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今日の
日本の文豪の名言
☆
4月10日
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1.
人間は間際(まぎわ)で悪党になるものだ。
(
夏目漱石
)
2.
読書、なかんずく小説を読む喜びは、もうひとつの人生を経験することができる、という点にある。
(
山本周五郎
)
3.
よしよし、眠れるうちに眠っておけ。
明日はまた踏んだり蹴ったりされ、くやし泣きをしなくちゃあならないんだ。
(
山本周五郎
)
4.
私たちの夫婦関係は毎日毎日新季蒔直(まきなお)しを試み、毎日毎日以前にない新しい愛の生活を築き上げているのです。
(
与謝野晶子
)
5.
競争から生ずる不安や努力が、昔より苦しくなっているのではないか。
(
夏目漱石
)
6.
人の世に三智(さんち)がある。
学んで得る智、人と交わって得る智、みずからの体験によって得る智がそれである。
(
島崎藤村
)
7.
無理な願望に努力するのは努力の方向の悪いので、
無理ならぬ願望に努力して、そして甲斐のないのは、
間接の努力が欠けて居るからだろう。
(
幸田露伴
)
8.
日本人は絶望を知らない。
絶望する前に、諦めてしまう。
(
山本周五郎
)
9.
そもそも男の人生にとって大きな悲劇は、女性というものを誤解することである。
(
三島由紀夫
)
10.
心のうちで有難いと恩に着るのは、銭金で買える返礼じゃない。
無位無官でも一人前の独立した人間だ。
独立した人間が頭を下げるのは、百万両より尊(たっと)い御礼と思わなければならない。
(
夏目漱石
)
11.
新聞屋が商売ならば、大学屋も商売である。
商売でなければ、教授や博士になりたがる必要はなかろう。
只(ただ)個人として営業しているのと、御上(おかみ)で御営業になるのとの差丈(だ)けである。
(
夏目漱石
)
12.
女の品行というものは、
男が思っている以上に乱れているが、
同時にまた、
男が思っている以上に清潔だ。
(
織田作之助
)
13.
沈黙は愚人の鎧(よろい)、冑(かぶと)なり。
奸者(かんじゃ)の城塞(じょうさい)なり。
明白(めいはく)々の心地、温照(おんしょう)々の胸郭(きょうかく)ならば、
千言万語(せんげんばんご)すとも何の不可あらん。
(
幸田露伴
)
14.
悲哀や苦痛はつまり、楽しい青春の夢を猶(なお)楽しく強く味わわせる酒のようなものだ。
(
永井荷風
)
15.
若さが幸福を求めるなどというのは衰退である。
(
三島由紀夫
)
16.
すべて人間の世界においては、ものは在るのではなくつくるものだ。
(
坂口安吾
)
17.
最も賢い処世術は社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
(
芥川龍之介
)
18.
凡(すべ)てを癒(いや)す「時」の流れに従って下れ。
(
夏目漱石
)
19.
神は人間に孤独を与えた。
しかも同時に人間に孤独ではいられない性質をも与えた。
(
佐藤春夫
)
20.
いくら年をとり、知識を積んでも、人間には、人間本来の迷いの火ダネが、白骨になるまでは、なくならないものらしい。
(
吉川英治
)
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