名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
7月20日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
フィクションは可能性を固持する義務がある。
真実にはその義務はない。
(
マーク・トウェイン
)
2.
文学の役割は景気をつけること。
元気をつけること。
(
丸谷才一
)
3.
(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。
(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。
アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強いであろう。
(
田辺聖子
)
4.
作家の一人間としての苦悩が、幽(かす)かにでも感ぜられないような作品は、私にとってなんの興味もございません。
(
太宰治
)
5.
経験したかどうかでなく、経験したことも、経験しなかったことさえも、自分の言葉にできれば、自分のなかにのこる。
逆に言えば、言葉にできない経験はのこらないのです。
(
長田弘
)
6.
いまは、言葉のあり方というのが、それぞれの日常に、切実に問われているように思われます。
(
長田弘
)
7.
酔って書き、シラフで編集せよ。
( 西洋の格言 )
8.
書くことのカギは、とにかく何でもいいから書き始めることです。
それが今までに書いた中で最悪の文章であってもかまいません。
いい文章はほとんどすべて、へたな下書きからはじまると言っても過言ではないくらいです。
(
アン・ラモット
)
9.
思うまま言葉を走らすことはできない。
いつだって言葉がひとを走らせるのだ。
(
長田弘
)
10.
世の中にモノを書くひとはたくさんいますね。
でも、そのたいていが手の先か、体のどこか一部分で書いている。
体だけはちゃんと大事にしまっておいて、頭だけちょっと突っ込んで書く。
それではいけない。
体ぜんたいでぶつかっていかなきゃねえ。
(
井上ひさし
)
11.
文学は、決まり文句をずらりと並べたオーケストラである。
(
ソーントン・ワイルダー
)
12.
虚言のデパートは誇張だ。
(
バルタザール・グラシアン
)
13.
企画書って予告篇だと思う。
書き込んじゃうと理屈っぽくなるし、延々説明しなきゃならなくなる。
それよりも、企画の内容をいかにも面白そうに思わせることが大切なんじゃないかな。
雰囲気が伝わるように、丁寧に、しかも簡潔に、が僕のポリシーです。
(
小山薫堂
)
14.
そんなに「傑作」が書きたいのかね。
傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。
馬鹿野郎。
(
太宰治
)
15.
物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。
「なんだあいつは。
ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。
せっかくこれまで、それだけは、と隠し通してきた苦心がすっかり水の泡になってしまうではありませんか。
(
井上ひさし
)
16.
凡句でも駄句でも粗句でも、とにかく冒頭が出来れば覚悟が決まる。
あとはただ失敗をめざしてただひた走るだけである。
(
井上ひさし
)
17.
束の間に人生は過ぎ去るが、ことばはとどまる、
ひとの心のいちばん奥の本棚に。
(
長田弘
)
18.
むかし、古事記の時代に在っては、作者はすべて、また、作中人物であった。
そこに、なんのこだわりもなかった。
日記は、そのまま小説であり、評論であり、詩であった。
(
太宰治
)
19.
(使われる)文章が短くなっていくところでの一番の問題というのは、ボキャブラリーの問題なんです。
(
長田弘
)
20.
会社員生活をしているから社会がみえたり、心境が広くなるわけではなく、却(かえ)って月給日と上役の顔以外にはなんにもみえません。
(
太宰治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ