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301.
いいかげんにしても渡られる
ごまかしても渡られる
しかし ちっとも面白くない
わるいことをしても渡られる
上手に立ちまわっても渡られる
しかし 何の生きがいもない
きっと 行きつまる時が来る
きっと さびしい時が来る
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
302.
人をみたら泥棒と思えという言葉がある。
自分中心の安全第一主義にはあてはまるかも知れないが、
それでは誰もなつかず、
誰とも親しめず、
この世が淋しいものになる。
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
303.
冬はさびしいというか
葉の落ちた雑木林を
よく見てごらん
小枝(さえだ)にめぐむ張りきった力を
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
304.
深いさびしさを味わうとき
人間相互の親しみが深くなる
同じ列車の乗り合いでさえも
なつかしい
誰(たれ)をみても
たましいが、どこかで
結ばれあっているように感ずる
他人らしくしていることが
ふしぎに見える……
(→続きはクリック)
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
305.
さびしいたましいは
ひとり威張っていられない……
(→続きはクリック)
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
306.
ほんのわずかな言葉にも
ほんのわずかな挙動にも
さびしい人、暗い心の人々に
明るい感じを与えたい
通(とお)ったあとから
美しい花のさくような人には
なれないものかと
高い貴いまぼろしをえがく
(
後藤静香
)
(
Gotou Seikou
)
307.
子どもは、
ほんとうはさびしいものではないだろうか。
それは、
あまり未知のものが多すぎることへの本能的な不安と、
そして、おとなとの深い断絶を、
子どもは直感的に知っているからではないだろうか。
(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
308.
さびしいとき、
ぼくはさびしさを捨てようとは思わない。
さびしさを、なめる。
さびしさを、なめつくす。
ぼくが自分に納得のいく文章を書けるのは、
このようなときです。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
309.
さびしさ、というのはね、
今日急にここへ顔を出すというものではないのよ。
ずうーっと前から用意されている、
きっと潜伏期の大そう長い、
癌みたいな病気なんだわ。
そして一旦それが顔を出したら、
もう手術ぐらいでは片附かないの。
(
三島由紀夫
)
(
Mishima Yukio
)
310.
男なんて、みな淋しい奴らですよ。
いくら威張ってみても、
おふくろだのワイフだのがいないと、
やはりろくな生活ができないんですよ。
(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
311.
人というのは淋しいものさ。
ぶるぶると淋しさにふるえながら生きてて、
時々一緒にふるえ合える相手を見つける。
(
北方謙三
)
(
Kitakata Kenzou
)
312.
人間、生きている限り、
多かれ少なかれ淋しいのだ。
孤独なのだ。
しかし、その淋しく思う時にこそ、
人はものを考えるチャンスを与えられるのではないだろうか。
……
(→続きはクリック)
(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
313.
人間、生きている限り、
多かれ少なかれ淋しいのだ。
孤独なのだ。
それを、自分だけが淋しいかのように、
自分の淋しさにのめりこんでしまう人がいる。
……
(→続きはクリック)
(
三浦綾子
)
(
Miura Ayako
)
314.
さびしいときにそのひとを思えば慰められる、
そんな友はほしくない。
怠けるときにそのひとを思えば鞭(むち)うたれる、
そんな友がほしい。
友のために、
私もそういうものでありたい。
(
むのたけじ
)
(
Muno Takeji
)
315.
二人デ居タレドマダ淋シ。
一人ニナツタラナホ淋シ。
シンジツ二人ハ遣瀬(やるせ)ナシ。
シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。
(
北原白秋
)
(
Kitahara Hakushuu
)
316.
意地の悪い人間は、
その意地悪さを発揮する相手がいないと
寂しいに違いない。
(
谷崎潤一郎
)
(
Tanizaki Junichirou
)
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