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今日の
読書に関する名言
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12月6日
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1.
いい本にぶつかった。
そう思うと、その夜はいい夜になる。
(
長田弘
)
2.
読書には時期がある。
本とジャストミートするためには、
時を待たねばならないことがしばしばある。
しかしそれ以前の、
若い時の記憶に引っかかりめいたものをきざむだけの、
三振あるいはファウルを打つような読み方にも
ムダということはないものなのだ。
(
大江健三郎
)
3.
読書というのは、実を言うと、本を読むということではありません。
読書というのは、みずから言葉と付きあうということです。
みずから言葉と付きあって、わたしたちはわたしたち自身の記憶というものを確かにしてきました。
(
長田弘
)
4.
読むことは、本にのこされた
沈黙を聴くことである。
(
長田弘
)
5.
忙しくて(本を)読むひまのない時には、
書庫に入っていろいろな書物を取り出してただその背を撫でてみる。
それだけでも私には十分楽しいのである。
こうして書物に親しむことを私は好む、
それによって一見して善い本と悪い本とを区別する勘とでもいったものが養われる。
(
三木清
)
6.
読書を廃す、これ自殺なり。
(
国木田独歩
)
7.
無批判的な多読が人間の頭を空虚にするのは周知の事実である。
(
寺田寅彦
)
8.
本を読むときに自分で自分にいちばん最初にたずねることは、その本をいつ、どこで読むか、本を読む場所と時間です。
それが、その本をどんな椅子で読むか、ということです。
(
長田弘
)
9.
女は、広告のさかんな本ばかりを読むのです。
(
太宰治
)
10.
本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である。
(
太宰治
)
11.
ヒトは、本を読まねばサルである。
(
広告コピー
)
12.
本の文化は、
活字によってではなく
言葉によってつくられ育まれてきた。
言葉というのは
そもそも初めから、
人びとの日常のなかに深く根を張って育ちます。
本の文化は、
日常にないものをつくってきた文化ではないのです。
(
長田弘
)
13.
小説というものは、迷っている人間が書いて、迷っている人間に読んでもらうものなのです。
(
司馬遼太郎
)
14.
よい言葉の一句は、
悪い本の一冊にまさる。
(
ジュール・ルナール
)
15.
少なくとも二度繰り返して読まない書物は、
優れてもいなければ名著でもない。
(
アーノルド・ベネット
)
16.
見なさい。
(書物の)執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、
最も賢明な執筆者でさえ、
一つの論拠の周りに、
どんなに浮薄な論を、
じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを。
いずれも、我々を瞞着(まんちゃく)する
口先だけの屁理屈にすぎないのだ。
(
モンテーニュ
)
17.
本を読まない人はよく本を読む時間がないというが、本を読まないから時間がないといえる。
なぜなら、本を読まない人は他人の経験から学ばないからである。
( 本田直之 )
18.
数千頁の大作を読んでも数十頁の小作を読んでもあとに残ったのがたった一行、またはたった一句というのは、はなはだ心細い気がしないでもない。
しかし、もし一句が残るのならば、すでにそれは名品なのである。
(
開高健
)
19.
本は与えられても、
読書は与えられない。
読書は限りなく能動的で、創造的な作業だからだ。
自分で本を選び、ページを開き、
文字を追って頭の中に世界を構築し、
その世界に対する評価を自分で決めなければならない。
それは、群れることに慣れた頭には少々つらい。
(
恩田陸
)
20.
読書は、
密林で、猛獣に追い掛け回されながら、
見たこともない昆虫を捕獲するのによく似た行為です。
その一匹一匹との遭遇が、
読書です。
(
荒俣宏
)
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