土地私有という不法な権利が、世界各国民の半数以上の者からその自然を奪った。
トーマス・マン
(19〜20世紀ドイツの作家、ノーベル文学賞受賞者、1875〜1955) 『断片』 1.
気がつくといつもそこにあるのが大きな樹です。いまわたしたちが生まれる前からそこにあって、いまのわたしたちが死んだ後もきっとそこにあるだろう樹。それが樹自身が示している、樹の在り方です。 (長田弘) 2. 読者が、読んでわからなかったら、それまでの話だ。 (太宰治) 3. ものごとには限界というものがあって、我慢が美徳でなくなるときがある。 (エドマンド・バーク) 4. たくさんある山を見て、登れない、どうしよう、と思っているんじゃなくて、まず一つの山に登って頂上まで行くところからすべては始まるんです。 (ドリアン助川) 5. 老人こそ知恵の宝庫である。 (『タルムード』) 6. 踊り子に立派な教育はかえって有害である。 (アグネス・デ=ミル) 7. 人を愛するには、相手の魂に向かって旅をしなければならない。 (ローレンス) 8. 楽しかったときと同様、つらかったとき、癪(しゃく)にさわったときのことも、大切に胸の奥にしまっておくといいわ。だって結局のところ、人生って、その両方からできあがっているんですものね。 (ロザムンド・ピルチャー) 9. 芸とは恥をかくことです。 (永六輔) 10. 最も激しい憎悪は、最高の美徳や最も危険な犬のように、この上もなく静かである。 (ジャン・パウル) ![]() |