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今日の
文章の書き方の名言
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10月21日
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1.
しゃれた詩を書く 月曜日
しゃかりき推敲の 火曜日
いきなり消します 水曜日
白紙を見つめて 木曜日
むっつり無口な 金曜日
なんにも書けない 土曜日
どうどうめぐりの 日曜日
出口なし
長田弘 詩人一匹
(
長田弘
)
2.
画家と詩人は、どんな思い切ったことでもやってよい権利をいつも持っている。
(
ホラティウス
)
3.
自己をめぐる無数の仮定的な実在(勿論自己の内面も含めて)を作品という決定的な実在に変容させる試みが芸術であるとすれば、それに先立ってまず、自我の分裂が必要とされる。
即ち書く自我と書かれる自我と。
作品の形成はこの書く自我と書かれる自我との闘争に他ならぬ。
しかも書く自我の確立に伴って、書かれる自我は整理され再構成されるのである。
(
三島由紀夫
)
4.
洗練された手腕は、巨大なものを圧縮してみせる。
重大なことを、さらりと表現する。
(
亀井勝一郎
)
5.
我々(=作家)の言葉は、どれも本当の意味では我々の独創ではなく、体質や性格、環境、教育、連想などによって生じる小さな変化をのぞければ、我々自身のものと言えるものはなにもない。
その小さな変化によって、我々の言葉は、他人の表現とは異なっているように見えるのであるし、独自の文体という特徴を与えられて、そのひと独自の言葉として通用するだけなのだ。
(
オリバー・ウェンデル・ホームズ
)
6.
人間が言葉をつくるのではありません。
言葉のなかに生まれて、言葉のなかに育ってゆくのが、人間です。
(
長田弘
)
7.
日本には、戦争の時には、ちっとも役に立たなくても、平和になると、のびのびと驥足(きそく)をのばし、美しい平和の歌を歌い上げる作家も、いるのだということを、お忘れにならないようにして下さい。
(
太宰治
)
8.
小説の中に、「私」と称する人物を登場させる時には、よほど慎重な心構えを必要とする。
フィクションを、どこの国の人でも、昔から、それを作者の醜聞として信じ込み、上品ぶって非難、憫笑(びんしょう)する悪癖がある。
(
太宰治
)
9.
小説を研究しても小説家になれないように、
成功を研究しても成功は手に入らない。
(
デイル・ドーテン
)
10.
人間は言葉と出会ったときから、思想的である。
(
寺山修司
)
11.
詩は経験である。
それはたとえば煙草(たばこ)をのんだり、しゃべったり、金銭登録器をがちゃがちゃ鳴らしたり、頭にこってりとチックをぬったりするのと変わるところはない。
(
寺山修司
)
12.
全部、作家は、不幸である。
誰もかれも、苦しみ苦しみ生きている。
(
太宰治
)
13.
ことばは、
人間だけが自分を映すために与えられた鏡であり、
しかも強者も弱者も均等に使用できる鏡である。
(
鈴木棠三
)
14.
自分には、いつも作品だけが問題です。
作家の人間的魅力などというものは、てんで信じて居(お)りません。
(
太宰治
)
15.
随筆は小説と違って、作者の言葉も「なま」であるから、よっぽど気を付けて書かない事には、あらぬ隣人をさえ傷つける。
(
太宰治
)
16.
私の散文作品はみな魂の伝記であって、その中では、事件やもつれやスリルは問題ではない。
私の作品は根本において独白だ。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
17.
文学の本質が悪を書くものである以上、書くことはそれ自体が悪であり、あらゆる文学者はある意味で犯罪者、言うなれば人非人(にんぴにん)である。
(
車谷長吉
)
18.
言葉むなしければ、人はむなしい。
(
長田弘
)
19.
(文章を上達させるには)日頃から自分の好みをよく知り、おのれの感受性をよく磨きながら、自分の好みに合う文章家、それも少しでもいい文章家と巡り合うことを願うしかない。
つまり文章上達法とはいかに本を読むかに極まるのである。
(
井上ひさし
)
20.
連載を毎週続けるのに
必要な才能というものがあるとしたら、
それは「不幸に恵まれる」才能だろう。
(
土屋賢二
)
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