名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月14日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
子供さえあれば、大抵貧乏な家でも陽気になるものだ。
(
夏目漱石
)
2.
わたしは二三の友だちにはたとい真実を言わないにもせよ、嘘をついたことは一度もなかった。
彼等もまた嘘をつかなかったら。
(
芥川龍之介
)
3.
人間はただ眼前の習慣に迷わされて、根本の原理を忘れるものだから気をつけないと駄目だ。
(
夏目漱石
)
4.
どこまでも勝ちぬき、どこまでも生きぬくためには、勇敢であることが必要なのだ。
そして勇敢の第一の条件は生命を捨てるのを恐れずに戦うということだ。
それも弱者のため、自分の保護を要求する人のために身を犠牲として戦う。
これが勇敢なものの特質である。
(
武者小路実篤
)
5.
「絶望」は人間だけが持つことのできる黄金である。
同じ意味で「酒」とよく似ている。
(
山本周五郎
)
6.
運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。
(
坂口安吾
)
7.
崇高なものが現代では無力で、滑稽なものにだけ野蛮な力がある。
(
三島由紀夫
)
8.
現在は過去と未来との間に画した一線である。
この線の上に生活がなくては、生活はどこにもないのである。
(
森鴎外
)
9.
私は死力を尽して運命と戦います 戦うと云(い)うよりは運命を開こうと思います。
(
武者小路実篤
)
10.
真面目に考えよ。
誠実に語れ。
摯実(しじつ)に行え。
汝の現今に播(ま)く種はやがて汝の収(おさ)むべき未来となって現わるべし。
(
夏目漱石
)
11.
人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。
あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。
(
夏目漱石
)
12.
女性の最も高い精神も、最も低い精神も、
いずれも肉体と不即不離の関係に立つ点で、
男の精神とはっきりちがっている。
(
三島由紀夫
)
13.
困ったって負けるものか。
正直だから、どうしていいか分からないんだ。
(
夏目漱石
)
14.
老夫妻の間の友情のようなものは、友情のもっとも美しい芸術品である。
(
三島由紀夫
)
15.
人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。
(
武者小路実篤
)
16.
後に残ったものの反省や後悔は、死んだ人の重荷になりそうに思いますの。
(
川端康成
)
17.
借りた金を返すことを考えない者は幸福なるごとく、死ぬことを苦にせぬ者は幸福である。
(
夏目漱石
)
18.
日本には妙な悪習慣がある。
「何を青二才が」という青年蔑視と、もう一つは「若さが最高無上の価値だ」という、そのアンチテーゼとである。
(
三島由紀夫
)
19.
最も強い返事をしようと思うときは黙っているに限る。
無言は金である。
(
夏目漱石
)
20.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ