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私は、「コミュニケーション」ということばは死んだ、と思っている。
これほど便利で、かつ中身が空疎なことばはない。 セクハラ・パワハラの加害者は「コミュニケーションがとれていた」と言う。 子育てをする親は、「子どもとはコミュニケーションがとれているはず」と言う。 実際は、片方がそう思っているだけで、もう片方はそう思っていない。 (要約) 信田さよ子[のぶた・さよこ]
(臨床心理士、フェミニスト、1946〜) 『コミュニケーション断念のすすめ』
〈全文〉
私は、「コミュニケーション」ということばは死んだ、と思っている。 これほど便利で、かつ中身が空疎なことばはない。 なぜかというと、たとえばセクハラ(セクシュアルハラスメント)、パワハラ、性犯罪、すべて加害者は「コミュニケーションがとれていた。 納得の上じゃないか」と言う。 子育てをする親は、「子どもとはコミュニケーションがとれているはず」と言う。 実際は、片方がそう思っているだけで、もう片方はそう思っていない。 __ Link __ そもそも、部下や子どもなどの「弱い」側は、上司や親など「強い」側とのコミュニケーションをどう考えているのだろうか。 強い立場の側はコミュニケーションをとりたがるが、その力が強大であればあるほど、弱い側はコミュニケーションなどとりたいとは思っていないことが多いのではないだろうか。 __ Link __
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