名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
11月26日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
青春ほど死の翳(かげ)を負い、死と背中合せな時期はない。
(
坂口安吾
)
2.
青年時代の煩悶(はんもん)は要するに、夢のようなものだね、君。
青年時代の煩悶には、まだいくらも余裕がある。
(
田山花袋
)
3.
人生は、美しい人は若くして死ぬべきだし、そうでない人はできるだけ永生きすべきであろう。
ところが九十五パーセントまでの人間はその役割をまちがえる。
美人が八十何歳まで生きてしまったり、醜男が二十二歳で死んだりする。
まことに人生はままならないもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
4.
死は一切の罪悪を消滅させますから、
どうかこの際、故人を許してもらいたいと思います。
(
川端康成
)
5.
忘れるにまかせるということが、結局最も美しく思い出すということなんだ。
(
川端康成
)
6.
親しくなればなるほど礼節をわきまえるのが理想の人間関係である。
(
三島由紀夫
)
7.
善悪の区別は集団生活の約束から生まれたもので、「人間」そのものをつきつめて考えれば、そういう区別は存在しない。
(
山本周五郎
)
8.
夫婦は親しきを以(もっ)て原則とし、親しからずを以て常態とす。
(
夏目漱石
)
9.
仕事を持っている女は(男もそうだが)、その仕事をしている時が一番美しい。
(
織田作之助
)
10.
ものになるかならないかは、実に一寸(ちょっと)したところで決まるのだ。
昨日までものにならなかった人が、今日はちゃんとものになっていた、そういう事実を自分は何度か見た。
(
武者小路実篤
)
11.
月の光も雨の音も、恋してこそ初めて新しい色と響(ひびき)を生ずる。
(
永井荷風
)
12.
美しい身なりをして、美しい顔で町を歩くことは、一種の都市美化運動だ。
(
三島由紀夫
)
13.
青春の、暴力を伴わない礼儀正しさはいやらしい。
それは礼儀を伴わない暴力よりももっと悪い。
(
三島由紀夫
)
14.
尊敬すべき幸福な人は、
逆境にいても、
つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である。
(
武者小路実篤
)
15.
青春の特権といえば、
一言を以(もっ)てすれば、
無知の特権であろう。
(
三島由紀夫
)
16.
健康はもとより大切だが、健康に見えるということはもっと大切だ。
(
三島由紀夫
)
17.
女にはまた、一定数の怖ろしいものがなければならず、蛇とか毛虫と船酔とか怪談とか、そういうものは心底から怖がらねばならぬ。
(
三島由紀夫
)
18.
どの青年もおしなべて情熱との戦いを繰り返しながら成長して行くのに、君は不幸だ。
早くから美しいものを見すぎ、美味しいものを食べすぎているということは、こんな不幸はない。
喜びを喜びとして感じる感受性が薄れていくということは、青年として気の毒なことだ。
(
吉川英治
)
19.
物は常に変化して行く。
世の中の事は常に変化する。
(
夏目漱石
)
20.
どうせ生きているからには、
苦しいのはあたり前だと思え。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ