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[ 名言 ]
一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ

[ 出典 ]
まどみちお[まど・みちお]
(詩人、1909〜2014)
詩「もうすんだとすれば」

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〈全文〉
もうすんだとすれば これからなのだ
あんらくなことが 苦しいのだ
暗いからこそ 明るいのだ
なんにも無いから すべてが有るのだ
見ているのは 見ていないのだ
分かっているのは 分かっていないのだ
押されているので 押しているのだ
落ちていきながら 昇っていくのだ
遅れすぎて 進んでいるのだ

一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ
やかましいから 静かなのだ
黙っている方が しゃべっているのだ
笑っているだけ 泣いているのだ
ほめていたら けなしているのだ
うそつきは まあ正直者だ
おくびょう者ほど 勇ましいのだ
利口にかぎって バカなのだ
生まれてくることは 死んでいくことだ
なんでもないことが 大変なことなのだ

[ 解説 ]
人と一緒にいれば孤独を感じずにすむと思ったら大間違いだ。
人と一緒にいるときほど、孤独を感じるのだ。
むしろ、自分一人でいるときの方が孤独を感じずにすむ。
なぜなら、一人でいるときは、常に「自分」と一緒だから。
(ながれおとや)


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