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人は自分に賛同してくれる人といると快適だが、
自分と賛同しない人といると成長する。 フランク・A・クラーク
(作者情報不詳) 人は普通、自分に賛同してくれる人と付き合いたがるものです。
また、周りに置いておきたがるものです。 自分に賛同する人(賛同者)といると、快適に感じます。 自分に賛同しない人(不賛同者)といると、不愉快に感じます。 それなら、誰だって賛同者を選ぶのは当然です。 ■では、なぜ、賛同者といると快適なのでしょう? 人はみな心の底で、「もしかしたら自分は間違っているんじゃないか」という不安を抱えているからです。 他人が自分の意見に賛同してくれるということは、自分の意見が正しいと認めてくれるということです。 賛同者は、「自分が間違っているかもしれない」という不安を取り除いてくれるのです。 ■同時に人は、自分の意見への賛同は、自分への好意の表明と受け取るものです。 自分の賛同者は、「あなたは正しい」「あなたのことを好きです」と言ってくれているようなものなので、快適に感じるのです。 ■一方、不賛同者は、「自分が間違っているかもしれない」という不安をさらに高める存在です。 つまり、不賛同者は、自分にとって恐怖となる存在なのです。 しかも人は、自分の意見への不賛同は、自分への非好意の表明と受け取ってしまう。 「あなたは間違っている」「あなたのことは好きではない」と暗に示されたら、だれだって不愉快になるでしょう。 ■自分への賛同者を回りにおき、不賛同者は遠ざける。 嫌な意見は遠ざける。 これが一番、快適に過ごす方法です。 ■しかし問題は、賛同者がいつも「正しいこと」を言うとは限らないということ。 つまり、本当は自分が間違っているのに、「正しい」と賛同するかもしれないということです。 本当に正しいと思っているからかもしれない。 自分の意見をただ妄信しているだけかもしれない。 遠慮して本当の事を言わないだけなのかもしれない。 いずれにせよ、「自分が間違っている」のに、賛同者だけを周りに置いておき、不賛同者の意見に耳を傾けないでいると、いつか落とし穴に落ちる。 最終的に困るのは、そして恥をかくのは自分だということです。 アンデルセンの「裸の王様」を思い出します。 ■だからといって、無理して不賛同者と付き合えと言っているわけではありません。 不賛同者をいつも周りにおいておくと、不愉快なことこの上なく、気も休まりません。 精神衛生上悪いので、時々参考意見として、意見を聞くぐらいがちょうどいいでしょう。 時には「なるほど」と思える貴重な意見が聞けるかもしれません。 ■私がお勧めするのは、自分に対して「ほぼ賛同者」と付き合うことです。 賛同者と言っても、いつも賛同する「年中賛同者」ばかりとは限りません。 時々、不賛同者に変わる「ほぼ賛同者」がいるはずです。 普段は賛同してくれるが、明らかに間違っていると思ったときは、はっきりと反対して、間違いを指摘してくれる。 こういうタイプの「ほぼ賛同者」が一番理想的です。 「ほぼ賛同者」であれば、普段は自分に賛同してくれる「味方」であり、心許せる相手なので、素直に反対意見を聞くことができるからです。 人生で大事なのは、「少しの間違い」を見つけて大げさに非難する人ではなく、「大きな間違い」だけを指摘して、自分を助けてくれる人なのです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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