貧乏した経験がないと)やりたいことが今の会社の外にあっても、1000万円の給料が300万円に、場合によってはゼロになるリスクがあると、動けない。今の快適な生活を失うなんて、想像できない……

44148.農夫が作物を収穫するためには、まず種子を地面にまかなければなりません。彼は得るために、まず与えるわけです。

44149.部下のやる気を引き出すよりも、くじくほうが得意な人。個人スキルがいくら高くても、上司には決して向かない。

44150.人間は外から罪ということを言われた時、必ずどこかで自己を究極のところで弁護し弁解し正当性を主張するということがあるのです。だからそういう意味では、罪という言葉は徹頭徹尾自覚語であり、自覚内容なのだ……


44151.ミスは気づいた時点で認めてしまったほうが、悪い印象を持たれずにすむ。長い目で見たら、そのほうが良好な人間関係を保てる。

44152.登頂がすべてではない。登山をするということすべてを楽しみたい。

44153.すべての人に好かれる人はいない。すべての人に嫌われる人もいない。

44154.諷諫(ふうかん)、耳に逆うもその行いを利す。

44155.書く力も資格もない者が書いた冗文や、からっぽ財布を満たそうと、からっぽ脳みそがひねり出した駄作は、書籍全体の九割にのぼる。

44156.周囲では、今何が起こり、自分には何が求められているのか。常に世の中の推移に気を配り、自分の世界を広げる努力を惜しんではならない。

44157.数学教育の主な目的は、頭脳のある種の能力を開発することであるが、また、そうした能力の中で、直観力は決して価値の低いものではない。

44158.汁物は熱いうちに飲め。罵(ののし)りは受けたその場でやり返せ。

44159.本当の若者というものは、かれら自身こそ春なのだから、季節の春などには目もくれないでいるべきなのだ。

44160.真理に暗い者は、すべて苦悩をこうむる。無限の輪廻の中にあって、様々に苦悩する。

44161.宮仕(みやづか)えをしたことのない者は、命令の仕方を知らない。

44162.隣に友達がいる状態では学びは浅い。しっかりやるためにもつるんでいないで離れなさい。

44163.優は優なりに誇るでなく、劣は劣なりに卑下しないように、それぞれの子を抱きかかえていきたい。

44164.人は本来身勝手で図々しいものだ。誰かが親切にしてくれると感謝するが、それに慣れてしまうと、感謝の気持ちは薄れていく。やってくれて当たり前と思い、さして気にもとめなくなってしまう。

44165.勝負というのは、一人で勝つもんじゃない。相手が負けてくれるものなんですよ。“この人は強い、とてもおれは頑張ってもかなわん”という気持ちに対戦相手がなってくれることが、勝ちにつながるのであって、チャ……

44166.どだい、若い男がぐでんぐでんに酔っぱらうことはないじゃないか。若いヤツらが酔うことはほかにいくらも、あるだろうじゃないか。

44167.「成金」というのは、成功した金持ちというのが本当の意味なんだ。それを金のないヤツ等はくやしがって「新興成金」と呼んで軽蔑する。

44168.終着点はどうでもいい。そこへ行くまでの道のりがすべてだ。

44169.自分が好きなこと、確信が持てることに従って生きる。それは、他人に媚びない生き方です。

44170.漁師は漁に出られない時は網を繕う。

44171.小さな仕事を雑にやると、大きな仕事にも雑なところが出る。小さな仕事を丁寧にやると、大きな仕事が緻密な仕上がりになる。

44172.日本語は適当な言語だ。「認知科学」の「認知」と「子供を認知する」の「認知」は、意味が大きく異なる。「適当にやっとけ」の「適当」と「適当な人材を探す」の「適当」は、逆のニュアンスすらある。「適当」と……

44173.何度行き止まりになっても、必ず別の道があります。

44174.試みたいと思う技法は、とことんまでも駆使すべきです。書いて書きすぎるという事は無い。芸術とは、もとから派手なものなのです。

44175.見てしまった空虚、見なかった焦躁不安、それだけの連続で、三十歳四十歳五十歳と、精一ぱいあくせく暮して、死ぬるのではなかろうか。

44176.人生はめいっぱい跳びはねなきゃ!

44177.人は正直に全力を尽くして、一生懸命に働いて、天に貸してさえおけば、天は正直で決して勘違いはありません。

44178.世渡りの秘術は勤と倹と譲の三のみ。

44179.夫婦や親子ならまだしも、恋人でも友人でもない知人程度の関係で、おせっかいを焼きたがる人は、孤独や疎外感を抱いている人が多い。誰かの役に立つことによって、自分が人から必要とされていることを確認したい……

44180.理想主義者は、悲しい哉(かな)、現世に於(お)いてその言動、やや不審、滑稽の感をさえ隣人たちに与えている場合が、多いようである。謂(い)わば、かのドン・キホオテである。

44181.美術は偉大であればあるほど、高く遠く仰ぐべきものだろう。近づき難い尊厳さがそこにあるのではないか。

44182.友人と恋人のあいだに大した区別を設けたくない。

44183.大きな家も、小さな台所から生まれる。

44184.一斑(いっぱん)を見て全豹(ぜんぴょう)を知る。

44185.生きていけば何かで他人と競わなければならない場面がいっぱい待っている。その場面で勝利を収める人はまず耐え抜いた者である。競うことは耐えることを競うのであり、それには強い意思と決断を必要とする。

44186.大きな結果をつくる仕事というのは、必ずやる過程で憂鬱になるものだ。憂鬱じゃなけりゃ、仕事じゃない。

44187.モードは変わるが、スタイルは変わらない。(ver.0)

44188.「よく泣く人ほど愛が深い」なんてことは絶対になく、「泣かせる作品は、いい作品」ということもありません。

44189.誰から見ても、どこから眺めても、立派だと言えるような高邁な志、目的意識がなければ、自分の持てる力のすべてを出し切ることも、周囲の人々から協力を得ることも、成功を続けることもできないのである。

44190.空想的な物語を不自然でなく書くのには、燃える情熱が要るらしい。こんな奇遇の可能を作者自身が、まじめに信じていなければいけないのだ。

44191.二者択一を迫られるとき、ひとはしばしば自分の利益にならない、欲していない方を選ぶこともあります。けれど考えようによっては、そうすることで自己満足しているわけですから、反対の道もまた一つの慾……

44192.新しいことを始める時に一番大切なことは、それを成し遂げたいという情熱です。

44193.オトナというものは、ナアナアで済ませるものだ。重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくるようなことはせず、舌打ちしながらも、ええい、と目をつぶっておくものだ。それが世間のオトナの論理というものだ。

44194.なんでも変わらないものはないものだ。旧(ふる)いものは倒れて新しいものが起きるのだ。

44195.舌の剣(つるぎ)は命を断つ。

44196.気のいい人は、必ず買い物が下手なものだ。

44197.美しい若い女が、大金持の老人の恋人になっているとき、人は打算的な愛だと推測したがるが、それはまちがっている。打算をとおしてさえ、愛の専門家は愛を紡ぎ出すことができるのだ。

44198.「君には無理だよ」という人の言うことを、聞いてはいけない。(中略)彼らは、君に成功してほしくないんだ。なぜなら、彼らは成功できなかったから。途中で諦めてしまったから。だから、君にもその夢を諦めてほ……

44199.水の火よりも勁(つよ)きを知れ。

44200.微笑だけ¥。ほかには無い。この世にひとが遺せるものは。


44201.もしもプラトンがバイブルを書いたとしたら、次のような言葉を冒頭にかかげて書き出したことであろう──「初めに神は数学を創り、次に数学の法則に従って天と地を創った」と。

44202.野原を見て美しいなぁと思う人がいる。美しいとも何とも思わないで、野原があるぞと思う人がいる。「美しい景色」って、眺める人の心の中にあるみたいだ。

44203.子どもなんてタカラ子(ご)ではないのだ。子どもは〈不良の素(もと)〉〈非行の素〉なのだ。

44204.(妻を亡くしてみて)この世にねぇ、こんな寂しいことがあるとは知らなかった。秋の空が晴れれば晴れるほどに悲しみがつのります。

44205.人生は、日々を嘆きのうちに過ごすような人にはもったいない。

44206.「戦争なんか全部ダメだ」というのがヴェーユの戦争観で、これは理念としてギリギリのことをいっちゃったわけです。もうここまで言い切ってしまえば、終わりなんです。

44207.技術開発の競争に棚ボタはない。必要なのは独自の挑戦、開拓への足場づくりである。

44208.言葉を信じるな。言葉の持つ意味を信じるんだ。

44209.仕事は なんでもいい 一生けんめいに 生きている人の 顔は みんな美しい 美しい顔に なりたい

44210.「こうすればあれをあげるよ」と言えば、関心は「これ」ではなくて「あれ」に行ってしまう。

44211.いじめころす(苛殺)──さんざん苦しめ悩まして殺す。苦しめ抜いて死なせる。いじりころす。

44212.今は負けている。でも、最終的に勝つのは、負けながら前に進んだ奴だから。

44213.社会の発展に寄与するために何をなすべきかを、お互い経営者は考えねばならない。わが業界、わが企業という考えだけをすることは許されない。

44214.なにもせずに落ち込むのは、ただの「逃げ」だ。

44215.人の悩みの殆どは自分、他人、現実をどう見るかの、気持ちの問題だ。

44216.仕事というものは、本来遂行するのに犠牲を伴わないのが理想である。働くことを楽しみつつ、希望に満ち満ちて、欣喜雀躍の中に成果をあげていくべものである。

44217.完全に没入できるような楽しみごとを、少なくとも一つは持つべきです。それも、何時になったらやめる、というような線引きなしに。

44218.若い女の好悪(こうお)は、振幅が烈(はげ)しくて、いったんきらいだとなると、情け容赦(ようしゃ)もないのであった。人間的な共感はふっとんでしまって、ただもう、生理的嫌悪(けんお)ばかりが先に立つ。

44219.重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。

44220.多情な奴に限って奇妙にいやらしいくらい道徳におびえて、そこがまた、女に好かれる所以(ゆえん)でもある。

44221.言葉が語ることのできないものがある。それは沈黙しか語ることができない。

44222.「まじめに、真剣に」ということにとらわれると視野が狭くなります。これは一番怖いこと。視野を広げるために一番大事なものは、「道草、ゆとり、遊び」。

44223.結婚も就職も、我慢も大事だが、我慢は目的ではない。どうしても嫌だっから早く逃げるといい。逃げは決して敗退ではない。不幸に終止符を打ち、前向きな手段だ。

44224.「生きている価値」といったことは、客観的に「これこれのことをしたら生きてる価値がある」というふうに決められるものであろうか。ムー(無相)には、どうも、「生きてる価値」といったものは、至って、主観的……

44225.男の仕事は、やせ我慢だ。

44226.勇者らしく感じるためには、勇者らしく振る舞うがいい。そのために意志の力をありったけ振り絞ることだ。そうすれば勇者たらんとする熱情が、恐怖の発作に取って代わろうとするであろう。

44227.聞き上手になるために大事なのは、相手の話がある程度進むまではなるべく口をはさまないことである。つまり、途中で話の腰を折らないよう気をつけたい。話を遮らずにジッと傾聴すると相手は気持ちがいい。

44228.(あなたの)言葉は、あなたの魂が宿っている、あなただけの財産です。

44229.何よりも大切なことは、強さと勇気、意志力です。崇高な目的のためには、自分の命を賭けるくらいの気構えがなければ、決して人を動かせるはずもなく、偉大な改革などできる訳がないのです。

44230.欧米の住宅と日本の住宅と決定的に違うのが、書斎の有無と広さです。日本の一般的な家庭では書斎を持っている人は少ないし、あっても四畳半とか三畳間で、じっと机に向かって座りきり、という人が少なくな……

44231.愛には苦しみが付きものです。いや、苦しみのないところに、真実の愛などない。

44232.神のささやきが聞こえるように沈黙しよう。

44233.おしゃれの本能というものは、手本がなくても、おのずから発明するものかも知れません。

44234.私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。私は独りでいることを愛する。

44235.書物は私の心の鍛錬にはならず、知を育んだだけである。

44236.自我(エゴ)と自己(セルフ)。自我は変革可能だけれども、自己は無限の可能性みたいなものだ。

44237.悪人は、おのれの邪心に足を取られてひっくり返る。

44238.ぼくらが幼少期を思い出して幸福感に浸るときの記憶は、実際に行った場所そのものの記憶ではなく、そのときに感じた、楽しかったり、うれしかったりした気分の記憶なのである。

44239.人に優しくできる人が、立派な大人だからね。

44240.可能性がまわりに充ちているときに、それをやりすごして通りすぎるというのは大変にむずかしいことなんだ。

44241.元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。しかも、そんな面に限って大きいものだ。

44242.変化に向かって敢然と顔を上げ、目の前の運命に対して自由な精神を発揮するとき、その力は敗北を知らない。

44243.相手を説得する場合、激しい言葉をつかってはならぬ。結局は恨まれるだけで物事が成就できない。

44244.自分が動き必死になって全力投球する姿が他人の心を揺さぶるからこそ、他人は自分のために動いてくれる。

44245.優れたものには利益が宿る。

44246.大目に見てやることは、気の弱さにすぎない。

44247.自然は人間に刃向かうものと、我々は考えている。

44248.日が昇っても、目を閉じれば暗夜と同じ。空が晴れても、濡れた着物を身につけていれば、雨天よりも気持ち悪い。

44249.一歩一歩の中に全体があり、決して全体の中に一歩があるのではない。

44250.猿に手渡す宝物は、金貨よりもバナナが良い。


44251.おやすみ、親友。明日は新しい日だ。どんなすばらしいことがあるか分からないぞ!

44252.社会は急速に高度化して、眼にみえないシステムの網目のあいだに、すべてを組み込んでしまっている。牧歌的な脱体制や反体制は、すでに無化してしまった。

44253.おれは すこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけてるような そんな多数をいちばんいやにおもうのだ

44254.天才とは1%のひらめきと、99%の努力である。(ver.0)

44255.いつの時代でも、女は男に愛されることを望んでいるし、男の愛したい女は、決して自我に目覚めた聡明な女ではないようだ。

44256.人々はじっさいには不自由が好きなんだ。

44257.ピンチを打開できる人間を有能(スゴイヤツ)と言う!

44258.自分がいなくても会社が回るのが理想だろう。だが、それがいざ実現すると、会社における自分の存在意義が無くなったことに気づく。

44259.あなたが生まれたときにあなたは泣いている。そして周囲の人は祝福している。そしてあなたが死んだときには周囲の人が泣き、あなたは「私は立派に生きた」と言えるような人生を行きなさい。

44260.闇というのは、今までは光を引き算して作っていくものだ、つまり光の欠落した状態だと考えられてきたけど、そうじゃなくて、今ある光の状態に暗黒をプラスして生成するものですよ。つまり暗闇は生産であ……

44261.屈辱から目をそらしていても、風向きは一生変わらない。でも風向きを変えたいなら、自分で風を起こすしかないの。他人を本気で助けようなんてお人好しはこの世にいないんだから。

44262.落ち目の芸能人じゃないと描けない何かってのは絶対あるんだよね。上り坂の芸能人じゃ描けないっていう……。今自分のこの年齢で目指しているのは、きっとそこなんだよね。

44263.「親子関係は病であり、治癒は不可能だ」ともうあきらめて、誰もが粛々とこの病原菌に感染して、あとはじわじわと進行し、症状が重くなるのを受け入れながら、一生が終わるのを待つしかない。

44264.真実は太陽と同じだ。さえぎることはできても、消し去ることはできない。

44265.生きるいのちがそのまま時間 生きた時間がそのままいのち 自己のいのちと時間はいつでも一ツ

44266.決まりごとのなかでやることに、私の性が合わない。規則っていうものがダメなんです。規則というものに縛られることがいやな人間なの。だから何かの会に所属するとか、そういうことからも一切避けて生きてきたん……

44267.勝負(に挑むために必要なこと)とは、@頭で考えるA見つけるB試す。

44268.手抜きをしないことこそ、一流選手への条件。

44269.他人のためにも、ことばを持て。なやみ、苦しんでいる他人のためにも。そうして、なんでこんなにほがらかでいられるのか、それをこう話してやるのだ! くちびるに歌を持て。勇気を失うな。心に太陽を持て。そう……

44270.人類は、以前より目立って道徳的になったとか、これまでより賢い指導者に恵まれているとかいうわけでもないのに、自分たち自身の抹殺を間違いなく成就できる道具を初めて手に入れた。彼らはあらゆる栄光と辛苦の……

44271.仏法は正直な者でないとわからない。

44272.人生はただ一問の質問に すぎぬと書けば二月のかもめ

44273.みずからの「生きて行く」行為と日々の重さを、片時も手ばなすまい。

44274.性格は、才能と無関係であることが多いが、天才を常に発奮させる。

44275.子どもマンガを描く際に、読者になんとか喜ばれようと思って、子どもに好まれそうな内容のものを描いたとき、かならずしも子どもにアピールしない。

44276.相手を変えようと思っても、人は他人の言葉で簡単には変わらない。本人がそれに気づいて、意識的に改めようとしない限り、変わらないのだ。

44277.前人未踏の天地を進まんとするものは、荊棘(けいきょく)の道を自ら切り開いて行かねばならない。

44278.クリスマスはこの世界に魔法の杖を振る。ほら、すべてがより優しく、より美しい。

44279.早寝早起き、病知らず。

44280.孤立しないためには、どうすればいいのか。他人の言いなりになったり、機嫌を取ったりすることではない。小さな幸せを分かち合う努力をすることだと思います。

44281.禅は日々の生活を生きることであって、外からそれを眺めることではない。

44282.おちこむ、滅入る、そういうとき、人にグチをいっても、ヤケ酒を飲んでもしようがないのであって、自分がおちこんだときは、自分で這い上がるべきである。(ようし、まあ、今夜は早く寝ちゃおう)と「気をとり直……

44283.一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。二日勉強しなければ、それを取り戻すのには四日かかる。一年勉強しなければ、それを取り戻すのには二年かかる。

44284.酒を少しく飲めば益多く、多く飲めば損多し。

44285.それ以上積み上げたらラクダが倒れてしまう最後の一本の藁(ラスト・ストロー)の見極めをつけ、そこで止めることができるかどうかが、(物事の)結果を大きく変える。(要約ver)

44286.疑問を持つことは、知恵や経験の積み重ねに積極的な働きかけを行う。

44287.おまえのかなしみは 一日も早く よごしてしまったほうがいい そして 洗濯機で洗ってしまうのさ  ぼくはよく見かける 洗濯物といっしょに 風にはためいている おまえの 白いかなしみを

44288.山の動く日きたる かく云(い)えど 人これを信ぜじ

44289.いい本というのは、そのなかに「いい時間」があるような本です。読書という営みがわたしたちのあいだにのこしてきたもの、のこしているものは、本のもっているその「いい時間」の感触です。

44290.行動を開始するにあたっては、ある基本的な真理の存在を知るべきである。その真理とは、「全身全霊をささげて専念した瞬間に、神意が働き出す」ということだ。夢にも思わなかった様々な偶然や出会い、……

44291.大きな苦労をした時期があったおかげで、前よりもよくわかった。人生はなにがあろうとも、いかに豊かで美しいものか、そして人がふだん気に病むことが、いかにちっぽけなものか。

44292.身体を単なる機械仕掛けと考えると、人体の挙措(きょそ)動作を笑わずにはいられない。

44293.結局のところ、あたかも生そのものは神聖でないかのように、人を死によって祭り上げるのは、我々の悲しい弱さである。

44294.死神というのは、魚を網で捕らえて、しばらくの間水中に生かしておく漁師のようなものである。なぜなら、魚はまだ水中で泳いではいるものの、網の中であることに変わりはなく、漁師は、もうそろそろ頃合いだと思……

44295.愚かな者で、自分を愚かだと思う者はまだ賢い。愚かな者で、自分を賢いと思う者は真の愚か者である。

44296.チャンスは風のようなものでふだんは目に見えないし、気がついたときには遠くへ去っている。

44297.男が怒っている時は、怒りがおさまるまで待て。ガスを持って火に近づくな。

44298.あの人たちには、作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。一茶が作っても、かっぽれが作っても、マア坊が作っても、その句が面白(おもしろ)くなけりゃ、無関心なのだ。

44299.目標は達成されてもされなくても、人を変えます。目標によって、人は大きく成功に向かって動き出すのです。

44300.大事なのは、他人の頭で考えられた大きなことより、自分の頭で考えた小さなことだ。


44301.不必要なものを手に入れることは、必需品を手に入れることよりも、はるかに大きな精神的興奮を催させる。(ver.0)

44302.大事なことばは、どんなときにも一つです。Here I am と言えることば。心の地球儀をくるくる回して、Here I am とゆびさすことのできることば。

44303.恩は売らずにあげるもの。

44304.「私はべっぴんだ」と思うようにしている。

44305.労働──AがBのために資産をつくるプロセスの一つ。

44306.隠れファンがいると思っておくんだよ。それが美人の秘訣。

44307.小説と同じで、恋愛も途中でやめられるようでは本物とは言えない。

44308.クリスマスプレゼントよりも、記念日を祝したメッセージカード。

44309.徳の人と才の人とあり。徳の人は大将の器たるべし。才の人は補佐役たるべし。人にして、才と徳と具(そな)わる人あり。容易ならざる大人(たいじん)なり。君子なり。

44310.それにふさわしい行動をする。それが社会性です。

44311.記憶力の低下は、時に人生を楽しくする。

44312.信仰というものは、黙ってこっそり持っているのが、ほんとうで無いのか。どうも、私は、「信仰」という言葉さえ言い出しにくい。

44313.理性は情念の奴隷である。

44314.他人が我を忘れていても、冷静さを保った男のように、何がきても激怒しないことだ。

44315.平和という言葉は一人決めできない、一人じめできない言葉であり、むしろ平和ってどういうことだろう、という問いをふだんに共有してゆくための言葉だろう、というふうにおもうんです。自明な言葉でも守る言葉で……

44316.欲すりゃ損する。

44317.“真実”は見つけ出そうとするな。作り出せ。

44318.意志あるところに道あり。(ver.0)

44319.「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。

44320.私は独立を考えている人からアドバイスを求められると、「ファンを百人つくる」ことをすすめています。くじけそうになったとき、あなた以上にあなたを信頼し、励ましてくれるのが、あなたのファンです。

44321.逸話は、時として真実を伝える最高の道具となる。そして心が洗われるようないい話は、しばしば言葉を尽くした説得にもまして、人の心を動かす。

44322.その人をよく知るためには、彼と共に1プードの塩をなめよ。

44323.現在のあなたは、これまでのいろいろな習慣の束(たば)みたいなものである。習慣は潜在意識の型のことなのであるから、(自分を変えるには)まずこの型を変えよ。

44324.考える前にまず行動! その方が人生楽しいわよ!

44325.言い切る、言い切れることは。思い切る、思い切れるものは。使い切る、使えることばは。とことん無くし切る、無くせるものは。それでもなお、その後にのこってゆく、ごく僅(わず)かなもの。はっきりと感じて……

44326.滅びる運命にある者は、その前に高慢になる。そして、高慢は没落の前に来る。

44327.ひらめきは、それを得ようと準備、苦心した者に与えられる。

44328.謝るくらいなら最初からするな!

44329.新しいものは常に障害にぶつかる。その時戦う者を必要とする。成功させると胸を張り、取り組む者を必要とする。

44330.鳴かぬなら そういう主義の ホトトギス

44331.湯水のようにお金をつかう楽しみよりも、わずかながらでも利潤をつくりだす生産的な生き方をしているほうが、より充実した喜びを得られるのである。また生産的な生き方のほうが、心の健康にもいいのだ。

44332.人がもし、観ることだけによって世界とかかわろうとしたら、それは「人目につかぬ片隅の壁穴」になることでしかなく、それは自己疎外にほかならないでしょう。

44333.山を登っている人は、登り坂のことしか考えない。

44334.幸福って、何も感じないことなのよ。幸福って、もっと鈍感なものよ。…幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考えないで生きてゆくんですよ。

44335.外に合わせたりするんではなく、内を徹底的に知ると、結果的に外に通用するようになるんです。

44336.従業員の給料は、会社にとって「費用」ではなく「投資」です。その意味で、給料は会社にとって設備投資よりも大事な投資なのです。だから、儲かれば返す。当たり前のことです。そうすれば、皆もっと頑張ります。

44337.願が成就することが救いではないのです。逆に願を持つことが救いなのです。願いが成就してはじめて得られる満足などというものはないのです。

44338.サービスとは、けっして型にはまったものではありません。ひと言で言うと、「相手がしてほしいことをする」に尽きます。自分がもし相手の立場だったらこうしてほしい、こういうことはしてほしくない、それを徹底……

44339.皆さん、迷路はまがりくねっているとは限らないよ、まっすぐの迷路、今日から明日へつづく暗闇、アパートの畳の下を引っくり返してみましたか?

44340.失敗や欠乏や限界を思い描くことはやめなさい。あなたの目標と大望に心(の照準)を合わせなさい。

44341.芸術は常に一(ひとつ)の拘束の結果であります。

44342.「謙虚さを欠いた真理の主張」「謙虚さを欠いた正義の主張」などは人類の対立や戦争の火種に過ぎません。謙虚さを欠いたらそれはすべて、人間的価値を喪失するといわなければなりません。

44343.世の中で成功する人の多くは、財産を手に入れている間に、楽しむことを忘れる。財産を手に入れるまで、楽しみはとっておくのだ。しかし、そのときには遅すぎる。

44344.最高のものを求める人は、常に我が道を往(ゆ)く。人間は最高のものを決して共有しない。

44345.ほんとうに自分の運命以外のものはなにも欲しない人には、もはや同類というものはなく、まったく孤立していて、周囲に冷たい宇宙を持つだけだ。

44346.日本人の他者を思いやるという文化は素晴らしいものです。しかし、リーダーには向いていません。なぜなら、他者を傷つけても成長させるのがリーダーだからです。この部分に手をつけていけば、日本人は偉大なリー……

44347.信念は剣よりも優れ、槍よりも堅固なる武器となる。

44348.美しければ、すべて許される。(ver.0)

44349.数学は、人間の共通かつ根本的な認識のための手段にほかならない。

44350.コーチの声がかかっても「自分は監督しかやらない」と断る者がいる。経験を積まずに監督なんてどういう意味なのか?


44351.縮こまっているのは 冬だからです。終りにした訳では ありません。春が背中をたたくまで じっと 待っているのです。

44352.幸せな心は、ずっしり詰まった財布にまさる。

44353.私の幸せを決めるのは私自身だ。人からどう思われようと、私が私に納得しておれば、それでよい。

44354.ボクはふみとどまって戦うぞ!持てる力と才能のすべてをつかって動機の正しさを証明してやる!

44355.私たちが真の自己であり、自分の空間をシンプルに保つとき、美しい生活が自然と始まる。

44356.人は来たるべき暁(あかつき)のために、何かを恐れ、期待し、心配しなければならぬ。生存の苦悩に耐え、日ごとの厭(いと)わしい平坦さに耐えるべく。

44357.人はチームのかなめになりたがる。自分はチームのかなめだと信じ込むと、人々は互いに協力し合うようになり、そのために監督業の仕事までどんどん自分たちでこなすようになる。

44358.誰にとっても、我が家ほど安心してくつろげる場所はない。

44359.既成作品の成功を真似てうまく書こうとするからつまらないものにしかならない。小説のおもしろさは、うまさや完成度にあるのではなく、不器用さや不格好さにあり、そこに作者の試行錯誤の痕跡がある

44360.自分から積極的に仕事を求めて、周囲の人たちが自然と協力してくれるような状態にしていかなければなりません。これが、“渦の中心で仕事をする”ということです。

44361.その2.勝者はいつも計画を持っており、敗者はいつも言い訳をかかえている。

44362.あなたの心は創造力ある媒体である。だからあなたが他人について考えたり、感じたりすることは、あなた自身の体験になるのだ。

44363.「頑張れ」という言葉には、「前進しろ」という意味も含まれている。だから、すでに十分頑張っている相手は「これ以上どう頑張れというんだ?」と怒りを感じて反発し拒絶する。

44364.数学者は、課題を待つのではなく、自分のためにそれを提起するという積極的な立場をとらなければならない。

44365.未来はやってくるものではありません。あなた自身が未来を切り拓き、つくり出していくのです。そして、人生の夜明けはいつもあなたの中にあります。夜明けの前の闇がいちばん深いのです。

44366.誰も本当のことを言わなくなってしまった。利権やせこい金で心を閉ざしちまったのさ。おもしろいお国柄だ。誰も騒がない。みんな静かにしてる。

44367.失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ。

44368.どんな老人だって世間の役に立つことはできます。だって、死んでみせるっていうこと、大切じゃないですか。

44369.絶体絶命の淵に全生命、全バイタリティーが一点に集中すると不可能が可能になる。

44370.「ふるさと」の絵というのは、どうして遠景ばかりなのだろう。それは、私が十歩近づけばその分だけ遠ざかり、決して中へ入ることを許さない、遙(はる)かな風景なのであった。

44371.みんな、「戦え」「向き合え」「乗り越えろ」って口をそろえて言うけど、時には、「逃走」という名の「闘争」の方が、結果的にうまく行く場合だってあるんだよ。

44372.人には、いつか必ず別れの時(=死)が来るものです。愛する人を失っても、形が見えないだけで、いつも心はそばで見守ってくれると思えば、強く生きられます。遠距離恋愛や単身赴任と同じです。(ver.0)

44373.時は金なり、信用は金なり。金は子供を生み増え続ける。

44374.五感を通してやってくる否定的で消極的な印象は、すべて改造可能です。

44375.色欲、物欲でなく、私は音欲一代。

44376.頭のいい人がする一番愚かな質問は、「あなたは五年後、どんな地位についていたいですか」というものだ。

44377.待っていては駄目だ。「完璧なタイミング」など永遠に来ない。今あなたが立っている場所から、今持っている馴染みの道具を使って始めなさい。より良い道具は、あなたが進むにつれて現れるだろう。

44378.才能がいかに優れていようと、その人が死んでしまえば全てが終わりである。

44379.持ち物は、その人の個性を表現する。

44380.所謂(いわゆる)「天下第一」の風景にはつねに驚きが伴わなければならぬ。

44381.みんな自分のマルの数え方が下手。クールに自分を見つけてごらんなさい。マイナスだらけの自分に思えても、必ずプラスを見つけられます。

44382.花が露(つゆ)によっていっそう美しいごとく、涙のなかの悲しい愛も、それゆえにまた美しい愛である。

44383.生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち

44384.僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。一ヶ月かけても一行も書けないこともあれば、三日三晩書き続けてた挙句それがみんな見当違いといったこともある。

44385.人間の不幸と悪とは自己の義務を知らないから起こるのでなく、むしろ虚偽の義務を承認するところから起こる。

44386.格別の用事でも無い限り、どんな親しい身内の家にでも、矢鱈(やたら)に訪問などすべきものでは無いかも知れない。

44387.和を以(もっ)て貴(とうと)しと為(な)す、というお言葉もあるが、和というのは、ただ仲よく遊ぶという意味のものでは無い。互いに励まし合って勉強する事、之(これ)を和と謂(い)う。

44388.いつの時代でも、オトナは若い人のことをとやかくいい過ぎるキライがある。(中略)「若さ」にはもともと善も悪もないはずだ。問題は、本当に若いのか、それとも若くないのか、それだけであると私は思う。

44389.完璧にできるようになるまで待っていたら、いつまでたってもできません。それが重要なことなら、今すぐ取りかかるべきです。うまくできなくてもかまいません。不完全なものの中から、徐々に完成型を彫り出してい……

44390.(人生という)芝居の装置は世の中全部、テーマはたとえ、祖国だろうと革命だろうとそんなことは知っちゃあ、いないの。役者はただ、自分の役柄に化けるだけ。

44391.惚れたが悪いか。古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。

44392.魚は頭から腐る。

44393.結局、ぼくたちは親のためではなく、自分の人生のために生きてるんだろ。

44394.(企業が)目的と使命に取り組むうえで答えるべき究極の問いは、顧客にとっての価値は何かである。

44395.飛行機というものの形には、新しい美しさがある。むだな飾りが一つも無いからだろうか。

44396.ステージに上がったとき、自分が一番上手いと思え。ステージを降りているとき、自分は一番下手だと思え。

44397.世の中をいい場所にしたい。そのためには、“種”の段階である子供たちに働きかけようと考えた。

44398.悲しめる心よ、落ちついて悔ゆるのをやめよ。雲の後ろには太陽が輝いている。

44399.女は唸(うな)っている猛犬と同じで、眼をジッとみられると弱い、急に不安げな表情をするものだ。

44400.地獄は、良き志と良き願望に満ちている。