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今日の
日本の文豪の名言
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3月23日
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1.
趣味ということは馬鹿に出来ない。
人間の上等下等は趣味で大概きまる。
(
武者小路実篤
)
2.
大地を一歩一歩踏みつけて、手を振って、いい気分で、進まねばならぬ。
急がずに、休まずに。
(
志賀直哉
)
3.
感化は書物よりも生きた人より受けたものの方がぐっと大きい。
(
田山花袋
)
4.
人間とは一日中に何百遍も菩薩となり悪魔となり、たえまなく変化している。
(
吉川英治
)
5.
「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外(ほか)の、何のいい意味でもありはしない。
(
萩原朔太郎
)
6.
小説家にとっては今日書く一行が、テメエの全身的表現だ。
明日の朝、自分は死ぬかもしれない。
その覚悟なくして、どうして今日書く一行に力がこもるかね。
その一行に、自分の中の集合的無意識に連綿と続いてきた“文化”が、体を通して現れ、定着する。
その一行に自分が“成就”する。
それが“創造”というものの、本当の意味だよ。
未来のための創造なんて、絶対に嘘だ。
(
三島由紀夫
)
7.
人があやまったり詫(わ)びたりするのを、真面目に受けて勘弁するのは正直過ぎる馬鹿と云(い)うんだろう。
あやまるのも仮りにあやまるので、勘弁するのも仮りに勘弁するのだと思ってれば差し支(つか)えない。
(
夏目漱石
)
8.
目的を定めて事を起こすとき大切なことは、
目的が達せられるかという結果ではなく、
目的を達成するために努力する過程である。
(
山本周五郎
)
9.
散文は
足で地面の上を歩くようなものだ。
はう時も、歩く時も、馳(か)ける時もある。
しかしまだ地面からはなれることが出来ない。
(
武者小路実篤
)
10.
人間はめいめい孤独で、しかも善で、しかし集団となると狂気のように互いにいがみあう。
これはどうしようもないことだ。
それぞれの運命に耐えてゆくよりしかたない。
(
山本周五郎
)
11.
吾人(ごじん)の生涯中尤(もっと)も謹慎すべきは全盛の時代に存す。
(
夏目漱石
)
12.
程よい怠けは生活に風味を添える。
(
梶井基次郎
)
13.
法律は生活の一部であって、しかもそれが存在の理由としては、(生活)全体を生かすもので無ければなりません。
(
与謝野晶子
)
14.
人間は自分がいるところが曇ると、
一部分ではなく、全体が曇ったと信じてしまう。
(
幸田露伴
)
15.
世に住むこと二十年にして、住むに甲斐(かい)ある世と知った。
二十五年にして明暗は表裏(ひょうり)の如(ごと)く、日のあたる所には屹度(きっと)影がさすと悟った。
(
夏目漱石
)
16.
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦(ばかばか)しい。
重大に扱わなければ危険である。
(
芥川龍之介
)
17.
女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
(
夏目漱石
)
18.
人間はとしをとるにつれて、一種のあきらめ、自然の理法にしたがって滅んでゆくものをたのしむといった風な心境がひらけてきて、しずかな、平均のとれた生活を欲するようになるのですね。
(
谷崎潤一郎
)
19.
住みにくさが高じると、
安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画(え)ができる。
(
夏目漱石
)
20.
人間の真実の生活とは、常にただこの個の対立の生活の中に存しておる。
(中略)しかして、この個の生活により、その魂の声を吐くものを文学という。
(
坂口安吾
)
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