名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月19日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
復興には時間がかかる。
ところが、復興という奴が、又日本人の十八番なのである。
どうも日本人は、改革の情熱よりも、復興の情熱に適しているところがある。
(
三島由紀夫
)
2.
日本人は絶望を知らない。
絶望する前に、諦めてしまう。
(
山本周五郎
)
3.
吾人(ごじん)は自由を欲して自由を得た。
自由を得た結果、不自由を感じて困っている。
(
夏目漱石
)
4.
人間の挙動も
詩になると舞踊になる。
(
武者小路実篤
)
5.
男は女を、女は男を要求する。
そしてそれを見出したとき、お互いに不満足を感じる。
(
夏目漱石
)
6.
人間、本当に生きようと思って、実際にその生きることに情熱を感じて仕事をしていれば、金というものは付随的についてくるものです。
(
山本周五郎
)
7.
結婚は性欲を調節することには有効である。
が、恋愛を調節することには有効ではない。
(
芥川龍之介
)
8.
本当の若者というものは、かれら自身こそ春なのだから、季節の春などには目もくれないでいるべきなのだ。
(
三島由紀夫
)
9.
議論を吹っかける場合には、わざと隙間を拵(こさ)えておくほうが良いんです。
そうしないと敵が乗って来ないんです。
(
谷崎潤一郎
)
10.
どんな人間でも、大概一生に一度はその人間に相応した花々しい時期というものがある。
(
谷崎潤一郎
)
11.
どんな人もその気になれば友だちは見つけられる。
現実生活に友だちがいない人にも、唯一友人を準備してくれるものがあるとすれば、それは書籍だ。
(
幸田露伴
)
12.
恋愛の兆候の一つは彼女は過去に何人の男を愛したか、あるいはどういう男を愛したかを考え、その架空の何人かに漠然とした嫉妬を感ずることである。
(
芥川龍之介
)
13.
この世の中では、他人から見て、可笑しくないほど深刻なことは、あんまりないと考えてよろしい。
人の自殺だって、大笑いのタネになる。
荷風先生の三千万円かかえての野垂れ死にだって、十分、他人にはユーモラスである。
(
三島由紀夫
)
14.
真面目とは実行するということだ。
(
夏目漱石
)
15.
僕は時間の長短が人の真の交わりに関係するとは信じない。
(
国木田独歩
)
16.
(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。
(
夏目漱石
)
17.
自分を理解しない人間を寄せつけないのは、芸術家として正しい態度である。
芸術家は政治家じゃないのだから。
(
三島由紀夫
)
18.
生まれけり、
死ぬまでは、生くるなり
(
武者小路実篤
)
19.
死人にものを言いかけるなんて、なんという悲しい人間の習わしなんでしょう。
(
川端康成
)
20.
金のあるものは
金がある為に不正なことをし、
金のないものは
金がない為に不正なことをする。
(
武者小路実篤
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ