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1.
行動様式を変えるコツは、新しい行動を習慣化する、すなわち毎日の生活の一部にすることができるような方法を見つけることだ。
2.
歴史上の人物の伝記を読む時に、書かれた文字を肉づけてゆくのは、自分の内部にたくわえられている自分をふくめて何人かの人びとについての考えである。
3.
高齢になったとき大切なことは、内面的成熟です。
4.
すべての事にいえるが、用心の方法がないなどと云う事はない。用心の方法は、よく考えれば必ずあるものである。
5.
人間の足は、カニの足とは違います。横ばいではなく、前に進むためにあるのです。
6.
(哲学のように、学べば学ぶほど)あらゆる分野で、どんどん分からなくなっていくこと。それは、ある意味で、反−教育なのかもしれません。
7.
知恵は、灰色の冷たい灰に似ている。赤く燃える炭を隠しているのだ。
8.
結婚生活の根本要諦はこだわらないことだ。
9.
原発はいつの日か 必ず人間に牙をむく 私たちがそれを忘れれば いつか孫たちが問うだろう 「あなたたちの世代は何をしたのですか」
10.
枯色を被(き)て枯色にまぎれ込む
11.
軒(のき)ふかしこの風鈴を吊りしより
12.
三つよりの綱はたやすくは切れない。
13.
「プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ」と自分に言い聞かせています。
14.
芸術家というものは、つくづく困った種族である。鳥籠(とりかご)一つを、必死にかかえて、うろうろしている。その鳥籠を取りあげられたら、彼は舌を噛(か)んで死ぬだろう。
15.
社長なんてバカだと自覚しなきゃいけないんだよ。陣頭指揮などもってのほか。(社員に)どう『餅』を与えるか、っていう大きな「戦略」を考えるだけでいい。「戦術」は社員に任せるのがいいんです。
16.
恋は下心、愛は真心。
17.
われわれの理解や解釈は、残念ながら、全体の状況の変化のあとを追いかけていくことになりがちだが、それを避けることはできない。それしかしようがない。
18.
怒(おこ)られていると思うのか、教わっていると思うのかは、自分次第だ。
19.
このニッポンにあるのは、男と女のオトナの世界ではなく、お袋と息子の親子の世界がすべての心情を支配している。いやらしい国である。
20.
幼い頃や赤ん坊の時に人生が終わり、今までの年月を生きてこなければよかったと思う人はいないだろう。過去がそうである以上、未来も同じようになる可能性が高い。
21.
言葉を覚えるというのは、この世で自分は一人ではないと知るということです。言葉というのはつながりだからです。
22.
雪降つてゐると聞きとび起きし子よ
23.
格差は悪気なく作られる。
24.
打明けて語りて 何か損(そん)をせしごとく思ひて 友とわかれぬ
25.
(とにかく始めてしまえば)現在している作業の結果に目が行くようになり、作業を止める方法ではなく、終わらせる方法を探すようになるでしょう。
26.
小説が物語だとしたら、詩は「場面」だと思うんですよね、一つの物語の。普通の一篇の詩の場合でも、その場面の深さ、一場面でどれだけ深みにいけるか、みたいな。小説は横に流れていくんだけれど、詩の……
27.
ものの芽にかがむ暇を奪ふ客
28.
信じて進めば道になる。
29.
勝利は神から来るが、戦士は死力を尽くして戦わねばならぬ。
30.
口でいくら良い事を言っても、その人の人間的魅力と誠実さと(いろいろ)経験して来た心が伴わないと、説得力はない。
31.
女の心は男の心より清い──女は始終変わるから。
32.
科学はある程度多くの人に認めてもらわねばならないが、こう生きるというのは、万人に認められる必要はない。
33.
(今の仕事ではない)ほかのことをして生計が成り立つかどうかを知るには、まずとにかくやってみること。
34.
炎天の一樹一影地にきざむ
35.
雨だれの棒の如しや秋の雨
36.
眼と口と耳と眉毛のなかりせば はなよりほかに知る人もなし
37.
環境と育ち方から形づくられた各々の価値観を抱えて結婚し、何十年かたって気がついたら、考え方も好みも生活態度も、知らないうちにそっくりになっていた──こういう夫婦こそ、本当に豊かで充実した……
38.
人間は、人が見ているとちゃんとするけど、見ていないとズルをする動物です。
39.
誰にせよ、人間の心の中には、虎と豚と驢馬(ロバ)とナイチンゲールが住み着いている。人間の性格が多種多様なのは、これらの動物の活動が一様でないことに由来する。
40.
ソナタの長調から短調への移行、神話あるいは礼拝の変化、古典的芸術上の形式はすべて、真の冥想的観察によれば、世界の秘密の内部へ通じる直接な道にほかならない。
41.
夕方の「さよなら」はお互いの顔を見ないで、たとえば、空を見たりすることがある。だから夕焼けの赤さだけが二人の心に残るのである。
42.
愛は未知の国。そこに向かって旅立った人は、二度と戻ってくることはない。
43.
盆は皆に逢うて踊つて一夜きり
44.
お客さまに得をさせ、喜ばせてあげて、地域社会とともに生きるのが、私の理念である。そうすると店は自然に栄え、金は儲かります。
45.
先進国に住む私たちの心の飢餓が世界の飢餓をつくっている。
46.
労働者にかかる費用といえば、たかだか、彼が生計を維持し、彼の種族を繁殖させるのに必要な生活手段くらいのものにすぎない。だが、商品の価格は、したがって労働の価格も、その生産費に等しい。
47.
自分が「理論」ではなく「感覚」でやったほうが結果を残せるものを「この分野で自分は天才だ」と認識した方が、結果を出せるのです。
48.
取り返しつかんなんてこと、世の中にあるかい。(中略)取り返しつかない、という考え方こそ、取り返しつかないのだ。人は、ああも考え、こうも思いして生きてゆくものなのだ。
49.
如何(いか)に小さな存在であっても、われらは疑うこともなきたしかな存在であるところに、一瞬の生命のいよいよ尊きことが知られる。
50.
籠居(こもりい)や三日のうちに思ふ貌
51.
「読書より実際に経験したほうがいい」と言う人がいますが、本は凝り固まった心をほぐしてくれます。書かれた文章から「新しいものの見方」を受け取れない人は、実際の経験からも何も受け取れません。
52.
事をなさんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ。
53.
用いられているのは自然の非情の事物を指示する語であっても、これが前後の対比的な語と相互に作用し合うと、独得な抒情効果を出すことができる。
54.
グッ¥!直¥!(=Good¥!直¥!) 愚直であることは、決して愚かなことでも、かっこ悪いことでも、恥ずかしいことでもない。いやむしろ、愚直であることこそ、賢いことであり、格好いいこと……
55.
春キャベツざくざくからうじて中流
56.
馬鹿になってごらん。馬鹿がまた一人増える!
57.
一、ある政治、思想、文化の党派が、集団的に、特定の個人を非難したときは(あるいはそういう決議をしたときは)、その党派を粉砕するまで許すべきではない。あくまでもたたかうべきである。ただし、非難された……
58.
一流を知り、一流を極めた人には、相似形の悟りや理解というものが備わっている。
59.
ひとりであって、その倒れる時、これを助け起こす者のない者はわざわいである。
60.
女性が求めるものは、男、キャリア、お金、子供、友達、贅沢、心地よさ、独立、自由、尊敬、愛、そして、伝線しない3ドルのパンティーストッキング。
61.
すべてを失う「覚悟」で挑む──何かを失ってでもという覚悟がなければ、夢はつかめない。
62.
女類は、金(かね)が好きだからなあ。死人の額(ひたい)に三角の紙がはられて、それに『シ』の字が書かれてあるように、女類の額には例外無く、金の『カ』の字を書いた三角の紙が、ぴったりはられているんだよ。
63.
水餅のごとくに眠る夜もありぬ
64.
人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします。
65.
酔ったときに、その人の本性が現れる。飲みニケーションの場は、人間観察・人物評価にもってこいの場なのである。人間を知るのに、これほど面白い、また、役に立つ場はない。
66.
すべての偉大な旅人たちのように、私は覚えている以上のことを目にし、目にした以上のことを覚えている。
67.
もし、さびしくてたまらなかったり、だれかの助言が欲しかったり、時間をつぶしたかったりするのに、どうしてもいい解決策を見つけられなかったら、読書という手段があることを思い出してほしい。本は、求めるも……
68.
禍(わざわい)は口から、という。言葉をつつしみ、自分の偉さをあらわそうとはせず、気どらなければかえって人に尊敬され、親しまれ、したがって自分も楽しみ多いが、いばり、虚勢(きょせい)をはる人は他から……
69.
天(あま)がける子とつながらむ一すぢの 道の如(ごと)くに香(こう)たきてゐる
70.
桃と桃かすかに触れてゐてこはい
71.
妥協が必要なら、良い条件で妥協しなさい。
72.
洞察の最初の行為は、レッテルを放棄することである。
73.
功過は少しも混(こん)ずべからず、混ずればすなわち人、惰堕(だだ)の心を懐(いだ)く。
74.
私は、お金を感謝と愛情の表現として使うようにしている。
75.
本当に美しい人は自分が美しいとは思っていない。
76.
理性は、生に対する愛から生まれる。
77.
鳥が選んだ枝、枝が待っていた鳥
78.
たたずまう樹が(人に)思いださせるのは、その原初の記憶なのだ。人はかつて樹だった。だが、今日もはや、人は根のない木か、伐られた木か、さもなければ流木のような存在でしかなくなっているのではないだろうか。
79.
議論してはいけません。議論しないで下さい。議論に勝つことはできません。なぜならただ不幸になるだけだからです。あなたが人生において納得させるべきなのは、ただひとり、自分自身だけです。
80.
一分刻みのビジネスの世界を勝ち抜いていくためには、最後まで聞かなければわからないような話し方を改めなければならない。できるだけ簡潔な言葉でまず結論を話し、自分の態度を明確にしたうえで、必要に応じて……
81.
我(われ)善くて人の悪しきあらばこそ、人の悪しきは我が悪しきなり。
82.
一緒なら、きっと、うまく行くさ。
83.
物は皆 人の顔をしたがっています 自分を人に似せたがっています
84.
風ふけばお玉杓子(おたまじゃくし)もあわたゞし
85.
我に適する者は我を助くる者なり。
86.
物事には時間がかかるし、新しいことを学んで、一晩ですぐできるってもんじゃない。ちゃんとできるようになるには、そいつが身体に入り込んで、血の中まで染み渡らないとダメだ。そうならないと本物の音楽はでき……
87.
どっかまだ未完成でも、「聴いてちょうだい」って(聴き手を)引っ張るものを、もっともっと育てること、それが演奏家になるためには、とっても大切だと思います。
88.
足もとばかり見ていると、上昇意欲がなくなる。
89.
詩の行には大切な独立力があるので、本心をつかまぬ行に最初の一行を任すべきではない、又次の次の行も任すべきではない。
90.
理屈やセオリーが骨組だとすると、実際の人間は骨組だけじゃなくて肉がついてる。AにはAの肉のつきかたがあるし、Bだってそうだ。肉のつきかたは千差万別で、個人療法でなければ効能がないことが多い。
91.
恵方(えほう)とす雀の声のする方を
92.
誰かが食べてるものに、ケチをつけるのはよくありませんよ。
93.
少年は必ず老いて夏惜しむ
94.
(仕事)委任のコツは、レバレッジ効果の低い仕事のみを部下にやらせることです。たとえ完璧にこなせなくても、ダメージは最小限で済みます。
95.
選ばれてあることの 恍惚(こうこつ)と不安と 二つわれにあり
96.
バカのおかげでお利口がひかる。利口ばかりじゃ世の中は成り立たぬ。
97.
自分の潜在意識に刻み込んだことは、何でも自分の人生の上で効力を発揮し、機能してくる。
98.
高ぶる知は、美の世界においても一つの罪である。知を養うことに悪はない。だが最も高き知は、いかにその知が自然の大智の前に力なきかを知るその知であろう。
99.
できない いいわけを さがしながら あるいてる まに ぼくは くさってしまうのか
100.
朝夕に草木を吾(われ)の友とせば 心さびしき折(おり)ふしもなし
101.
本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる。私たちはブーメラン効果といっています。
102.
人を愛するには訓練が必要で、それはひとえに、相手について自分が抱いている強烈なイメージと実際の相手とのあいだを行きつ戻りつすることなのです。
103.
病人に一人の時間水中花
104.
運命よりむしろ自分に打ち克つように、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように、つねに努めること。
105.
己(おの)がじし喉ぼとけ見せ寒の水
106.
天は最大の 教育をしてくださるが あわれこの生徒は 天のみこころが なかなかわからずもがく
107.
科学的思考と云(い)うのは凡(すべ)てが証明され、明白になっていない限り、結論を出してはならないものだ。いずれ凡てが解明できると希望的観測を述べるならいいが、証明できぬ部分まで含めて解ったような顔……
108.
真理に近づけば近づく程、人間は他人の迷いに対して辛抱強くなる。その逆もまた真。
109.
おれたちは映画を見ているとき、無意識のうちに、一つの目の位置に立たされ、そこでの手ごたえを求めている。
110.
見てくれない人が1000人いれば、見ている人も1000人いるものや。
111.
数学は、他と無関係に明らかな科学と言える。
112.
自分の魂の友を求めるような気持ちで読書をすることだ。それが身についていれば、孤独に押しつぶされることは決してない。
113.
将棋に勝因はないんです。あるのはすべて敗因です。
114.
年を重ねれば、ありがたいことに、愛の恐怖も愛の枷(かせ)も指を鳴らせば消えてしまいます。しかし虚栄心の鎖から自由になることはできません。
115.
「未来とは何?」「修正できると思っている過去!」
116.
健康について心配するのはやめておけ。そのうち消えてなくなるものだから。
117.
(女は)男を追いかけるな。男に追いかけさせろ。
118.
一年の計にピーナツの皮がちらばる
119.
冒険は人の外にあるのではない。人の内にあるのだ。
120.
時は金なりということばを、私は好きではない。とても時間を大切にして無駄のない時間を使う人を、立派だなあと思っても、できたら私は、時間を無駄に過ごしたいと思うし、時間に追いかけられたり、……
121.
美の対極にあるのは醜さではない。無関心である。
122.
人間の一生は、旅である。この旅にもまた、旅行上手というものと、旅行下手というものと両者が存するようである。
123.
本来、謙遜の態度を見せるべき相手は、仕事のできない人だ。自分のレベルを相手に合わせてへりくだるのである。なぜなら、仕事のできない人は誰からもゴマをすってもらえないので、たまにやられると(心に)浸み……
124.
……
125.
短期間で成功する人ほど、短期間で消えていきます。人生の収穫は、じっくりと実るまで待ちましょう。くれぐれも、植えたばかりの種を掘り返したりしないでください。
126.
あらゆる立場でどの人も、みんなにこう思われたいと思う通りに自分を見せようとして、顔や外見を粧(よそお)っている。だから社会は見かけだけでしか成り立っていない、と言える。
127.
白梅(はくばい)や性善説にどっぷりと
128.
政府・自民党が、政治の言葉の信憑性をすっかりうちこわしてしまったために、野党の政治家たちまでもがその被害をこうむっている。かれらにこそ言葉のみが政治的な武器であるのに、その言葉の力は、民衆……
129.
生とは何ぞ。死とは何ぞ。肉体を離れて、死後にも尚(なお)存在する意識があるだらうか。私はかかる哲学を知らない。ただ私が知つてることは、人間の執念深い意志のイデアが、死後にも尚(なお)死にたく……
130.
一撃の罅(ひび)が罅よぶ夏氷(なつごおり)
131.
健康の秘訣は、言いたいことがあったら口に出して言うことです。そうすると心のわだかまりがなくなります。
132.
生命とは充実感である。
133.
人間には一人になるとなぜか動物だけを友だちにしたい心が起きるんでしょうねえ。
134.
生きながら 角(つの)のはえぬも 不思議なり
135.
平生(へいぜい)、(※その人に)やさしくしてる人は(※その人が死んでも)泣かへん。
136.
馬に乗る者すべてが騎士ではない。
137.
どうもあれには閉口、まいったよ、そういう言い方は、ヒステリックで無学な、そうして意味なく昂(たか)ぶっている道楽者の言う口調である。
138.
けふのほかなき牡丹(ぼうたん)の色に佇(た)つ
139.
「ギターの練習ばかりでなく音楽の練習も忘れずに」 「ギター以外に良い音楽をなるべく聴くように」 「ギターを弾くのではなく音楽を奏でてほしい」
140.
たまには、怒(おこ)んなきゃあね。どんなちっちゃな生きものにだって、怒る権利はあるんだから。
141.
親のほうが子どもから得ることがよっぽど多いですよ。それと同じで、教えるということはとても勉強になる。
142.
相手の心を傷つけないようにするのではなくて、傷つかないような関係を相手ととり結ぶこと、それにはときに傷つけあうかもしれぬ危険もあえて引きうける、そうしたなかにこそ、本当のやさしさがあるのでは……
143.
男は愛することにおいて、無器用で、下手で、見当外れで、無神経、蛙が陸を走るように無恰好である。どうしても「愛する」コツというものがわからないし、要するに、どうしていいかわからないのである。先……
144.
人間はそれぞれの一人ひとりの人生があるから、その範囲でコミュニケーションするより仕方がないのです。映画はそれを全部一つにしてどうだと言うから、私は反対するのです。それは人間の表現として許される……
145.
なにを落胆してるんだ。バカだからこそ真実を語れるんじゃないか!
146.
本当に痛いって感じてることに向き合って、真正面から勝負しねーと、一生楽にはなれねー。
147.
風船が乗つて電車のドア閉まる
148.
人気者になるためには、凡庸でなくてはならない。
149.
落語は人間の業(ごう)の肯定である。
150.
無意識の差別、無意識の偽善ほど、醜いものはないのである。
151.
人あまた死する中に我一人生きてあり。やがて死する者のいま命あるは有難(ありがた)し。
152.
最初からぶちかますと、イヤな野郎だってことになるのよ。舞台でも、最初からおかしいところを見せるために「かまし」をやると、もうダメ。もう、誰も笑わなくなる。
153.
女の涙はうつくしい。それは冷たい客観の世界から離れた、きわみなき愛の泉からしたたりくる純情の一しずくである。しかし多くの女子は、これをみずからの遊戯として弄(もてあそ)ぼうとする。
154.
懐疑が悪いこととして否定されなければならない場合はいつでも第一にその懐疑が徹底していないとき、第二にその懐疑の動機が正しくないときである。
155.
考えを進めていくことができずにグルグルまわっている。──そういうときに大切なのは、問いそのものを吟味するということだ。つまり、「死んだらどうなるか」という問い自体に向かって、〈なぜこんな問いが気に……
156.
駈けめぐり土光るなり五月なり
157.
物が変わるのではなく、我々が変わるのである。(ver.0)
158.
(本を)上手に読むというのは、読んでよかったと、自分で自分に言える経験をするということです。
159.
宇宙の森羅万象に対して僕等が十七音を投ずるとき、僕等は何か確実なものを掴んで帰ることを予期している。
160.
わたしたちは、何をすべきか、でなく 何をすべきでないか、考えるべきだ。
161.
神は存在というより、働きです。
162.
「優しい男性が好き」と言う女性ほど、男性に優しくない。「優しい女性が好き」という男性ほど、女性に優しくない。
163.
後(のち)の月五臓六腑をおし照らす
164.
種子(たね)さえ 蒔いておけば いつかかならず 芽が出る よいたねには よい芽が 悪い種子には 悪い芽が 忘れたころに ちゃんと 出てくる
165.
若草の濃き場所妻に譲りけり