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人類という種の存続よりも、国家のほうがたいせつであるというのが、現在の世界の風潮である。
石毛直道[いしげ・なおみち]
(文化人類学者、1937〜) 『道草を食いながら』
〈全文〉
国民の人口がおおいことが繁栄をもたらすというのが、現代の国家の論理である。 __ Link __ そこで、日本では少子化担当大臣という役職がつくられた。 人類という種の存続よりも、国家のほうがたいせつであるというのが、現在の世界の風潮である。 __ Link __ 人類永続のためには、モノの豊かさから心の豊かさを楽しむことへ、生活を切り替えることが必要である。 __ Link __
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