名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月29日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
女はどんな正直な女でも、その時心に持っている事を隠して外(ほか)の事を言うのを、男ほど苦にはしない。
(
森鴎外
)
2.
夫婦は毎日毎日愛の創作をしているのだ。
(
与謝野晶子
)
3.
人生は地獄よりも地獄的である。
(
芥川龍之介
)
4.
人間のすることに、
いちいちわけがなくちゃならないってことはないんじゃないか。
お互い人間てものは、
どうしてそんなことをしたか、
自分でもわからないようなことをするときがあるんじゃないだろうか。
(
山本周五郎
)
5.
変化しつつあるものは何だろうか?
芸術でない。
政治でない。
我々の時代の家庭である。
(
萩原朔太郎
)
6.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
7.
恋とは尊くあさましく無残なものなり。
(
樋口一葉
)
8.
ドロ水を飲料水にするための濾過装置があるでしょう。
濾過装置の中で、残ったドロと飲料水になる水とあるけど、残ったドロがいらないもので、捨てちゃっていいものかというと、ぼくはそうじゃない。
それが現実なんだ。
現実を避けることはできないね。
(
三島由紀夫
)
9.
視(み)ること、それはもうなにかなのだ、自分の魂の一部分或(ある)いは全部がそれに乗り移ることなのだ
(
梶井基次郎
)
10.
たいせつなのは身分の高下や貧富の差ではない、
人間と生まれてきて、生きたことが、
自分にとってむだでなかった、
世の中のためにも少しは役だち、意義があった、
そう自覚して死ぬことができるかどうかが問題だと思います。
(
山本周五郎
)
11.
死んでも、ひとのおもちゃになるな!
(
泉鏡花
)
12.
変わり者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
どちらも、説明のつかないものに対して、第三者からはどう見ても無意味なものに対して、頑固に忠実にありつづける。
(
三島由紀夫
)
13.
青年(=青年作家)の仕事はこの(書く自我と書かれる自我との)分裂の過程を写すものであるだけに、一生のうちで一番困難な仕事だと思われる。
書く自我が確立される前に、書く自我と書かれる自我との分裂を書かねばならないのだから。
(
三島由紀夫
)
14.
どんな生活でも新しい生活には意味があり、希望がある。
(
田山花袋
)
15.
わたしは良心を持っていない。
わたしの持っているのは神経ばかりである。
(
芥川龍之介
)
16.
人生は落丁の多い書物に似ている。
一部を成すとは称し難い。
しかし兎に角(とにかく)一部を成している。
(
芥川龍之介
)
17.
ユーモアのない一日は、
極めて寂しい一日である。
(
島崎藤村
)
18.
ああ、苦しい、
今、死にたくない。
(
夏目漱石
)
19.
正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることが出来る。
(
志賀直哉
)
20.
恋愛もまた完全に行われるためには何よりも時間を持たねばならぬ。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ