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今日の
人間に関する名言
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3月14日
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1.
人間は行為の主体であって
単なる観照の主体すなわち主観であるのみではない。
また単なる観照の客体すなわち客観となることはできない。
しからばここに主観客観の対立関係を用いることはできぬ。
我々は人間を実践的主体として把握しなくてはならぬ。
(
和辻哲郎
)
2.
(世界と別個に存在している)自分をどうすべきかを考えることを記したのが、
神話なのである。
すべての神話には、
「人間が意識を持つとはどういうことか」
が書かれていると言っていい。
(
河合隼雄
)
3.
全体性における人間は天使でもなければ動物でもなく、天使であると同時に動物である。
かくして人間とは矛盾の存在である。
(
三木清
)
4.
猫と生(な)れ人間と生(な)れ露に歩(ほ)す
(
加藤楸邨
)
5.
死人にものいいかけるとは、
なんという悲しい人間の習わしでありましょう。
けれども、
人間は死後の世界にまで、
生前の世界の人間の姿で生きていなければならないということは、
もっと悲しい人間の習わしと、
私には思われてなりません。
(
川端康成
)
6.
豹は死して皮をとどめ、
人は死して名をとどむ。
(
欧陽脩
)
7.
生きることは、
バランスを求めることであり、
美しくなろうとすることだ。
人間だけでなく、
花でも動物でも。
(
平山郁夫
)
8.
人間とは、もともと身勝手な存在である。
(
西洋のことわざ・格言
)
9.
人間は賭け事をする動物である。
(
チャールズ・ラム
)
10.
人間の修行とは、
他人に幸福を与えることである。
(
政木和三
)
11.
人間はこの世が簡明にみえる青年期を過ぎると、
あまり複雑で手の付け様もない世の実状を眺める様になる。
これを乗り切ると
この世は案外単純な相を呈して来る。
(
小林秀雄
)
12.
人間というものは
時の上にあるのだ。
過去というものがあって
わたしというものがあるのだ。
過去が現存しているという事が又
その人の未来を構成しているのだ。
(
西田幾多郎
)
13.
私たちの生活の90パーセントは感情によって支配されている。
(
ホワイトヘッド
)
14.
ひとが
ひとでなくなるのは
自分を愛することをやめるときだ。
(
吉野弘
)
15.
教育は猿を人間にしない。
ただ見かけのうえで、
人間によく似た様子をあたえる。
猿が教育されればされるほど、
益々(ますます)滑稽なものに見えてくる。
(
萩原朔太郎
)
16.
人は動物を愛するようになるまで、
心の一部は目覚めぬままである。
(
アナトール・フランス
)
17.
人間の歴史は、
一見不寛容によって推進されているようにも思う。
しかし、たとえ無力なものであり、敗れ去るにしても、
犠牲をなるべく少なくしようとし、
推進力の一つとしての不寛容の暴走の制動機となろうとする寛容は、
過去の歴史のなかでも、
決してないほうがよかったものではなかったはずである。
(
渡辺一夫
)
18.
生身の人間の行動は、
ある行動をしないで、それを抑制するという状態をも含めて、
それはいつも揺れ動いている過程にあります。
人間はどういう状態においても、
揺れ動くということから自由になるものではありません。
そしてこの揺れ動くという状態において、
人は自分自身を何かの根本的な価値基準によって支える必要があり、
その根本的な価値基準は、宗教と呼ぶことができます。
(
鶴見俊輔
)
19.
人間って不思議なもので、
人との関係が煩わしくてストレスを感じるのに、
人との関係の中でストレスを解消する。
家庭でも社会でも、
自分の存在って相手あってのもの。
(
重松清
)
20.
人間の本性のうちで最も悲劇的なことといえば、
どの人でも人生から逃避したくなるという点であろう。
私たちは誰も、水平線の彼方にある魔法のバラ園を夢見ている。
そのくせに、わが家の窓の外で今日も咲きほこるバラの花など見向きもしないのだ。
(
デール・カーネギー
)
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