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301.
真に考えるということは、
その問題が常にその人の心の底にあって、
忘れる時がない
ということでなければならぬのです。
(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
302.
きっぱりと、心の底から発した「ノー」という言葉は、
単に相手に合わせて、
ましてや面倒を避けるために
つい言ってしまった「イエス」に比べたら、
はるかに価値のある言葉である。
(
マハトマ・ガンジー
)
(
Mahatma Gandhi
)
303.
実際神は公平そのものですが、
ただわれわれ人間がそうと気付かないために、
表面、事なきものは得意になって、
自ら失いつつあることに気付かず、
表面不幸なものは、
その底に深き真実を与えられつつあることに気付かないで、
いたずらに歎(なげ)き悲しみ、
果ては自暴自棄にもなるのです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
304.
才ある者は思いあがってこそ、
十の力を十二にも発揮することができ、
膂力(りょりょく)ある者は
わが力優(まさ)れりと思えばこそ、
肚(はら)の底から力がわきあがってくるものでござります。
……
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(
司馬遼太郎
)
(
Shiba Ryoutarou
)
305.
真の志とは、
自分の心の奥底に潜在しつつ、
常にその念頭に現れて、
自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。
……
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(
森信三
)
(
Mori Shinzou
)
306.
相手の貴賤上下にかかわらず、
いかなる階級の人にも真摯(しんし)に交わり、
一言一句、一挙一動のすべてが
自己の衷心(ちゅうしん)から出る
というのが本当の交際であろう。
……
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(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
307.
いかなる仕事をするときも
趣味を持たなくてはいけない、
と渋沢栄一はいう。
この趣味とは、
仕事の他に何か楽しみを持つという意味ではない。
心の底から自分の仕事を好きになり、
「この仕事はこうしてみたい」
「こうすればこうなるだろう」
というように、理想や欲望を加えていくことをいっている。
つまり、仕事でも勉強でも
楽しむ境地にまで達すれば本物で、
これが趣味の極致なのだ。
(
渡部昇一
)
(
Watanabe Shouichi
)
308.
みずから燃えないものは輝かない。
光がほしくば
みずから燃えることだ。
暗黒の底でほろびたくないなら、
暗黒の底から爆発しよう。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
309.
苦楽を共にしよう、
痛みを分かち合おう、
と決まり文句を言っているように聞こえても、
その底には
(一人ぼっちでいたくないという)
人間の必死の祈りがあるのではないか。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
310.
主流は表に踊り、
本流は底を進む。
主流は量を誇り、
本流は質を尊ぶ。
主流は戦闘に動き、
本流は戦局を握る。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
311.
社会をつくっている普通の人々が、
一年365日の普通のくらしの中で、
自分の生きようの何かを、
それがちっぽけで平凡に見えようと、
もっと自分で納得できるように
変えようと努力してくとき、
一人ずつのあちこちで
その動きがぶつかり合いながら結びついて、
波をつくり風を起こして、
この世を上からも底からも変え始めるだろう。
……
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(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
312.
お互いはお互いの鏡です。
こちらが冷たい顔をすれば、
相手も敏感に感じて冷たくなります。
心の底からにっこり笑えば、
相手もそのあたたかさに感じて、
微笑を返します。
……
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(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
313.
私たちはしばしば不用意に、
じろりと人を見たり、
言ってはならぬことを言ってしまうことがある。
この「不用意に」見た目、出た言葉こそ、
私たちの心の底から出た
私たちの本当の姿なのだ。
……
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(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
314.
余は罪と同様に失策を憎む。
分けても政治的失策は特に憎む。
それは幾百万の人民を不幸のどん底に吟呻(ぎんしん)せしめるからである。
(
ゲーテ
)
(
Goethe
)
315.
どんな苦しい立場に追い込まれても、それを当然のこととして受け止め、乗り越えていこうという気持ちがあるなら、どん底に落ち込んでもまた新しい人生が開けてくる。
……
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(
ジョセフ・マーフィー
)
(
Joseph Murphy
)
316.
もはや、いかなる権威にも倚(よ)りかかりたくない。
ながく生きて、心底学んだのはそれぐらい。
(
茨木のり子
)
(
Ibaragi Noriko
)
317.
澄んだ眼の底にある
深い憂いのわかる人間になろう
重い悲しみの見える眼を持とう
(
相田みつを
)
(
Aida Mitsuwo
)
318.
ダミアはシャンソンで、
「海で死んだ人は、みんなカモメになってしまう」
と歌いましたが、カモメになれなかった溺死(できし)の少女は、今も海の底に沈んでいます。
だから、ひとはだれでも青い海を見ていると悲しくなってしまうのです。
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
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