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1.
偉大な事業を完成するためには、人は常に緊張していなければならない。
2.
雪の国猫鳴いてゆく方に春
3.
先生はふるさとの山風薫る
4.
あるひとつの〈事実〉とそれと関わりがありそうな〈事実〉があったとき、その二つの〈事実〉を関連させる推論の仕方は無数にあるというのが〈言語〉という思想の立場である。
5.
「ひとことで言ったら、どうなる」と考えることです。あらゆることを、そういうふうに考える癖をつけてください。
6.
なぐさみに女房の意見聞いている
7.
大花野ときどき雲の影に入る
8.
友人は一年かけてもなかなかできないが、友人を失うのには一時間もかからない。
9.
詩や音楽が「精神的な化粧品」であるように、性もまた「精神的な化粧品」であると思われます。
10.
お金はたくさんもらえるが学べることの少ない仕事と、お金はあまりもらえないが貴重な知識や技術を学べる仕事を比べるなら、後者のほうがはるかに働く価値がある。なぜなら、そこで得た知識や技術で、いずれたく……
11.
問題に対しては、時間の90%を解決に集中させ、残りの10%を問題そのものに使う。
12.
強い相手に勝つ秘訣を教えてやる。簡単だ。何度でも立ち上がって、技を叩き込め。戦士ってのは、最後まで立っていた奴が勝つんだ。
13.
空腹で悪い話をすると体に悪い。イヤな(気分の)ときは食べる(=まず腹を満たす)。
14.
優秀な人材など政府には存在しない。存在していたら、企業が引き抜く。
15.
必然の理由から出発して反論の余地のない証明が成立するのは数学だけである。したがって、数学においてのみ、人間はその学問独自の法則に基づいて、真理に到達することができる。
16.
およそ社会現象は、常に自然のままに任せきってしまうことはできず、樹木を自然の成長に任せると必ず枝や蔓がはびこりますが、社会問題もそれと同様です。
17.
人は己を知り、己の適業に活動を集中すれば、不可能を可能にする独創が浮かんでくる。
18.
多くの男たちは、服の柄が見分けられないくらいの薄明かりの中で、女の子を好きになっちまうんだ。
19.
いくら読んでも好きな文章に巡り合わなかったらどうするか。それもまた幸運なことではないか。なにしろ文章を綴るという地獄と、生涯、無縁で過ごせるのだから。
20.
二日はや雀色時(すずめいろどき)人恋し
21.
不幸な人は、ひとの不幸にも敏感なものなのだ。
22.
イツデモヨロコベルヨロコビ ドコニイテモヨロコベルヨロコビ コノヨロコビヲヨロコブ コノヨロコビ コノヨロコビハ ワガチカラデヨロコベルヨロコビデハナカッタ
23.
自転車のタイヤを直接ささえているのは三センチの道はばであっても はばが三センチの道を自転車で走ることは不可能です 直接にはたらいているように見えないところも 間接には大切なはたらきをしているのです
24.
うろたへて母の影ふむ小暑なり
25.
世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が(自分を)欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。
26.
(男は)地位や名聞を得なくたって、お金持ちにならなくたって、男そのものが、立派に尊いのだから、ありのままの御身に、その身ひとつに、ちゃんと自信を持っていてくれれば、女は、どんなにうれしいか。
27.
(替えがたいものは)箪笥(たんす)のなかにある、ひそやかな、懐かしい時間のようなものだ。
28.
失われた命は取り戻せない。その真理こそが、我々に生きる意味と価値を教えてくれる。
29.
ボランティア するもされるも 高齢者
30.
大人は、子どもの自由な好奇心を邪魔してはいけません。虫が好きな子に、それをやめさせて「算数の勉強をしなさい」ではダメです。
31.
私は今後かりそめにも、我が舌に悪を語らせまい。否、一々我が言葉に注意しよう。同時に今後私は、もはや自分の境遇や仕事を、消極的な言語や悲観的な言語で、批判するような言葉は使うまい。
32.
話の長い人は働きが少ない。
33.
愚に耐(たえ)よと窓を暗(くろう)す雪の竹
34.
「情報」を持つ文章もいまは花形である。(中略)情報の文字だけあって、その人が文章のなかにいないことが多い。
35.
オリジナリティとは何か? ばれない盗作である。(ver.0)
36.
死んだ人はみんなことばになるのだ。
37.
奇行を衒(てら)い、あるいは異様な姿をもって、人の注意をもとむる企ては、最も卑しむべきことである。
38.
射るべき“魂”は、やはり、遙かに遠いところに在る、と考え、私はこの形式と契約し合っていた。
39.
学問には坦々たる大道はありません。そしてただ、学問の急峻な山路をよじ登るのに疲労困憊をいとわない者だけが、輝かしい絶頂をきわめる希望をもつのです。
40.
自分との戦いに勝った人を、勝ち組と呼ぶ。
41.
夢をつかむことというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。
42.
擬音語を使うと、こちらが送りたいメッセージが非常に明確に相手に届く。
43.
杖に縋(すが)るとも人に縋るな。
44.
行動の種子を播(ま)けば習慣の実がみのり、習慣の種子を播けば性格の実がみのり、性格の種子を播けば運命の実がみのる。
45.
どんじりランナーは時代の流れが逆向きに変わればトップになれる。
46.
大人になるとは、知らないことがあっても、そんなことも知らないのか、といわれ、恥をかかされるのがこわくて、質問しないような人間になることだ。
47.
世界にたったひとりしかいないんだから、その自分をかわいがってあげないといけない。
48.
思いやり情け深い気持ちで他人が喜びを感じるようなことを言ったり、嘘でもいいからしてごらんよ。嘘でもいいから、嫌な奴が来たらよけい「あら、よく来たわね。待ってたのよ」くらいのことを言ったらどうだい。
49.
どうしてみんな、ぼくの旅のことを、そっとしておいてくれないんだろう!? わかってないんだなあ。無理に語らせられると、ぺらぺらしゃべったが最後、ばらばらになって消えてしまうんだ。それで、おしまいさ。……
50.
満月が落ちてくるよと眠りけり
51.
悔いや慚愧の念は人間の性格を必ずしも変えはしない。
52.
菜の花や河原に足のやはらかき
53.
話したきことがたくさん桃の花
54.
小説家、詩人、歌人、俳人。いずれ功名心の強い業突張りである。人間の屑のようなやからである。
55.
思索なんかする奴は、枯野原で悪霊にぐるぐる引きまわされている動物みたいなものです。その外回りには美しい緑の牧場があるのに。
56.
ファッションという現象には、ひとびとがたがいに相手の〈鏡〉となって、みずからのセルフ・イメージを微調整しあうという面があります。「微妙な差異」にひとがこだわるゆえんです。
57.
は
58.
欲求とは、あらゆる発展の背後にあるものです。
59.
みんな傷を持つ。かさぶたを持つ。かさぶたがこぶになって大木の幹を強くしていくわけで、こぶも何もない正目(まさめ)ばかりの人間なんて面白くないじゃないか。
60.
ボクはどんな仕事をするときでも、いい言葉を探してるの。そこにいい言葉があれば、やる。なければ、やらない。スタッフと話をして、その言葉を聞きながら、“これはいける”と思えるか、“これは成功しない、力……
61.
夫に不満ジョッキに水中花咲かせ
62.
記憶は、過去のものではない。それは、すでに過ぎ去ったもののことでなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。
63.
誰でも他人の悲しみに同情することはできる。しかし、他人の喜びを共に喜ぶのは、天使の特質である。
64.
ちょうど額縁を取り替えただけで絵が違って見えるように、不快な物事も違った「入れ物」(=呼び名)に入れると、不快に見えなくなることが非常に多い。
65.
(女性にとって)家具の位置を変えるのは、男性が休暇旅行をするに相当する。ピアノが部屋の別の隅にあり、サイドボードが窓の下に移動し、ベッドが反対側の壁に面しているのを見るとき、これほど気分が一新し、……
66.
あなたは強いよね、その強さの秘訣は何なの?と人に訊かれて、とことんやってダメだったら死ねばいいやと思ってるからと答えたら、死ぬという選択は私にはないなぁと言われた。うん、そういう人の方が幸せだよ。……
67.
何の苦労もなしに手に入った法などというものは、鸛(こうのとり)が持ってきた赤ん坊のようなものだ。
68.
寂しいと、どうしても他人の生活に関わりすぎます。
69.
思いやりは(※相手に対する)好奇心、探究心から生まれる。
70.
数学は、我々の感覚の不完全さを補うため、また我々の生命の短さを補うために呼び起こされた、人間精神の力であるように思われる。
71.
ウソをついたら地獄へ落ちてエンマ様に舌を抜かれると、幼い頃きかされたものだが、サラリーマン社会では、ウソをつかないでは一日といえども生きていけない。地獄より恐ろしい世界なのである。
72.
われわれが「やりきれない」と思う他人の欠点は、たいていは相手が生きているということから起る。やりきれない口臭の持主も、死んでしまえば一向気にならない。
73.
秋さびしああこりやこりやとうたへども
74.
じぶんにひつようなだけの無駄を、じゅうぶんにつかえるようなじぶんの時間。そうした時間を手にいれることのむずかしさ。
75.
真摯さはごまかしがきかない。一緒に働けば、その者が真摯であるかどうかは数週間でわかる。
76.
弱音を吐いている人は、一度すべてを放り出せばいいんです。試しに、落ちるところまで落ちればいい。ある種のリセットをすることで、風景もまったく異なって見えるはずです。
77.
常に精進していなければ、強くあり続けることはできない。それがわかっているからこそ、人はもとより諦めてしまう。そのかわり、簡単に手に入りそうなものへと走る。信心の類(たぐい)は、そういった結果だ……
78.
他の芸術の場合と同様に、数学における美にも、混沌の整理、最小の手段によって目的を達すること、なんら共通点がなさそうな概念どうしの思いがけない相互関係を明るみに出すこと、などが含まれる。
79.
血を流すことを辞(じ)さない者にはすべてが敗れる。
80.
みんな真剣に自分の人生を考えていないのだ。楽をして、いい結果だけを求めてそのためにカネを出そうとする。だからこの時代、淫祀(いんし)邪教が流行するのだ。
81.
物思いにふけるだけで行動にはまったく向かない性格なのに、時として、不思議で訳のわからない衝動に駆られると、自分でもできると思ったことがないほどすばやく行動する人たちがいる。
82.
一日土をいじらざれば、一日の退歩である。(ver.0)
83.
理想と現実は、違ってた方が頑張りがいがあるものよ。
84.
こんな日のこんな事情の心太(ところてん)
85.
点滴岩を穿(うが)つ
86.
人はだれでも(ふるさとに)「帰りたい」と思いながら、しかし「帰る」ということが想像力のなかの出来事でしかないことを知るようになるのである。
87.
あながた苦と思っている今の仕事が、実はあなたにとっていちばん面白い仕事に変わる可能性は十分にある。
88.
教育するとは、元来、外から知識を付け加えることではなく、人間の潜在的に持つ豊かな知恵を本人自身が引き出すことにある。
89.
主観的たれ! 強い一つの主観を持ってすすめ。単純な眼を持て。
90.
人の無き世の音の無き歯朶(しだ)若葉
91.
思(おぼ)し召しより米の飯。
92.
哀れみは不運が存在しないところでは存在することができない。したがって、権力への渇望が弱者の存在に既得権益があるように、哀れみは不幸な人びとの存在に既得権益がある。
93.
なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるであろう。(ver.0)
94.
東洋には古くから大勢ということばが流行していて、一つの新しい傾向が芽ばえてくると、その価値を確かめもしないうちから遅れずについていこうとしてあせる気持があった。
95.
墓地からもどつて来ても一人
96.
物語とは、未知の友人がそこにいる場所だ。物語を読んで、あたらしい友人に出会い、あたらしい経験に出会う。
97.
好きな作家さんに対して、いつも思うことがある。その作家さんらしさが満載でありつつ、まったく予想していなかった驚きで体が痺れるような新作を読ませてほしい。改めてこう書いてみるとなんと強欲だろう。
98.
善は急げ、悪は延ばせ。
99.
遣(つか)っても溜めても金は面白い。
100.
事業に百パーセント安全なものはない。
101.
作家というものは、ずいぶん見栄坊であって、自分のひそかに苦心した作品など、苦心しなかったようにして誇示したいものだ。
102.
日本では、苦労を美徳とする価値観が根強いけれど、これは少々古い。苦労は必要だが、「時間をいくらでも使え」との方針は間違っている。時間こそ大事に使わなくてはいけない。人生の持ち時間は限られている……
103.
もし、あなたが他人のひがみや不安に聞き耳を立てていたら、あなた自身も同じように堕落してしまうことでしょう。
104.
科学者は、普通の頭の悪い人よりも、もっともっと物わかりの悪いのみ込みの悪い田舎者であり朴念仁(ぼくねんじん)でなければならない。
105.
最も偉大な真理は、きわめて単純なものである。
106.
誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ。だから恋をしている相手について考えると、多少の差こそあれ、いつも哀しい気持ちになる。ずっと昔に失われてしまった懐かしい部屋……
107.
言わずもがなのことを言ってしまい、しまったと思うことってあるよね。慌てて取り消してもその言葉は相手の心にいつまでも残る。それを消すにはね、言葉じゃ駄目なんだ。相手が納得する態度と行動を取り続ければ……
108.
あなたの信仰とは、あなたが自分の心に抱き続けるイメージは必ず実現される、という確信に満ちた期待のことである。
109.
眠りよ、おんみ(御身)、この世の安らぎよ、おお、眠りよ、おんみ、この上なく優しき神よ、魂の平和よ、不安を払いのける者よ──つらい勤めに疲れ果てた肉体を、おんみは撫でさすって、仕事へ……
110.
春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし
111.
退屈は平和への入り口だ。
112.
苦言を呈するという損な役回りを演じてくれる人こそ、自分のためを思っているのだ。誰が好きこのんで、相手のためになることだからといって、その相手に疎(うと)まれるようなことをわざわざするだろうか。
113.
私は幸せの秘密を発見した。それは、全ての人に無関心になることだ。
114.
俳句の場で、言葉、言葉というと、こころを軽視しているととられる。だが作品をなすにはまず何らかの意味でのこころが在り、最後に又何らかのこころが出ていなければならないのは当然である。
115.
学校は、学問するところではなくて、くだらない社交に骨折るだけの場所である。(中略)学生ほど、今日、無智なものはない。つくづく、いやになってしまう。
116.
今次(こんじ)の震災は帝都を化して焼土となし、その惨害言うに忍びざるものあるといえども、理想的帝都建設のため真に絶好の機会なり。
117.
(自分の)できないところに投資をしても、リターンは小さい。できないことをできるようにしようとしても、なかなかできるようにならない。できるところを伸ばしたほうがいい。
118.
時には、踏みならされた道を離れ、森の中に入ってみなさい。そこでは、きっとあなたがこれまで見たことがない何か新しいものを見出すに違いありません。
119.
五尺の少身すべてこれ胆。
120.
成長に必要なのは、いつだって、正しい努力と一瞬の閃(ひらめ)きだよ!
121.
ペンは剣よりも強いか? そのとおりです。ペンは剣よりも強いですよ、もちろん、と断言したいところですが、昨今なかなかそうとばかりも言えない部分が多いです。テロもありますし、ネットの炎上みたいなことも……
122.
跼(かが)まれば我も夜更(よふけ)の蟋蟀(こおろぎ)か
123.
金と心は別もの、物質と精神は違うともいうが、かなり潔癖にしていてもわれわれの日常は相当金に腐蝕されている。ぎりぎりいっぱいの生活の恐ろしさは物の不足より、むしろすべての不足のバランスが破れるときで……
124.
人間は必ず死ぬんだけど、自分が死んでも世界は死なない。きっと何事もなかったように何万年と続くだろう。要するに、自分なんて一瞬で終わっちまう。だから、自分の好きなように生きればいい。
125.
バカにされるような人間だからこそ、他の人をバカにするのです。本当に自分に自信がある人は、他人を見下したり、バカにしたりする必要はないのです。
126.
猫は僕の趣味ではない。いつの間にか生活になくてはならない優しい伴侶になっているのだ。猫は冷淡で薄情だとされる。そう云われるのは、猫の性質が正直すぎるからなのだ。猫は決して自分の心に染まぬことをしない。
127.
今年また生きて残暑を嘆き合う
128.
手でものを作る喜びは、美しいものを創り出すことだけにあるのではありません。一生懸命に作っているとき、あなた自身の内面もどんどん美しくなっているのです。
129.
この世に存在するすべてのものは、作られた物のままであることはない。あらゆる存在は、それ自身の性質をもち、自分自身の生活を主張する。
130.
諺は蝶に似ている。蝶を幾匹か捕らえても、ほかのは飛び去ってしまう。
131.
万緑や高舞ふ一羽鷹と見し
132.
人生においては、(自分に)抵抗する事柄とはいつまでも縁が切れない。
133.
説明の役割(目的)を一言で言えば、「離れた二つの点を一致させること」にある。自分と相手とのコミュニケーションギャップの溝を埋めることなのだ。
134.
良質の鉱石を得ようとするならば、数百尺、数千尺の地盤を掘り下げねばならず、地を五尺や十尺掘ってみても出るものは砂礫(されき)や泥土にすぎない。
135.
(対局中は)すでに過ぎ去ったこと(=ミス)は仕方がない。私は、意識的に先のことを考えるようにしている。反省は勝負がついた後でいいのだ。
136.
誉め上手な人がいる。たしかにその人のどこを誉めれば喜んでくれるかを心得ている。しかし、自分が誉められてすぐにそばの別の人を誉めているのを見ると、ああ、この人は道を横切る猫も誉めるんだとしらけてしまう。
137.
失敗を自分の中に貯め込むと、どんどんマイナス思考になっていく。すると、臆病で消極的になり、負のオーラを発するようになる。そんな人には、絶対に運は向いてこない。
138.
花蕎麦(はなそば)をさびしき時は思ひ出よ
139.
どんな悲しみや苦しみも、必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では、「日にち薬(ひにちぐすり)」と呼びます。時間こそが、心の傷の妙薬なのです。
140.
あつあつの目刺のどこを齧(かじ)ろうか
141.
すべてを語りうる言葉なんてないのだ。
142.
多くのものを望むなら、多くのものも、ごくわずかに思えてしまう。
143.
人は小さなことで楽しめるなら、決して大きなことを企てないだろう。
144.
職業芸術家は一度亡(ほろ)びねばならぬ 誰人もみな芸術家たる感受をなせ 個性の優れる方面に於(おい)て各々(おのおの)止むなき表現をなせ 然(しか)もめいめいそのときどきの芸術家である