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[ 名言 ]
心ある人に私(わたくし)あれども、心なき湯に私なし。
譬(たと)へば、人密かに湯の中にて撒屁(おなら)をすれば、湯はぶくぶくと鳴りて、忽(たちま)ち泡を浮かみ出す。

[ 出典 ]
式亭三馬[しきてい・さんば]
(江戸時代の戯作者、1776〜1822)
『浮世風呂』

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[ 意味 ]
感情のある人には、必ず私心(自分の気持ちや都合を優先する心)はあるものである。
だが自然には感情がないので、私心もない。
たとえば、湯の中でおならをすれば、泡と音となって事が露呈する。
可哀想だから隠しておいてやろうと自然が考えることなどない。
自然の前では隠し事ができない。
自然は人のすべてを明らかにするのである。

[ 関連キーワード ]
心がある
私心がある
心がない
私心がない
密か
オナラ

式亭三馬の名言

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