名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月15日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
平生はみんな善人なんです。
少なくともみんな普通の人間なんです。
それが、いざという間際に急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。
だから油断ができないんです。
(
夏目漱石
)
2.
人は境遇と交友とに由(よ)りて、知らずともよき事まで知り、感得すべからざる事までも感得す。
(
国木田独歩
)
3.
正義は武器に似たものである。
武器は金を出しさえすれば、
敵にも味方にも買われるであろう。
正義も理屈さえつけさえすれば、
敵にも味方にも買われるものである。
(
芥川龍之介
)
4.
人間は竹のように真直(まっす)ぐでなくちゃ頼もしくない。
真直ぐなものは喧嘩をしても心持ちがいい。
(
夏目漱石
)
5.
人間は何事にせよ、
自己に適した一能一芸に
深く達してさえおればよろしい。
(
与謝野晶子
)
6.
道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路(みち)でも足の向く方へゆけば、必ずそこに
見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。
(
国木田独歩
)
7.
人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然(しか)し、そんなものは好きではない。
不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。
(
坂口安吾
)
8.
私は悪人です、と言うのは、
私は善人です、と言うことよりもずるい。
(
坂口安吾
)
9.
死んでも、ひとのおもちゃになるな!
(
泉鏡花
)
10.
実地を踏んで鍛え上げない人間は、
木偶(でく)の坊と同(おんな)じ事だ。
(
夏目漱石
)
11.
うそは河豚汁(ふぐじる)である。
その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。
しかしあたったが最後苦しい血も吐かねばならぬ。
(
夏目漱石
)
12.
人間は元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に雑(まじ)っていたからって、孤独になるのは、わかり切ったことだ。
(
田山花袋
)
13.
愛をもとめる心は、悲しい長いつかれの後にきたる。
それはなつかしい、おおきな海のような感情である。
(
萩原朔太郎
)
14.
人は不幸と下劣と醜悪とを甘受して始めて幸福と善美とを得ん。
(
国木田独歩
)
15.
魅力のない女は、これはもう決定的に悪妻なのである。
(
坂口安吾
)
16.
一匹の人間が持っている丈(だけ)の精力を一事に傾注すると、実際不可能な事はなくなるかも知れない。
(
森鴎外
)
17.
せつなる恋の心は
尊きこと神のごとし
(
樋口一葉
)
18.
人間の定義を言うと、ほかに何にもない。
ただ入(い)らざることを捏造(ねつぞう)して自ら苦しんでいる者だと言えば、それで充分だ。
(
夏目漱石
)
19.
ねぇ、あなた。
話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
(
永井荷風
)
20.
車夫でも、立ちん坊でも、泥棒でも、僕がありがたいと思う刹那(せつな)の顔、すなわち、神じゃないか。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ