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木のまわりをぐるぐる勢いよく駈けまわるうちに、トラがバターになってしまう。
そういう記憶をまざまざともっているのと、まったくもっていないというのとでは、世界の見え方はどうしたって違ってきます。
[ 出典 ]
長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015)
『読書からはじまる』
章「共通の大切な記憶」
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《関連》
世界中のジャングルの虎がみんな溶けてバターになってしまうくらい好きだ。
(村上春樹)
[ ランダム名言 ]
1.
上手なあいづちは、人の心の真実を汲み出す誘い水である。
(
吉川英治
)
2.
名前を知らない花が咲いていたとする。
一、きれいだなと思う人。
二、きれいだなと思い、何の花だろうと思う人。
三、きれいだなと思い、何の花だろうとすぐ調べる人。
三番目の人は絶対にぼけません。
ぼけるのは花に気がつかない人です。
(
永六輔
)
3.
自己啓発は自己犠牲よりも、高度な責務である。
( エリザベス・キャディ・スタントン )
4.
二十世紀後半の世界に生じたのは、宣戦布告もなく、終戦すらない、いつ始まって終わったかも不明な「紛争」です。
(
長田弘
)
5.
才子(さいし)才に溺れる。
( 日本の格言 )
6.
干渉好きの老人ほど、見苦しいものはない。
(
エピクロス
)
7.
心は悪魔と天使の戦場です。
心が悪魔に占領されることもある。
しかし、そこでまた、天使が反撃すればいいのです。
その繰り返しで、魂は向上していくのですから。
(
美輪明宏
)
8.
常にそうなのだが、何か新しいことを学ぶと、この世は少し居心地が良くなり、くつろぐことができる。
( ビル・モイヤーズ )
9.
早く「自分が何がしたいか」に気付くこと。
人生は早い者勝ち。
(
マダム・ホー
)
10.
まさかの時の友こそ真の友
( 西洋の格言 )
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