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1.例外的な才能の持ち主は別として、(政治で)二足のワラジは履けない。

2.この世に暮して行くからには、どうしても誰かに、ぺこぺこ頭を下げなければいけないのだし、そうして歩一歩、苦労して人を抑えてゆくより他に仕様がないのだ。

3.どんなビジネスに携わる人も、自分のビジネスに最も適した顧客を選び、そうでない顧客を避けた方がいい。

4.水飯(すいはん)がすこし胃の腑も涼しからん

5.基督(キリスト)教の信仰というものは多くの場合、長い人生の集積をさすのであって、普通、考えられているように改宗、もしくは受洗した日から一挙に心の平安や神への確信が得られるものではあるまい。

6.『私、――なんにも、――』そうして、しとやかにお辞儀して、それだけでも、かなりの思い伝え得るのだ。

7.私は寧(むし)ろ、其(そ)の(=大学で味わう)疎外感を発条(ばね)として、これ迄の自分とは何であったかを見つめ直し、更に現代に如何(いか)に生きるべきか、生きる規範とすべき価値とは何かを追求する契……

8.相手の愛情に感謝する気持ちがなかったら百遍(ひゃっぺん)結婚したところで人は幸福にはなりえない。

9.我々常民の先祖は随分よく苦しみ、また痛切なるいろいろの実験をしたが自身ではそれを書残しておいてくれなかった。今ある彼らの生活の記録は、大抵は外から観ていた人の推察に基いている。それが果(はた……

10.民主主義の原理を越えた、さらに高いところに絶対的な価値をおく、旧憲法を支えた市民感情は、半世紀に及ぼうとしている民主主義の憲法のもとで、単に懐かしまれるよりもさらにリアルに、生き続けてい……

11.愛は普遍的な善意であり、それによってあなたは、健康、幸福、平和、豊穣、生命のあらゆる祝福をすべての人々に望むことになるのです。

12.人を憎んだり恨んだりしてはいかん。自分が悲しくなるだけだ。

13.故郷やものの形に雪積もり

14.人生に必要なのは、精神的精力だ。精神的精力が減退するとどうなるかというと、克己心と忍耐力がなくなる。克己心と忍耐力がなくなるてえと、些細なことでかんしゃくを起こして、目くじら立てて怒鳴りつけたりす……

15.心から離れない本と思っているのは、実は、読んでから後、いくども心のなかに抜き書きをかさね、書き込みを繰りかえし、記憶の行間に立ちどまり、またその余白に入り込み、目をつむり、そうして遠く……

16.絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ。

17.自分と考えが違うことを理由に怒るって軽薄である。残念なことに、それを行政レベルでやっているのが現在である。自分の考えが世の中の考えではないかもしれないことに対して、思い悩む様子が一切ない。

18.凸凹の多き顔かな雪降り積む

19.れぞれの性、それぞれの職業、それぞれの生活様式に独自の喜びがあるように、またその喜びと密接に結びついた独自の悲しみがある。

20.「へたな鉄砲、数撃ちゃ当たる」ではないが、要は(夢という)「弾」をたくさん持っていること。たくさん弾があれば、一発や二発、的からそれたとしても、それほど落ちこまずにすむのではないか。

21.げんげ田(だ)はまろし地球のまろければ

22.収入の多さと自由人であるかどうかは関係がない。

23.たしかにこの身体だと不自由な事はたくさんある。だけど不自由である事と不幸である事はイコールじゃない。

24.たとえ(その人のことを)イヤでも、それで、その人のことを嫌いにはならない。「嫌い」じゃなくて「好きじゃない」。いや、「好きじゃない」でもまだ危ないから、「好きなほうじゃない」ってくらいで、とどめて……

25.良い進言から君主の深い思慮が生まれるのではなく、君主の深い思慮から良い進言が生まれるのである。

26.人生、出会うすべての人が師である、などという、説教じみたことは言いたくない。しかし、今、ここにいるのがどうしてこういう自分なのか、それを決めてきたのは、やはり、その人たちとの出会いなのだと思えるの……

27.相手を信用すればするほど、裏切られるのではないかという不安に襲われる。

28.自分の魅力に気付いていない、ということは、その人の魅力をますます増すことである。

29.亡き人を案ずるあなたが亡き人から案じられている

30.夜に飛ぶ蝶(ちょう)はいません。夜に飛んでいるのは蛾(が)です。

31.母の日や母恋う涙そつと拭く

32.変わるものを変わらせまいとするのは無理な願いである。

33.わたくしの人生にとって何より大切なことは、ほかの誰でもない、わたくし自身がハッピーであると感じられることです。恋愛においては特に、もっともそのことが問われます。

34.花衣(はなごろも)てふは心に着せるもの

35.書けないのは、書けないと思ったから書けないのだ。書けると信念すれば書けるのだ。

36.歓楽の底から持ち帰るものは、真理でなくて砂利(じゃり)である。

37.花吹雪磁気みなぎらす変電所

38.子供のケンカのように「あっかんべえ」をして、「だーい嫌いっ」と言い捨てて駆けだす、そんな別れ方は、おとなにはできないのだろうか。できないからおとななのだろうか。

39.ぼくらはじぶんの存在をじぶんという閉じられた領域のなかに確認することはできない。ぼくらには《他者の他者》としてはじめてじぶんを経験できるというところがある。

40.目標にのめり込まなければ、良い結果は得られない。

41.世の中、いい男だらけ。(失恋したからといって)落ち込んでなんかいられない!

42.人びとが本を読まない時代に、人びとのあいだに失われるのは友人を見つける能力です。

43.春風やにはたづみにもある渚

44.禅では、死さえも、いつ何どき起こっても大丈夫という平生(へいぜい)の延長にある。死と生というものを一緒くたにとらえるのが、そのまま禅の深みである。

45.多くの者が、物に囲まれているのに、まったくみじめである。

46.堪忍の袋を常に首に掛け 破れたら縫(ぬ)え破れたら縫え

47.70億人の人類の中にあなたはあなた一人だけ、わたしは私一人だけ。世界中の科学技術を集めても同一人間の再生は不可能だ。まったくかけがえのない生命、それが人間だ。そのことに責任と誇りを貫けば、力はこん……

48.(世界と別個に存在している)自分をどうすべきかを考えることを記したのが、神話なのである。すべての神話には、「人間が意識を持つとはどういうことか」が書かれていると言っていい。

49.じじいになっていくのは当たり前だけれども、ただのじじいじゃつまんねえ。ダンディーなじじいになろう。

50.切なさをしみじみ味わうためには、やはり孤独な状況、孤独な夢想が必要なのだ。

51.今、みーーんな ずーーっとスマホ見てますね。そのうち「スマホ付きお墓」ができると思います。

52.春服の人ひとり居りやはり春

53.モノの世界では得をしても、心の世界ではきちんとそのコストを払っています。

54.良識の作家だと早とちりするのは危険である。良識は、老熟した凡庸な作家の特性だからだ。

55.我熟す寂しさ熟す西日(にしび)燦(さん)

56.過去の成功を思い出そう。大小を問わず、過去の成功はすべて、あなたがもっと成功できることの証である。ひとつひとつの成功を味わいなおそう。自信を失いかけたとき、それらの成功を思い出そう。

57.恋を何年、休んでますか。

58.気配り・目配り・手配りできる人が、仕事ができる人。

59.ゆたかで、かしこい現代人が、封建で未開の江戸に学ぶなんて、ちゃんちゃらおかしい。私に言わせれば、江戸は情夫だ。学んだり手本になるもんじゃない。死なばもろともと惚れる相手なんだ。うつくしく、やさし……

60.心意気と不屈さと精神を持ってやり続ければなんでも成し遂げられる。

61.どうやら時というのが曲者らしいのだ。時間の腐蝕作用によって、私たちは容易に美を美と感じたり、あるいはまた、容易に美を美と感じることが困難になったりするらしいのである。

62.自分には、死の恐怖を戦うときに格好な武器となるものがあるか、なにか「命がけで愛するもの」があるのか。

63.百万の富を抱(だ)いても、一生涯に少ししか費(つか)わなかったら、これは問題なく貧乏人です。

64.それぞれの日々のなかに、ここにいない人(=死者)と語らうことができる、そういう場所をつくる。つくってきた。自分のうちに、そういう場所をもつ、たもつ。ここにいない人と語らうことができる場所というのは……

65.なんというむなしさ、なんというむなしさ、すべてはむなしい。

66.他人の感傷性をいくら憎むことができても、私自身の感傷を私は愛し、むしろ少し甘やかしている。感情、優しさ、心の鋭敏な感受性、それらは私の授かりもので、私はそれの助けで生きて行かねばならないのだ。

67.うれしい気持と くやしい気持ち。両方あるから つづいてんのかな。

68.口下手でも自分の考えや思いを相手に伝えようとする意志、相手を尊重する温かい心、思いやりがあれば、必ず相手に伝わるはずである。また相手の考えや気持ち理解しようとする真摯な姿勢があれば、相手も心を開い……

69.二人は並んで腰を掛けているが全く別々の世界の住人である。

70.一番しぶといのは、絶望から希望を見つけて立ち直った者だ。

71.(楽天家であるためには)過去のことは、自分にとってすばらしかった経験しか思い出さない。未来についても、希望に満ちた楽しいことしか想像しない。そして、山ほどある夢や希望、これからやってみたいことにつ……

72.日本軍は、計画がうまくいっている間は、アリのように非情で大胆である。しかし、その計画が狂うと、アリのように混乱し、立て直しに手間取って、元の計画にいつまでもしがみつくのが常であった。

73.何事でも若いうちから心して一流のものに接することです。そのうち偽物、本物の判断がつくようになります。

74.犬は紳士だ。人間の天国ではなく、犬の天国に行きたい。

75.年の瀬を忙(せわ)しといひつ遊ぶなり

76.みづうみの浅瀬覚えつ蜆取(しじみとり)

77.やる気があって仕事がデキすぎる上司が、かえって部下のやる気をそぐこともある。部下のやり方が歯がゆくて、「努力が足りない」「もっとできるはずだ」と叱咤するような場合だ。怒鳴られ、尻を叩かれてばかりの……

78.人間が自然から贈られて得たものではなく、自分自身の精神からつくり出したたくさんの世界の中で、書物の世界は最も広汎で高い価値をもつものである。

79.27)(上に立つ者は)部下に威張るな、部下の機嫌をとるな。至誠一貫、正々堂々。

80.元来、生物だけが意識をもっているとおもうのは人間の錯覚で、神は万物にそれを与えている。それを善用できるのは、“愛のつながり”以外にはない。

81.露葎(つゆむぐら)眺むることを祷(いのり)とす

82.君の内部のどこかにくすぶっている世界に、姿をあらわす必要もなしに存在する世界に耳を傾けよ。すべては君の内部に存在し、そして君の内部の場所は、思想の大陸を容れるに足りるほど広い。

83.多くの若者を見ていると、「妥協したくない」ことが先行して、少し困難にでくわすとすぐに理想を捨ててしまうことが多いようです。理想を捨ててしまえば妥協もなにもなくなってしまいます。問題は妥協しても理想……

84.自分が生きている社会をよく見つめ、観察し、より良いものに変えていってほしい。現実が、醜く思えることもあるかもしれない。しかし、それは今の現実に過ぎず、今をどう生きるかで未来は変えてゆけるはずなのです。

85.人の行く方へゆくなり秋の暮

86.キャラクターは、本来のコンテンツとしての魅力だけでなく、幼少期の幸福体験のようなものが魅力として付加され、価値が強化されていく。

87.何をするにもタイミングだ。

88.女の人はね、一軒の家(うち)に例えれば、土台石(いし)だよ。

89.商いは牛のよだれ。(ver.0)

90.幸福な人に、時は打たない。

91.結婚なんてビジネスですから。事業のひとつですわなあ、あんな商売、せんとこ、思たらそれでよろしねん。この人生、もっとホカにすること、仰山(ぎょうさん)、あります。子供もべつに要りまへんやろ、どうち……

92.理想や将来はいまは無いものです。しかし、ああしたい、こうなりたいという希望を言葉にして設定することで、私たちは理想や豊かな将来に向かって歩いていくことができる。

93.いい料理人はまず居心地を大切にしてお客を感動させて帰す。店の主役は料理人じゃない。お客さん!

94.私たちは、一年以内にできることを過大評価し、十年以内にできることを過小評価しがちだ。

95.はじめから普遍的な価値観に基づいて俳句を作ろうとしても、結局のところ過去の作品の最大公約数的な作品、すなわち類想から飛躍できていない作品にとどまる。

96.人生には永遠の幸せはなく、ただ素敵な瞬間と悲劇的な瞬間があるだけ。

97.君たちは、どうしてそんなに、恥も外聞もなく、ただ、ものをほしがるのだろう。

98.結婚式のスピーチを考えておく必要はありません。前の人が何か話したら、そのネタで話せばいいのです。それが一番盛り上がります。話も短くすみます。前の人が状況説明してくれているのです。

99.すぐれた作品(=探偵小説)は、否応(いやおう)なしに、読者に参加を強要する。そして読者が全力をあげて彼自身の解釈を発見した場合に、たとえ作者から見事にいっぱい食わされたとしても、読後に爽……

100.本当に頭のいい人というのは、目標をつかんで、それ(=計画)を前進させるために、創造したり、抑制したりしながら、人の心をグッとつかみ、一つの方向へ連れていくことのできる人のことをいうんだ。

101.「本当にそう思う」ということと、「本当にそうである」ということは、違うことだと覚えておこう。だって、間違ったことだって、自分がそう思っているのだから、「本当にそう思う」と思えるわけだ。でも、間違っ……

102.宿命とは人生の青写真・設計図。心がけ次第で設計変更できるもの。その設計図を自分の意志と力で実現していくのが運命。運命は自分の力で切り開くものなのです。

103.傭兵に守られている国というのは、敵国から攻撃を受けない間だけ命を永らえているに過ぎない。

104.自分の信念で生きるというのは、刃物の上を素足でわたるようなものです。自分の体の平衡は自分の渾身(こんしん)でとらねばなりません。平衡がくずれれば、蹠(あしうら)を刃物が裂くのです。

105.青あらし神童のその後は知らず

106.食って 寝て 大きくなって 子を生んで 老いて 死んでゆく  あらゆる生きものが 平然とやっていることを 満足に果せない 人間とはなんだろうか  この問いにたちすくんで 人は初めて道を求める

107.人生のある瞬間、人がどれだけ将来に専念しようと、後ろを向く傾向に逆らうわけにはいかない。われらの子供時代はいまや愛すべき死者であるが、われらに現れて自分を思って欲しいという。

108.人間が世間の隅で 苦労して 生きてゆくすがたは あの国宝の 仏像より尊い

109.この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。

110.今、現に身に受けているものをあたりまえと思う心ならば、新しくなにかを手に入れることができて、有頂天になったとしても、しばらくすれば、あることがあたりまえになってしまうからです。

111.国の母 生まれた文(ふみ)を抱きあるき

112.もし犬を見て、我が事のような興奮や愛情を感じられなければ、あなたは猫であるに違いない。

113.お金って人間の力を表すただの指標ですよ。ただ、指標としては非常に優れている。なにしろこの世界のあらゆるものには、例外なく値段が付いているんですから。

114.狙(ねら)いはすごくいいのに、方法が間違っているために成功しない人が結構多い。

115.自尊心を失う十八の心得──6.自分にとって意味を持たない嫌でたまらない仕事についている。

116.言葉とは、この世とわたしとの関係のしかたなのだ。

117.楽観主義者はたとえ失敗しても、そのことでただちに勇気をくじかれるということはありません。深刻にならないというのも重要なことです。

118.絶対に反論できない文法で 猫が世界へ手招きをする

119.現実を見なくては生きていけないけど、やっぱり夢を見なければ生きていけない。

120.人間が理性で判断をしていれば、正しい道を歩むだろう、というのは、たぶん甘い。少なくとも、歴史の上では、そうはならなかった。人間というものは、その場の情感のほうが、行動を定めている動物である。

121.(※人生において)我々は常に悲観論の深淵に沿って、ごろごろした石を踏んで歩いて行く。

122.最低賃金が引き上げられれば会社は必ずつぶれるわけではありません。「会社がつぶれないか」だけでなく、「人がつぶれないか」「社会がつぶれないか」という働き手への影響も含めた総合的な視点を、……

123.男と女の関係では、真剣につきあえば、そこにはどんな相手からでも、予期以上の精神的贈り物を受けていることに気づかされる。

124.自分は今、あることをノートに書こうとしていると思うと、そうでない時より特に注意深く見るし、書きながら、実際当を得た言葉も生まれてくる。

125.英語圏において、ファーストペンギンとは、不確実な状況下において、勇気を持って新しいことにチャレンジすることを指し、そういう意思や行動が賞賛される文化がある。

126.地方の小さい町に行って専門の古本屋があったら、これは人の生活が落ち着いていると見てよい。新しく発展した町には、古本屋があっても、落ち着きのない新刊書だけしか見つからない。

127.ほほえむことを忘れちゃいけない 涙はひどくこぼれているが ほんの昨日も今は昔 おもいだしちゃいけない 哀しいことを

128.強霜(つよじも)に今日来る人を心待ち

129.集めた情報量が多ければ、よりよい意思決定ができると考えるものだが、それでは情報を集めている過程で、機会を失ってしまう。

130.事物はみんな、人々がたいていの場合に私たちにそう信じこませようとするほど、容易につかめるものでも、語りうるものでもありません。

131.秋浜は歎きの鳶(とび)と浪ばかり

132.貧乏しても、出世していく友に後れても、本当の為事(しごと)をこつこつやっている此(こ)の力強さ。白蟻が大黒柱を如何(いか)にしてがらん洞にするか己は知っている。

133.貧乏人の口癖は、「ふだん頑張ってるご褒美に買っちゃおう!」。一方、金持ちの口癖は、「いまの私には必要ないな。またにしておこう」

134.最初は他の人形と同じ顔をつくろうと思ってやるうちに技術が上がっていくものなんです。同じものをつくるほうが難しいんです。

135.重要なことは、積み重ねによって着々と勝利したふりをすることではなく、敗北につぐ敗北を底までおし押して、そこから何ものかを体得することである。

136.環境は、心がそれ自身と同種のものを受け取るための媒体である。

137.失敗が最良の発明を行う契機となることがある。

138.人はそれぞれの運命を首に結びつけている。

139.職業や社会的地位によって、えらいのえらくないのは少々おかしいのだ。(中略)善行を自然に実行している人こそ、えらい人といえるのではないだろうか。

140.介護というのは不思議な世界で、10人介護するには20人のスタッフが必要だが、20人のスタッフがいれば20人を介護することができるんです。

141.玄米、雑穀、麦飯? ハッ、そういうのはなあ、「健康のために」なんて軽い動機で食うもんじゃないんだよ。白米を食いたいなあと泣く涙の塩味をおかずに食うもんなんだよ。

142.オーナー起業家に天才的なひらめきがあるというのは神話にすぎない。

143.私が浪費したと人が呼ぶものに対して、私はどうしても後悔できません。

144.本を読まない人はよく本を読む時間がないというが、本を読まないから時間がないといえる。なぜなら、本を読まない人は他人の経験から学ばないからである。(ver.0)

145.自分を守る方法は、人とうまくコミュニケーションすることです。

146.悲しみは自分自身を解き放つことができるの。自分の窮屈な皮膚の外に踏み出すのよ。

147.人はみななにかにはげみ初桜

148.給油されストーブは喉鳴らしたる

149.人生を愛せば、人生が愛を返してくれる。

150.白玉(しらたま)や子のなき夫をひとり占め

151.患者の自己決定と代理決定が特に難しい倫理的問題を生じるのが, 小児患者である。小児患者の特徴は, 成長とともに判断能力が獲得されていくなど, 時間的変化が大きい点にある。

152.雑草をはびこらせるのは穏やかな風以外にあるまい。盗人をつけ上がらせるのは過度の寛容以外にあるまい。

153.力を集中するための第一の法則は、もはや生産的でなくなった過去のものを捨てることである。(ver.0)

154.おのおの、その志のままに生きよ。

155.多くの人に好かれたがる人は多い。たとえ嫌いな相手からでも、自分が嫌われることは好まない。嫌われるのは、自分の何かを否定されたような気がするからだ。

156.人と比べて落ち込まないで ゆっくり のんびり 気長に (自分と)つきあっていけばいいじゃない ね プラス思考で 生きましょう

157.人の死の最も残酷なことは、その人にまつわる一切のものが、断ち切られてしまうことよ。その思いも願いも、あらゆる感情も、永遠に宙に浮いたまま、時を止めてしまう。残された者は、そのことにただ戸惑うことし……

158.口で教えられたことはすぐに忘れる。先輩の背中を見て、学ぶんだ。

159.渋柿のごときものにては候(そうら)へど

160.帆のやうに照らされてをり夏の月

161.自分に自信のない男ほど、女は男より頭が悪いと思いたがる。

162.これまでの哲学は間違っているのではない。無意味なのだ。

163.多くいうまでもなく、人間というものは、いかなる場合にもその人生に生きる際、慌ててはいけないのである。というのは、人生に生ずる錯誤や過失というものは、その原因が、心が慌てたときに多いからである。

164.天を楽しみ命を知る、故(ゆえ)に憂えず。

165.実験好きな人だと評判になったら、みんなのほうからアイデアを持ってきてくれるようになるよ。

166.人は、物を食べながら説得を受けた場合、意見が変わりやすい。相手の説得を受け入れやすい。第一に、食事中は無防備状態となる。気が緩んでいる時には説得されやすい。第二に、食事中は脳内が性的快感を得た状態……

167.自己改善の領域に入ることは、まさに聖地ともいえる神聖な場所に足を踏み入れることである。しかし、これに優る投資はない。

168.嘴(はし)の痕(あと)ある椿ひらきけり

169.(男の)人生にとって重要なのは女性と金でしょう。

170.本心を言えないような友情の美点とは何か? 誰だっていいことを言ったり、喜ばせたり、お世辞を言ったりできるのだ。でも真の友人はいつも不快なことを言って、痛みを与えるのもいとわない。