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来し方はふりかへらざれ菊膾(きくなます)
鈴木真砂女[すずき・まさじょ]
(昭和期の俳人、1906〜2003) 過ぎ去ってしまった過去は振り返らない。
過去というのは、思い出すだけでほろ苦いものであるが、どうせほろ苦さを味わうなら、菊膾(きくなます)のような料理のほろ苦さに限りたいものである。 ※来し方(きしかた、こしかた)=過ぎ去った時。
過去。 ※菊膾(きくなます)=菊の花びらをゆでて甘酢や三杯酢であえた物、または漬け込んだ物。 菊花膾(きくかなます)とも。 秋の季語
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( 宮沢和史 )
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( 作者不詳 )
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( ロラン夫人 )
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( 慧能 )
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