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今日の
文章の書き方の名言
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11月3日
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1.
言葉というものは形があるものであると同時に、形のないものでもある。
初めに形のないものがあって、その形のないものに形を与えていくのも言葉である。
(
長田弘
)
2.
文章は格闘技だと思う。
書いているときは体もくたくたに疲れるけれど、全身で勝負しなければ、小手先では勝てないんです。
(
椎名誠
)
3.
言葉というのはその言葉で伝えたいことを伝えるのではない。
むしろ、その言葉によっては伝えられなかったものがある、言い表せなかったものがある、どうしてものこってしまったものがある、そういうものを同時にその言葉によって伝えようとするのです。
(
長田弘
)
4.
説明力の三原則──
1.相手にわかる表現を使う。
2.論理的に伝える(書いたり、話したりする)。
3.相手の理解のレベルに合わせる。
(
中島孝志
)
5.
(小説に於(お)いては)無闇(むやみ)に字面(じづら)を飾り、ことさらに漢字を避けたり、不要の風景の描写をしたり、みだりに花の名を記したりする事は厳に慎しみ、ただ実直に、印象の正確を期する事一つに努力してみて下さい。
(
太宰治
)
6.
〈表現〉はフィクションを構える。
フィクションとは、受動が力である世界の構築である。
フィクションは、だから、能動の力を拒みうるのであり、現実世界からの距(へだ)たりをもちうるのではないだろうか。
( 太田省吾 )
7.
賦(ふ)は、対象に対して詩的表現をもってこれを描写し、はたらきかけるもので、そのことがまた、そのまま言霊(ことだま)的なはたらきをよび起すという古代の言語観にもとづくものである。
その表現の方法を賦といい、そのような表現方法による文辞(ぶんじ=文章の言葉)を賦という。
(
白川静
)
8.
言葉で全部言い切って、強気に言ってしまうと、それが非常に強気な表現になるというふうに考えがちですが、強い言葉を語るときは、大体もろいんです。
もろい言葉を語るのは、大体強いんです。
(
長田弘
)
9.
我は人なり、人間の事とし聞けば、善きも悪しきも他所事(よそごと)とは思われず、そぞろに我が心を躍らしむ。
(
太宰治
)
10.
(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。
(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。
アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強いであろう。
(
田辺聖子
)
11.
真実を、真情を、伝えようとして力瘤を入れればそれだけ、表現はウソへとより近くなる。
言葉にはそういうところがあるようだ。
(
井上ひさし
)
12.
文学の役割は景気をつけること。
元気をつけること。
(
丸谷才一
)
13.
詩の言葉は、本質的な意味で、言葉を翻訳する言葉です。
言葉を異なる状況に、異なる文脈に、異なる意味に翻訳して、言葉に異なった光をあてて、言葉を光らせる言葉です。
(
長田弘
)
14.
長い話を切り詰めて、短い言葉で適切に語れるのは賢い人である。
(
エウリピデス
)
15.
何を説明したいのかよりも、
何を伝えたいのかを考えなさい。
(
永六輔
)
16.
置かれるべき場所に置かれた言葉の威力は絶大だ。
(
ニコラ・ボアロー=デプレオー
)
17.
惚れたが悪いか。
古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。
(
太宰治
)
18.
そんなに「傑作」が書きたいのかね。
傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。
馬鹿野郎。
(
太宰治
)
19.
「書かれた詩句」以上に「消された詩句」の方が(もし、消されずに残っていたら)人の心をうったかも知れない、と思うことがある。
(
寺山修司
)
20.
大まかに言えば、短い言葉が最も良い。
おまけに古い言葉なら一層良い。
(
ウィンストン・チャーチル
)
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