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今日の
文章の書き方の名言
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7月19日
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1.
「蔵書」力が落ちている。
そのために記憶する力、伝える力もまた、ネットに頼るばかりで、きれいに落ちている。
そのことがいまの本当の問題ではないだろうか。
(
長田弘
)
2.
(私の作品のことを)
「こしらえ物」「こしらえ物」とさかんに言っているようだが、
それこそ二十年一日の如く、
カビの生えている文学論である。
こしらえ物のほうが、
日常生活の日記みたいな小説よりも、
どれくらい骨が折れるものか、
そうしてその割に所謂(いわゆる)批評家たちの気にいられぬ。
(
太宰治
)
3.
言葉はすべてを表現できない、ということをよくよくかんがえなければいけないんだとおもう。
どんなものでも言葉にしてしまえば「そんなもの」になってしまうだろう。
(
長田弘
)
4.
あの道(=文芸の道)は、好きでなければ、やって行けるものでないような気がする。
(
太宰治
)
5.
小説家はすべての人間の中で、一番神に似ている人間である。
小説家は、神の猿(=模倣者)である。
(
フランソワ・モーリアック
)
6.
現実に起こったことを文字を使ってノートに書いたとしても、それはフィクションになってしまうんだ。
全部じゃないけど文章にした時点でフリーズドライになっちまうのさ。
(
忌野清志郎
)
7.
興奮して書いた手紙は、
翌日必ず読み直して、
それからポストに入れましょう。
( 作者不詳 )
8.
文学とは「火」である。
ドストエフスキー、カフカなどはまさに「火」である。
「火」の中に飛び込んだこともない者が、「火にさわったら、あちちよ。」と言うているのである。
(
車谷長吉
)
9.
文芸なんて、柔弱男女のもて遊びもので、国家の存廃には何の関係も無いように見えながら、しかし、これが的確に国の力をあらわしているのですからね。
無用の用、とでも言うのでしょうか、馬鹿にならんものですよ。
(
太宰治
)
10.
否定にはいつも、対照的な肯定が付き物である。
(
アリストテレス
)
11.
すぐれた芸術は、ほとんど省略で成り立っています。
音楽も絵も物語も、省略しているところがあって、イメージがふくらむものなのです。
(
中谷彰宏
)
12.
「──ので」とか「──から」とか「──なので」「──だから」と書いたとたんに、文章が難しくなってしまうのです。
「理由」を、次に言わなければならないからです。
(
井上ひさし
)
13.
プロパガンダの言葉で、詩の言葉は書けないのです。
詩の言葉は、気のきいた「号令的讃美」の言葉とは、はっきりとちがう。
(
長田弘
)
14.
短文を心がけるだけで、
悪文の8割は退治できる。
短い文の上限は
句読点込みで70字程度。
人は文章を読みながら
息継ぎをしており、
ひと息で読める限界が約70字といわれている。
(
戸田智宏
)
15.
どこまでも明確な言葉をもとめて、
言い切れるところまで言い切って、
なお言い切れない何かが一滴のこる。
その透明な一滴が言葉を光らせるのだ。
(
長田弘
)
16.
日記というものは、あらかじめ人に見られる日のことを考慮に入れて書くべきものか、神と自分と二人きりの世界で書くべきものか、そこの心掛けも、むずかしいのである。
(
太宰治
)
17.
真実の文学は、
「人間はこんなに不完全だ」
から来る闘争を明らかにする。
我々人間は、
悪事のできない天使でもないし、
高価な大望を抱くことのできない動物でもない。
人間の闘争は続く。
(
林語堂
)
18.
わかりやすい表現を恥じる必要はない。
(
大宅壮一
)
19.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
(
太宰治
)
20.
大方(おおかた)取るべき所を取り、
捨つるべき所を捨つるは上手なり
(
二条良基
)
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