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［ 名言 ］
何かを考えるとき、その出来事が、どのような二項対立のどの位置にあるかを理解することが有効だということなのだ。
それが、分析の第一の作業だと言えよう。
［ 出典 ］
樋口裕一［ひぐち・ゆういち］
（作家、1951〜）
『ホンモノの思考力』
【 樋口裕一の名言 】
【 Higuchi Yuuichi 】
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《関連》
意味の対立する言葉の組み合わせを多く覚えておくと、様々な物語や批評が理解しやすくなる。
（石原千秋）

《関連》
二元論は僕たちの物の見方を支配している。
（石原千秋）

《関連》
人間は二項対立でしかものを考えることが出来ない。
（芦田宏直）

《関連》
ある行動をとるということは、二項対立のうちのどちらかを選択するということなのだ。
（樋口裕一）
［ ランダム名言 ］
1.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
2.
いまの世の中では
高潔で貧乏をしている人よりも
銭を儲けてよい生活をしている人の方が尊敬される。
だから法律にさえ違反しなければ、
或いは違反しても発覚しなければ
どんなことをしても銭を儲けた方が勝ちだ、
と思っている。
（ 町田康 ）
（ Machida Kou ）
3.
まだやっていないことでは、名声は築けない。
実に簡単な話だ。
夢を抱き、リハーサルしたら、あとは現実の世界に飛び込んで実行あるのみ。
（ アンドリュー・カーネギー ）
（ Andrew Carnegie ）
4.
結局、人びとは
『便利』という言葉に幻惑されたり、
さまざまな欲に釣られたりして、
不必要なものまで必要であると錯覚している。
（ 山崎武也 ）
（ 山崎武也 ）
5.
ほろ酔いで夢見れば
想い出は美しく
時はすべてを許し
やさしさに変えてゆく
（ 河島英五 ）
6.
自信ある者は決して受動的ならず。
信仰ある者は決して受動的ならず。
天職を知り、天命を知る者は決して受動的ならず。
（ 国木田独歩 ）
7.
変えられないのは他人と過去、変えられるのは自分と未来。
（ 作者不詳 ）
8.
年の夜の夢に入りたる山の雨
（ 森澄雄 ）
（ Mori Sumio ）
9.
生きるって、心を「清く、強く、深く、広く」することじゃないかしら。
（ 芹洋子 ）
（ Seri Youko ）
10.
（政府が）何もしないことが、一番の産業政策だ。
（ ゲーリー・ベッカー ）
11.
音楽というのは、人の気持ちを変えることができる。
音楽が存在する意味はそれだと思う。
（ 喜多郎 ）
（ Kitarou ）
12.
常識と真理は違います。
真理は永久不変のものですが、常識は一夜でひっくり変えるものなのです。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
13.
言葉を深呼吸する。
あるいは、言葉で深呼吸する。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
14.
自由は金でしか守れない。
（ 漫画『インベスターＺ』 ）
（ Investor Z ）
15.
４．体系的にイノベーションを行っていかなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
16.
ますぐには飛びゆきがたし秋の蝶
（ 阿波野青畝 ）
（ Awano Seiho ）
17.
小人閑居して不善を為す。
（ 『大学』 ）
（ Daigaku ）
18.
（戦争体験のような、ふだんは思い出したくもない個人的悲劇を）「語れ」という意見もわかる。
人間は憎悪と排斥のエネルギーで生きているから、
放っておけば戦争になる。
（ 山藤章二 ）
（ Yamafuji Shouji ）
19.
（自棄酒は）頭でっかちな酒の飲み方で、
早く酔いたい一心でいれば、
体の他の部分が承知しないから、
それまでのむしゃくしゃした気持が
悪酔いの不愉快な状態に変るだけである。
（ 吉田健一 ）
（ Yoshida Kenichi ）
20.
真理は、霧を消さずに、その中で光る松明(たいまつ)である。
（ エルヴェシウス ）
（ Elvetius ）
21.
（本は）わからないままに読んで夢中になることだってある。
そういうところに、むしろ本の不思議な魅力はある。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
22.
転がる石には、苔(こけ)が寄りつかないように、
移ろいやすい心にも、愛は寄りつかないもの。
（ アンナ・ブラウネル・ジェームソン ）
（ Anna Brownell Jameson ）
23.
芸術は試合でないのである。
奉仕である。
読むものをして傷つけまいとする奉仕である。
けれども、傷つけられて喜ぶ変態者も多いようだからかなわぬ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
24.
後世に残る作品をなどと気張らず、
百歳まで描きたい。
（ 手塚治虫 ）
（ Tezuka Osamu ）
25.
一切が取るに足りないものであり、
一切が埃(ほこり)であり、
一切が何の価値もない。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
（ Latin saying ）
26.
植物は人間から見られる事を求め、見られる事が救済なり。
（ アウグスティヌス ）
（ Augustine ）
27.
初蝶やうっかり孵(かえ)ってしまったか
（ 池田澄子 ）
（ Ikeda Sumiko ）
28.
勇怯(ゆうきょう)の差は小なり、
然(さ)れども責任観念の差は大なり。
（ 阿南惟幾 ）
（ Anami Korechika ）
29.
人間は書くことを通じて考えを進めていく生き物です。
書いたものを世間に発表するかどうかは別として、物を考えるいちばん有効な方法──それは「書く」こと。
（ 井上ひさし ）
（ Inoue Hisashi ）
30.
書かれないことは、現に起こったことであっても、まだ事実ではない。
書くということは、考えることとイコールであるだけでなく、現実をつくり出すことでもあるのだ。
（ 作者不詳 ）
31.
良書を読んでいる人間が
必ずしも良い人間だとは限らない。
（それを）売っている人間（について）も
作っている人間（について）も
同じことだ（＝同じことが言える）。
（ 早川義夫 ）
（ Hayakawa Yoshio ）
32.
右手円を画き、左手方を書く。
二つながら成らず。
（ 韓非子 ）
（ Kanpishi ）
33.
生きていること自体、なんらかの意味で戦う場である。
（ 中内功 ）
（ Nakauchi Isao ）
34.
人間は耳を閉じることはできないが、
口を閉じることはできる。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ Seiyou saying ）
35.
金のない人は、
歯のない狼のようなものだ。
（ フランスのことわざ・格言 ）
（ France saying ）
36.
われわれは誰でも、なにがしかの不都合をかかえながら生きている。
そしてしばしば、これらの不都合を人生の大事のように思いたがる。
それも、自分自身の人生の大事と考えるならまだしも、他の人にとっても他人事でない、つまり人間すべてに共通する（→続きはクリック）
（ 塩野七生 ）
（ Shiono Nanami ）
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