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[ 名言 ]
はろかなるものに昨日と桐の花

[ 出典 ]
岡本眸[おかもと・ひとみ]
(俳人、1928〜2018)
句集『午後の椅子』

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[ 補足 ]
※桐の花=晩春から初夏にかけて、芳香のある淡紫色の釣鐘形の上品な5弁花を多数、枝頂に開く。
原産地である中国では、伝説の鳥・鳳凰が唯一止まる木とされ、古来より神聖な木として扱われてきた。
日本に渡来後も、神聖な木のイメージは引き継がれ、皇室の紋章や武家の家紋に使われてきた。
そのため、桐の花も神聖な花とされ、高尚なイメージがある。
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