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今日の
文章の書き方の名言
☆
12月5日
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1.
詩を書くことは、いわば手仕事である。
詩集というのは、心の刺繍(ししゅう)のようなものなのかもしれない。
(
長田弘
)
2.
作家というものは、ずいぶん見栄坊であって、自分のひそかに苦心した作品など、苦心しなかったようにして誇示したいものだ。
(
太宰治
)
3.
あらゆる文章は形容詞から古くなっていく。
(
三島由紀夫
)
4.
詩人の手がすくえば、
水も水晶の玉になる。
(
ゲーテ
)
5.
民衆の教育には、著述に依(よ)るのが、最も効果的のようです。
(
太宰治
)
6.
詩は、
最上の幸福の記録、
最善の精神の記録、
最良かつ最高の幸福な瞬間の記録である。
(
パーシー・ビッシュ・シェリー
)
7.
言葉にしないと、伝わらないことがある。
言葉にすると、誤解されることがある。
( 作者不詳 )
8.
ほととぎす、いまわのきわの一声は、「死ぬるとも、巧言令色であれ!」
(
太宰治
)
9.
いいかね、地球が太陽をひとめぐりするあいだ(=1年間)、土の中で眠って芽をだす日を待っている種のように、待つことだ。
ことばがおまえの中で熟しきるまでには、それくらい長いときが必要なのだよ。
(
ミヒャエル・エンデ
)
10.
完璧な文章でも、他人のものなら手を入れたくなるのは人間の常。
あなたの文章に赤を入れられても、いちいち気にしてはいけない。
(
カリン・アイルランド
)
11.
毎日原稿をこもって書いてると世間から置き去りにされた不安に陥るが、しかしちゃんと「何か」を生み出している。
これに耐えること。
( 佐々木俊尚 )
12.
詩は経験である。
それはたとえば煙草(たばこ)をのんだり、しゃべったり、金銭登録器をがちゃがちゃ鳴らしたり、頭にこってりとチックをぬったりするのと変わるところはない。
(
寺山修司
)
13.
寝ている言葉を起こさないと詩は始まらないのである。
(
寺山修司
)
14.
同じような長さの文章が続くと読者は単調さを感じてしまう。
よって、ときにごく短い文を入れたり、長めの文を入れたりして変化をつけるような配慮も必要だ。
(
戸田智宏
)
15.
それさえ一つ書いたら死んでもいいなんて、そんな傑作は、あるもんじゃない。
(
太宰治
)
16.
言葉は、振舞いをもつ。
言葉というのは、生き方なのだ。
言葉を失うことは、その言葉によって生きられるような生き方もまた失われる。
(
長田弘
)
17.
言葉には話し言葉、読み言葉がありますが、書き言葉が残され、読まれることは人間の知的生活の基本だと思います。
言葉の芸術、言葉の力が弱くなることは、文化全体の生命力が衰えたことになります。
( 黒井千次 )
18.
言葉というのはその言葉で伝えたいことを伝えるのではない。
むしろ、その言葉によっては伝えられなかったものがある、言い表せなかったものがある、どうしてものこってしまったものがある、そういうものを同時にその言葉によって伝えようとするのです。
(
長田弘
)
19.
書かれた事柄は間違いない事実であっても、そのほかに伝えなければならないもっとたくさんの事実、もっと本質的な事実があるのにそれをとりあげなければ、書かれた記事は事実を伝えたものではない。
(
むのたけじ
)
20.
詩の言葉は、本質的な意味で、言葉を翻訳する言葉です。
言葉を異なる状況に、異なる文脈に、異なる意味に翻訳して、言葉に異なった光をあてて、言葉を光らせる言葉です。
(
長田弘
)
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