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今日の
文章の書き方の名言
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7月25日
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1.
ひよっこのぼくにも文章を書くときの心がけのようなものはある。
@知識を書かないこと。
A情報を書かないこと。
B何も書かないこと。
(
荒川洋治
)
2.
若くして詩なんか書いたって始まらぬ。
本当は待つべきものなのだ。
一生涯かかって、しかも出来たら年老いるまでの長い一生をかけて、意味と蜜を集めるべきものなのだ。
(
リルケ
)
3.
時には、言葉は思い出にすぎない。
だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。
そして、そんな言葉こそが「名言」ということになるのである。
(
寺山修司
)
4.
(小説に於(お)いては)無闇(むやみ)に字面(じづら)を飾り、ことさらに漢字を避けたり、不要の風景の描写をしたり、みだりに花の名を記したりする事は厳に慎しみ、ただ実直に、印象の正確を期する事一つに努力してみて下さい。
(
太宰治
)
5.
この世の中には必ずや、誰かが真正直に自己の内面を(おもてに)出してくれるのを待っている人間がいる。
それを読むことで自分自身も正直に自分の声を出すことを容易にしてくれるのを待っている人間がいる。
それを信ずるがゆえに自分は書くのだ。
そして、これこそが文学の唯一の使命である。
( ハンス・エーリッヒ・ノサック )
6.
わたしが本について、(語っているの)ではなく、わたしが本によって語られている。
(
長田弘
)
7.
詩は一人のわたしの、世界の感じ方、読み方を、ちょうど碁石を碁盤に置くように、そこに置く言葉です。
そこというのは、相対するものの目前に、ということです。
(
長田弘
)
8.
これは書き続けても面白くないんじゃないか、という疑問は消して書き切りましょう。
途中で投げ出すよりもずっと力がつきます。
(
志茂田景樹
)
9.
文章というものは、人間の性格がでるものである。
(
田辺聖子
)
10.
私は小説を書きはじめた頃、志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。
十遍(じゅっぺん)よむよりは、一度書きうつすことの方が、ためになる。
何かがのみこめる。
行を改める呼吸や、会話にする呼吸が、彫刻を撫(な)でて、凹凸が理解できるように判るものである。
(
丹羽文雄
)
11.
詩はいたるところにあふれている。
美と生命のあるところに詩がある。
(
ツルゲーネフ
)
12.
なぜ、書かないのか。
要するに、怠惰なのである。
書け。
落語でも、一口噺(ひとくちばなし)でもいい。
書かないのは、例外なく怠惰である。
おろかな、おろかな、盲信である。
(
太宰治
)
13.
詩は、怒りと、飢えと、落胆を道連れにしている。
(
クリストファー・モーリー
)
14.
弱い考えほど、強い言葉を必要とする。
( ドグ・ホートン )
15.
芝居はやまとことばで書かないと失敗します。
固有名詞は仕方ありませんが、お客さんがいちいち考えさせられるようなことばを使っていくと、お客さんは芝居を見に来たのか、頭の中の字引を引きに来たのかわからなくなって、だんだんと舞台から離れていく。
(
井上ひさし
)
16.
詩は、
最上の幸福の記録、
最善の精神の記録、
最良かつ最高の幸福な瞬間の記録である。
(
パーシー・ビッシュ・シェリー
)
17.
「誠実さ」「明晰さ」「わかりやすさ」──これが文章では大事なことです。
(
井上ひさし
)
18.
私が小説を読みたい時は、自分で小説を書き上げてしまう。
(
ベンジャミン・ディズレーリ
)
19.
長すぎる詩は短い詩の書けない連中の考えたものだ。
長すぎる詩は全て一編の詩ではない。
(
ボードレール
)
20.
碑銘を記し、死者を悼むことは、ふるくから世界のどこでだろうと、詩人の仕事の一つだった。
(
長田弘
)
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