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格好
1.
ネコが年をとると、
だんだん図々しく無気味になってくる。
女もうっかり年をとると、
似た性格を帯びてくる。
( 平林たい子 )
2.
老人は老人らしく、
青年は青年らしくあることが
ふさわしい。
老成した青年や、
脂ぎった老人などは
気味も悪いし、味気もない。
……
(→続きはクリック)
(
杉山金太郎
)
(
Sugiyama Kintarou
)
3.
自分の心の底すら、覗(のぞ)きこめば果てしない闇をたたえていて、その底に何がひそんでいるかわからない不気味さがある。
まして他者の心の底にあるものなど、どうしてうかがい知ることが出来ようか。
(
瀬戸内寂聴
)
(
Setouchi Jakuchou
)
4.
勇気と節操を持っている人達は、他の人から見るといつだって非常に気味の悪いものさ。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
(
Hermann Hesse
)
5.
甚平を着て気味悪き男かな
(
京極杞陽
)
(
Kyougoku Kiyou
)
6.
大いに屈する人を怖れよ。
ピンと跳ねっ返す力が強いからだ。
いかに剛毅(ごうき)と見えても、その言動に余裕と味のない人は、共に大事を成すに足りない。
悪罵(あくば)を平然と受け流す人が、一番底気味の悪いものだ。
( 伊藤博文 )
7.
市民運動などに気味の悪さを感ずる人間が少なからず存在するのに対し、
スポーツで汗を流す若者を見て不快感を催す人間が先(ま)ずいない
というのも不思議である。
そこがスポーツの危険なところでもある。
誰の目にも良いと映ること、
誰もが素晴らしいと感じ、正しいと信じて疑わないことこそが
実は怪しいのである。
(
竹内久美子
)
(
Takeuchi Kumiko
)
8.
テレビに出ると、知らない人に知られるでしょう。
よく、そんな気味の悪いことに耐えられるわね。
(
永六輔
)
(
Ei Rokusuke
)
9.
もろもろの不気味な力のどよめきに囲まれた真っ只中(まただなか)に、
目隠しにされてただひとり立ち、
しかも呪縛を解く魔法の言葉をもう少しのところで言えそうに感じている、
これが人間の宿命なのだ。
嵐の夜、未知の大海に漂う一そうの舟のように。
(
フリードリヒ・ヘッベル
)
(
Friedrich Hebbel
)
10.
有名になることって異常なことなんだ。
コッチがアッチを知らなくても、アッチがコッチを知っているというのは、落ちつかないものでさ。
この不気味さは、有名にならないとわからない。
(
永六輔
)
(
Ei Rokusuke
)
11.
私が若者であった頃、若者に理解の手をさしのべたがるオトナを、気味悪いと思って眺めていたのを思いだす。
(
塩野七生
)
(
Shiono Nanami
)
12.
人間は単純なものではない。
そのことは否でも応でも受け入れねばならぬ。
人間を外から単純化、画一化、矮小化しようとする試みは、すべて必ず醜悪であり、有害であり、不気味にして滑稽なものとなるだろう。
(
アンドレ・ジッド
)
(
Andre Gide
)
13.
人間の持つ驚くほどの順応性──
それが、戦争から得た私の悲しい発見であり、
その先天的な機能の無気味さを知る上で、
戦争は、かけがえのない恰好(かっこう)な機会であった。
(
吉村昭
)
(
Yoshimura Akira
)
14.
私の心の奥にもまた、
個人と群れが同居している。
容易に暴徒化しかねない「群れ」の「一部」が。
その「一部」は
機会あれば「群れ」からのサインを受信しようと
待ち構えている。
この不気味な不安は何だろう。
(
梨木香歩
)
(
Nashiki Kaho
)
15.
私が子供の頃には、便所に行くのも恐かったくらいであったし、以前の住居は、便所が母屋とは別棟になっていた。
昼間でも薄暗く、ジメジメする所に作られていたから、夜になるといっそう不気味となる。
(
宮田登
)
(
Miyata Noboru
)
16.
いいたくないこと、心にもないことは、口を閉ざしていわないこと、です。
せいぜい「無口な人ねえ」と気味悪がられるくらいが関の山。
それでも、あなたを認め、信じる人は、ちゃんと残っていく、と私は思うのです。
(
高峰秀子
)
(
Takamine Hideko
)
17.
肩肘張らない普段着の日本人の姿を、
モノの見方や問題意識や季節感や生活を、
多様さを損なうことなく伝えてほしい。
そうやって
「経済一辺倒で没個性的」という
薄気味悪い日本人像の固定観念を
うち破ってほしい。
……
(→続きはクリック)
(
米原万里
)
(
Yonehara Mari
)
18.
蝮(まむし)より蝮捕り器のぶきみなる
(
澁谷道
)
(
Shibuya Michi
)
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