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(法隆寺)夢殿の救世(ぐぜ)観音を見ていると、
その作者というようなものは全く浮んで来ない。 それは作者というものから それが完全に遊離した存在となっているからで、 これは又格別な事である。 文藝の上で若(も)し私にそんな仕事でも出来ることがあったら、 私は勿論(もちろん) それに自分の名などを冠(かぶ)せようとは思わないだろう。 志賀直哉[しが・なおや]
(明治〜昭和の小説家、1883〜1971) ※志賀直哉が法隆寺の救世観音を観た時の感想を綴った文章 ※「(法隆寺)」は七瀬音弥による補足
〈関連文〉
宇野氏は「東京朝日」の時評の冒頭に 次の様な志賀氏の言葉をあげていた。 「夢殿の救世(ぐぜ)観音を見ていると、 その作者というようなものは全く浮んで来ない。 それは作者というものから それが完全に遊離した存在となっているからで、 これは又格別な事である。 文藝の上で若(も)し私にそんな仕事でも出来ることがあったら、 私は勿論(もちろん)それに 自分の名などを冠(かぶ)せようとは思わないだろう」。 原始的な生活欲情と古典的な感受性とを併有した、 この卓越した私小説家の言葉には、 全く比喩的な意味はないのであって、 僕も宇野氏とともに、 この言葉を氏の吐いた言葉のうち最も美しいものの一つに数えるが、 僕等を今日苦しめている私小説問題の標語的意味を、 ここに捜そうとは僕は思わぬ。 (小林秀雄著「文学界の混乱」) ※『小林秀雄全作品5 「罪と罰」について』(新潮社)に収載
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