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今日の
文章の書き方の名言
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10月23日
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1.
企画書はまず相手の気を引かなきゃいけない。
ぱっと見て、つまらないと思われたら終わりですから。
(
小山薫堂
)
2.
「何とかなので、こうだ」という「理屈を連れてくる」接続助詞というのは、下手に使うと苦労するだけです。
敬遠したほうがいい。
あんまり理屈をこねると、にっちもさっちもいかなくなりますので、使ってもいいのですが、使うときは要注意です。
(
井上ひさし
)
3.
字引は必ず、相談に乗ってくれます。
字引は「いま、ちょっと忙しくて」ということはありません、いつも同じ調子で忠実にきちっと教えてくれますので、字引を相談相手にいい文章を書いていただきたいと思います。
(
井上ひさし
)
4.
本物はそれ自体で詩となる。
( アンジャ・イジェスカ )
5.
作家は毒蛇になって、
人に咬みつかなければいけない。
咬みつかれた方は悲鳴を上げるだろう。
併(しか)しその悲鳴こそが、
小説の面白さなのである。
(
車谷長吉
)
6.
叡智(えいち)は悪徳である。
けれども作家は、これを失ってはならぬ。
(
太宰治
)
7.
魂を大切にするとは、日常生活に詩を持ち込むようなものだ。
( トマス・ムーア )
8.
言葉でいえない、かたちはとりにくいけれども、はっきりそこにあると感じられる問題というものを、一つずつ自分の心のなかに発見してゆくということが、ひとが成長すること、歳をとるということだろう。
(
長田弘
)
9.
文章を書くということ、特に自分のことを自分で書く、というのは、ナマ身の自分がいっぺん死ぬことである。
(
田辺聖子
)
10.
言葉はもの。
思考の上に露のように落ちる。
一滴のインクが
何千もの、いや何百万もの人を考えさせる何かを作る。
(
バイロン
)
11.
懐中電灯が光をつつむ闇をさそいだすように、言葉は言葉をつつんでいる沈黙をさそいだすことができるのでなければならない。
(
長田弘
)
12.
私はいつも自分の怠慢を最大限に利用しています。
怠慢さは大切です。
多くの場合、時間を無駄にして本が完成するのです。
夢想にふけったり、何も考えないことで。
これを虚(むな)しいと思ったり退屈だと思うことはありません。
(
フランソワーズ・サガン
)
13.
たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。
引金(ひきがね)を引け、言葉は武器だ!
(
寺山修司
)
14.
散文は
足で地面の上を歩くようなものだ。
はう時も、歩く時も、馳(か)ける時もある。
しかしまだ地面からはなれることが出来ない。
(
武者小路実篤
)
15.
鉛筆で、見知らぬ人物を、「書くことによって呼び出す」ことも一つの快感だが、その呼び出された人物を、「消すことによって、追い返す」こともまた、べつの快感である。
(
寺山修司
)
16.
あらゆる書物はあらかじめ書かれてしまっていた。
( ボルヘス )
17.
貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ。
(
長田弘
)
18.
文学の役割は景気をつけること。
元気をつけること。
(
丸谷才一
)
19.
詩人の目は細かく激しく動いて、
天から地を見、
また地から天を見る。
そして想像力が未知の物の姿を呼び起こすと、
詩人のペンはそれに形を与え、
空々漠々(くうくうばくばく)たるものに
はっきりとした住居と名を与える。
強い想像力とは、
そんなわざを持っているのだ。
(
シェイクスピア
)
20.
今はどっちを向いても、
ことごとく説明の時代ですが、
見て感じて聴き入って考えて、
うつくしいと言うのに、
いったい説明や弁明が必要でしょうか。
(
長田弘
)
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