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1.
最上の帽子は頭にのっていることを忘るる様な帽子である。最上の政府は存在を忘れらるる様な政府である。帽子は上にいるつもりであまり頭を押つけてはいけぬ。
2.
多様性とか、個性化などと言われていますが、進路選択に関しては、同じ時期に同じような選択を迫られ、それに乗り遅れてはいけないというプレッシャーが、むしろ少子化の進んだ若者ほど強まっています。
3.
外向的な人は、内面コンプレックスをもっているし、内向的な人は外向コンプレックスを有しているが、このような人達が恋愛や夫婦として結ばれることはよくあることである。
4.
私、自分の身体は自分のものだと考えていました。とんでもない。この身体は借りものなんですよね。最近、そう思うようになりました。借りものの身体の中に、こういう性格のものが入っているんだ、と。
5.
健康であるかどうかは、その人の精神に関わるもので、肉体の一部が欠如していることとはまったく関係ない。
6.
私たちは、祖先ほど退屈していない。それでいて、もっと退屈を恐れている。私たちは、退屈は人間の生れつきの定めではなく、がむしゃらに興奮を追求することで避けられる、ということを知るようになった。
7.
あらゆる書き物の中で詩が最も哲学的である。
8.
わが知らぬわがズボンあり冬支度
9.
水飯の身のほどかろくなりにけり
10.
夢とは、内なる月の光のそばで、月光によって考えることである。
11.
元来不幸とか不遇とかいっているものの大部分は、その原因をただすと、人間がいかに怠け者で、自分の目的を的確に知ろうとせず、たとえそれを知っても、それに向かってまじめに突進しようという努力の足りないと……
12.
この世には死によって完成する使命があるのだ。
13.
元日の軍人酔うて哀れなり
14.
外国にいる時の日本人は傲慢に振舞うか、哀れにも臆病者のように振舞うか、どちらかである。
15.
元朝の足袋の真白をきゆつと穿(は)く
16.
富士山は雲の奥なる昼寝かな
17.
過去に何をしたかではなく、今どうなのか、将来に向かってどう努力しているのかが、大切なのです。
18.
人間の運命は、その人の性格が生み出したものである。
19.
クレームは財産である。(ver.0)
20.
人間は偏見を持ってはいけない。偏見を持つと消極的になり、いい考えが浮かばなくなる。
21.
罪の意識は、精神の病であり、異常で不自然なものです。あなたは罪の意識を持って生まれてきたわけではありません。
22.
大原家には「家憲」はない。子孫には、祖先の誤りを訂正する義務があるというだけだ。
23.
いつもはだか いつもはだか はだかで出発する 尊いことだ
24.
物の置き場所をちょっとだけ変えると、ちょっとだけ過ごしやすくなったりして、そのちょっとした変化が、ちょっとだけ嬉しい。
25.
鉄片やかならず男がたちどまる
26.
女は生きてきた月日を思い出すとき、それが夫であったり、家であったり、山鳩(やまばと)の啼(な)いている森であったり、お祭りであったりする。だがそれは故郷とは別のものだということを男は知っている。
27.
あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。
28.
学ぶだけでなく、教えることも大切だ。
29.
目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう。
30.
精神と物質は一つのものです。物質は精神の最低位のもので、精神は物質の最高位にあたります。
31.
どうせ露見する事なのに、一日でも一刻でも永く平和を持続させたくて、人を驚愕(きょうがく)させるのが何としても恐ろしくて、私は懸命に其(そ)の場かぎりの嘘をつくのである。私は、いつでも、そうで……
32.
人が過ちを犯すのを見ると、かつて私が犯した過ちばかりである。
33.
やたらに人にご馳走する人を、決して信用してはいけません。
34.
あなたの大庭にいる一日は、よそにいる千日にもまさるのです。
35.
男にしろ、女にしろ、本当に仕事をしようと思う人間ならば、家庭の平安などかまっていられないのが本当ではないだろうか。社会的な仕事と、家庭の幸福とは絶対に相いれないようである。
36.
忘れていた 忘れていた やがて死ぬ身であることを 飯をくらい お茶を飲み 馬鹿話をして けちくさい恋も照れてやり 小説本をよみながら 死ぬことを忘れていた やがて死ぬことを
37.
春愁(しゅんしゅう)やむしろちまたの人むれに
38.
俺なんか、いつも生まれてきただけでまる儲けと思ってるよ。
39.
ほんとうの勝負は定跡(じょうせき)を超えたところからはじまり、最後の決め手は情熱です。
40.
今現在が肝心なのだ。過去と未来を結ぶ懸け橋としてではなく、その中身のために。今という瞬間の中身は、それを受け取る能力があればの話だが、空を満たし、私たちのものとなり得る。
41.
親鸞の場合は「ハラを立てる、欲をおこす、ウソを言う」あらゆる「煩悩」を「悪」とも言うのですよ。言うというより、「悪」と感じるのですよ。感じずにおれんところに「悪」があり、その自分が「悪人」というわ……
42.
遠くへゆくことは、つねに反歴史的であり、一処(いっしょ)に定住して古くなってゆくことは、一本の木ほどに歴史的である。
43.
川に音還(かえ)る踊(おどり)の灯の消えて
44.
落花(らっか)枝に返らず、破鏡(はきょう)再び照らさず。(ver.0)
45.
バッカスと語り明かさん星月夜(ほしづきよ)
46.
弓矢の儀、取様の事、四十歳より内は、勝つやうに、四十歳より後は負けざるやうに。(ver.0)
47.
人間は、自分の内面を包むのに、礼儀正しくなければならない。
48.
夏雲の湧きてさだまる心あり
49.
味覚と嗅覚には無数の段階があります。記憶、経験、主観、偏見、演出、無数の要素によって好悪が一瞬に決定されます。どんな名酒、どんな名香水も、その日のお天気次第という不確定要因からまぬがれることはでき……
50.
逃げるのは恥だが、都合が良いこともある。
51.
この世界には落伍者など存在しません。すべての人間に職務が用意されています。あなたは必要とされ、望まれているのです。
52.
〈孤独〉とは惨めでも哀れでもなく、「自分一人だけで充分満ち足りている、充足しているんです。他の人のお助けには及びません」という、毅然とした、誇り高い姿なのです。堂々としていればよろしいのです。
53.
われわれはみな、子どものころからずっと、親や先生などの大人たちから、人生の道徳的な捉え方を教えられて育ちます。その基本は、嫌なことでもすべき(しなければならない)ことがある、というものです。
54.
破局というものは信じられる類いのものではない、ということが大きな(破局防止への)障害なのだ。破局に対する恐怖には、何の抑止効果もないのである。
55.
自分の思想と対立する反対の思想にたいする寛容の態度のないところに、対論は成立しえない。思想上の対論が権力者によって弾圧されるとき、思想の正当な理解と発展はありえない。
56.
心を強制することや力みすぎることは、不安や恐怖を示しており、(潜在意識による)回答を妨げます。楽な気持ちでやりなさい。
57.
「ペットはペット」という線引きがしっかりとできることは、精神の健全性を示すものさしの一つである。
58.
言葉を自分から遠く離す事によつて、私達は逆にその言葉を精神化し、支配、操作する事が出来る様になり、随つて自分に近附け、言葉を物そのものから離して自分の所有にする事が可能になる。抽象語の場合も同様で……
59.
巌上(がんじょう)に憩ふ素足を抱(いだ)きつつ
60.
腹が減っては軍(いくさ)はできぬ。
61.
将来どうあるべきかを知りたい者は、過去にどうであったかを考慮すべきだ。
62.
世界はメタファーだ。
63.
他人に自分のルールを押しつけたり、 押しつけられたりすることなく、自分の気持ちいいペースで、気持ちいいやり方で、胸を張って生きていこう。
64.
充実している時にこそ、現状を打破するやる気を持つことが大切なのだ。
65.
生きていることを支えてくれているすべてのものに”感謝”すること、なるべく沢山”ありがとう”をいうことも幸せになる秘訣なんですよ。
66.
瀧の上に空の蒼(あお)さの蒐(あつま)り来(く)(ver.0)
67.
欲しきもの買ひて淋しき十二月
68.
自分の意見を通したい時は、必ず相手の話をよく聞いてあげ、間違っていても確かに一理あると言い、だけど私はこう思うのですが、という言い方をすれば、素直に聞いてくれます。
69.
年いよいよ水のごとくに迎ふかな
70.
山笑ふみづうみ笑ひ返しけり
71.
帰国して蠅虎(はえとりぐも)の待つわが家
72.
本性的に快活な国民に衒学(げんがく)的精神を与えても、国家は内に対しても外に対しても何物も得るところはないであろう。
73.
幸運の女神は、勇者に味方する。
74.
芸術、仕事、政治、あらゆる分野において、批評するのは簡単だが、いざ自分が実践するとなると、困難を極めるものである。
75.
天の川風樹の歎(なげ)きわれひとに
76.
一つの鐘しか聞かない者は、一つの音色しか聞かない。
77.
不利は有利に通ずる。
78.
身体的な暴力は加害者が罰せられて当然なのに、言葉の暴力は「気にするな」と被害者が言われるのはおかしい。
79.
教育とは流水に文字を書くような果てない業(ぎょう)である。だが岩壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ。
80.
自分はシンプルさをアップル社のようには見ない。単純なシンプルさは美点であり、多くの顧客をつかむには適している。だが、単調になりやすい。私はある程度の複雑さを好む。本当に難しいのは「愛される複雑な製……
81.
欠点は魅力の一つになるのに、みんな隠すことばかり考える。欠点をうまく使いこなせばいい。これさえうまくできれば、何だって可能になる。
82.
60パーセントぐらい幸せだったら、相当に幸せだと思うことにすればいい。
83.
「議論は人格攻撃ではないから、議論に負けても人格を否定されたわけではない」とよく言われる。確かに、議論とは、相手の人格ではなく、意見・考え・考え方を攻撃するものである。だが、意見・考え・考え方は本……
84.
幸福はお金とか名声には左右されない。もっとも健康は幸福に大いに関係があるが。(ver.0)
85.
本当に何でも話せる相手は、二、三人だけだ。
86.
一生迷ってろ。そして失い続けるんだ、貴重な機会(チャンス)を!
87.
息白く長くわが生確かむかな
88.
アイサツひとつに命をかけるほどの行がなくては教育の底は浅い。
89.
道路を爆走するのが18歳、道路を逆走するのが81歳。
90.
代数学を学ぼうとする者にとっては、一つの問題を三つの異なる方法で解く方が、異なる三つ四つの問題を解くよりも、ためになることがよくある。一つの問題を別々の方法で解いてみると、比較によって、どれが簡潔……
91.
わがために 祈る人ある気配して 深夜目覚めて 誰かと思ふ
92.
(失敗した、と思い悩む代わりに)これからは、「いい経験した!」っておもう。どんなときも、たとえ、まわりのみんなが失敗だといっても、「いい経験になったからいい!」って、心の中でがんばる。
93.
人の価値観を育むもの、支えるもの、確かにするものとしての風景のなかに身をおくということ、風景のひろがりのなかでじぶんの小ささを思い知るということが、いつか見失われてしまっている。
94.
ある意味で世の経営者は、社員にやる気を起こさせることより、惨めな気持ちにさせることのほうが得意なのではないか。
95.
降出して茸(きのこ)狩(かり)残す遺恨哉(かな)
96.
賢者の心は、富める戦争より貧しい平和を喜ぶ。
97.
歴史は人類の巨大な恨みに似ている。
98.
近代は社会にたいして「個人」の尊重を要求するばかりではない。逆説的な言い方になるが、個人の内面にたいしても「個人」の尊重を、ーー即ち個人という社会的単位の尊重を、要求するのである。
99.
愛とはどんな障碍(しょうがい)にもくじけません。最後に勝(かち)をしめるのは愛です。
100.
いわゆる話し上手は、相手がどんな聞き手であっても、わかりやすく、興味深く聞けるように話をする。
101.
母を亡くした娘は、道のない山中に、父を亡くした娘は、飲み水のない山中にいる。
102.
春なれや名もなき山の薄霞(うすがすみ)
103.
まどごしに與(あた)へ去りたる螢かな
104.
夏の山しづかに鳥の鳴音(なくね)哉(かな)(ver.0)
105.
もし、誰かが私に、「祖国か友情か、どっちかを裏切らなければいけないとしたら、どっちを裏切るか?」と質問したら、私はためらわずに、「祖国を裏切る」と答えるだろう。一国の革命は、百国の友情を犠牲……
106.
多言(たげん)は身を害し、多事(たじ)は心を害す。
107.
どんなにこっぴどくやられても、人間はやる気さえ奮い起こせば、何度だって立ち上がれるものだ。
108.
あなたの思考が原因であり、その顕示は結果です。
109.
(議論の際)意見の確認をするときには、言葉の解釈に食いちがいができないように、なるべく具体的な例にあてはめて、お互いの見解を確かめあうとよい。
110.
恐怖と正面から向かい合わなければならない経験をするたびに、力と勇気と信念が得られる。自分にこう言うことができるからだ。「私はこの恐怖にすら耐えたのだ。次に何が来ようと、怖いものか」。
111.
長き夜の病棟影のやうに辞す
112.
ノンママにとっていちばん傷つくひとことが、「子供のいない人にはわからない」「産んだことのない人にはわからない」ではないだろうか。そう言われてしまったら、返す言葉がなくなる。
113.
人間の本性を詳(つまび)らかにするには、理性によるほかはない。
114.
秋風をあやなす物か赤とんぼ
115.
人々は笑顔や軽い挨拶をどんどん忘れていく。シャイな若者が充満しているので、世界中がぎこち無くなってしまった。
116.
風のままに揺れ動く木の葉にとって、風というものはもはや存在しない。
117.
春の虫踏むなせっかく生きてきた
118.
人間を堕落に導く最も大きな悪魔は、自分自身を嫌う心である。
119.
時は偉大な癒やし手。
120.
象よりずっと強いのは、藪(やぶ)の生い茂る土地だ。
121.
初冬(はつふゆ)の 徐々と来 木々に人に町に
122.
成熟が死か麦秋(ばくしゅう)の瀬音して
123.
人の読書で分かるのが学びと育ち。何が笑いを誘うかで、その人の未来を卜(ぼく)す。読むなかれ、笑うなかれ。
124.
忙しさも暮らしのリズム
125.
政治とか社会制度は常に一時的なもの、他より良きものに置き換えらるべき進化の一段階であることを自覚さるべき性のもので、政治はただ現実の欠陥を修繕訂正する実際の施策で足りる。政治は無限の訂正だ。
126.
賢人は柔軟な考え方を持つが、愚か者はあくまでも自説に固執する。
127.
健康はケチの基本じゃないですか。病気になれば金はかかるし、大切な時間が無駄になる。
128.
(「被害者」や「遺族」の)周囲は、(出来事が)圧倒的なら(本人の精神的傷つきも)全面的であると思い込みがちだし、(本人の精神的傷つきが)全面的でないと(出来事も)圧倒的ではないと思って……
129.
どっちみち梅雨の道へ出る地下道
130.
勝負の秘訣は、無理をしないことです。(中略)(人は)無理をして失敗するんです。欲張って失敗する。
131.
他人を突き落とすと、自分もツキ落とす。
132.
怒ると、その相手よりも自分を傷つけてしまう。
133.
何事も経済が働けば、その分野は大きく発展するんだよ。
134.
心理操作を受けている人に、いくら理屈で「いまあなたがやっていることはおかしい」と迫っても、そこでハッと気づく人は少ない。
135.
産卵の亀の涙が溶けた潮
136.
道徳は相手が尤(もっと)もだと思った時、効が上がるのだ。悪かったと思った時、ききめがあるのだ。刑罰で制裁しても、相手が本当に自分が悪かった、この位の罰を受けるのは当然だと思った時、その人は道徳的に……
137.
ギャンブルのどこが悪い! 入試、就職、結婚、みんなギャンブルみたいなもんだろ! 人生すべて博打(ばくち)だぞ!
138.
ふと覚めし雪夜一生見えにけり
139.
われとわが機嫌とる日よ苺煮る
140.
逃げる工夫より戦う工夫をしろ!
141.
きのうの出来事に関する新聞記事がほとんどうそばかりである場合もある。しかし数千年前からの言い伝えの中に貴重な真実が含まれている場合もあるであろう。
142.
人が亡くなると、生前の隠されていた人間関係が表に出ます。